2009.09.23

体系的でないと、分からないものなんだ!

 先日、BookCafe『火星の庭』で行われた「『火星の庭 社会科シリーズ』第2回 ~わたしの経済とせかいの経済のこれから/お話:川端純四郎~」に…仕事(=講習等)が遅くなって、先生のお話が終わった時間から参加しましたcoldsweats01

#後ほど、そのお話を記録したDVDを借りに行って、それを見て勉強します!

 お話の後は食事を囲んで意見交換が続くのですが、その中での話です。

 新聞・テレビ・ラジオ・ネット・本などの様々な形で、私たちはこういった、せかいの経済や現在の日本のことについて、多くの情報に触れているのですが、「世界の中の日本とは?」といったことについて、全然ちんぷんかんぷんです。

 なんでだろうと思ったところ、「多くの情報は断片的で、その関連性が分からずに、今の日本について体系的に理解できていないから」ということに気がつきました。

 例えば『朝まで生テレビ』や『TVタックル』などの番組は、今の日本についての情報を与えてくれるので有意義ではありますが、それによって「今の日本について深く理解できた」という感じにはなれません。ただ、見ていて面白いかもしれませんし、視聴率があれば番組製作側はそれで十分なのかもしれません。

 情報が与えられても、その情報にどういった意味や背景があるのか・・・つまりその情報を十分に活用できるような形で捉えることができないのです。

 例えば、今回の川端先生のお話も、それを聞いて「良く分かりました!」という人もいたのですが、きっと、まだまだ事の本質を深く理解できた、という状態にはなっていないのかな?と思ったのです。
 なぜなら、例えば僕は、川端先生が行ってくれた「アフタヌーンレクチャー」シリーズのほとんどを頑張って受けて、日本の現代史をある程度体系的に学んだことを踏まえて今回の話を伺えるので、「あ、この話はレクチャーで聞いたあの話題の延長線上にあるんだ」という形で理解できます。
 つまり、あることを理解するには、その前に予備的な知識を体系的に学んでおく必要があって、それを踏まえると、新しい情報を有機的にその体系に組み入れる形で理解ができるのだ、と思われます。

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 現在のディベートは、体系的に学べる体制になっていません。

 試合を繰り返しても、学びは断片的で、都度、指導者やジャッジが、その知識&情報の繋がりについて解説を加えたとしても、ディベートの体系的な学びを構築することが難しいのです。

 もちろん、数をこなすことで、自分の中で自然に“体系”が構築される可能性を否定しませんが、逆に“誤った体系”を構築するリスクもあるのです。

 これについては現在、ディベートを「Stars(階段)」システムで学べるようにと、教材を作成しているところです。いずれ公開し、ご意見・ご批判を頂戴して、誰もが体系的に学べるような教材に成長させたいと思っております。

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 学校では『物理』という、みんなが学びにくくて嫌われる確率の高い教科を教えています。
 その中で、「これを教えた」という証拠を残すために編み出し、構築してきた「Stars(階段)」システムですが、実はこの学び方が、自分の想定していなかったメリットを生み出していることが、最近になって分かってきました。
 そして、つい最近気がついたのが、「Stars(階段)」システムは、ある内容を体系的に捉えて学ぶことに適したシステムである、ということなんです。

 「プリントを連続的に配布してやらせているだけじゃねーか」とか、ここ数年、僕から物理を習ったことのある皆さんなら言うのかもしれませんが、

  • 全部で~~~枚、ということは、まずは大枠(それ以外は高校の学習範囲外)を捉える事ができる。
  • 順番がある、ということは、学ぶべき内容が順番に並べられている、ということ。
  • その順番は、後で学ぶ内容を理解するための順番になっている。
    それは「易しい(=特に予備知識がいらない)→難しい(新しいエッセンスが少数加わっている)」の順番になっている。(後ろは、エッセンスがたくさんあるので難しい)
    カリキュラムが構築されている。
  • 体系的に学ぶ=新しく学ぶ内容(エッセンス)をきちんと理解するためには、以前に学んだ内容を簡単に復習できる、という点がものすごく効果的な要素となっている。

ということで、核となる部分から順番に、外縁の部分へ至る知識を構築してもらって、体系的に物理を理解することに繋げることができるのです!

 これをディベートで実現したいhappy01

 ・・・というような形で、今の日本を理解する方法があれば嬉しいなぁ。

 Blogじゃダメなんです。
 いくらリンクを貼っても、断片的なものが幾つか繋がったに過ぎないんです。

 もう一度どこかで、順番を考えながら、再構築する必要があるんですねぇ!

 ・・・頑張ってみようかなぁ!

~~~~~

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2009.09.06

陳情という民意の反映方法を高校生ディベーターはどう思う?

 今年、高校生ディベーターは、「日本は一院制にすべきである。是か非か」という、やや難しい論題に真摯に取り組みましたよね。

 一院制にすべき理由として、「ねじれ国会に端を発する問題の解消」を挙げていた高校生は多かったと思います。

 今回の選挙で、ねじれが解消されました。
 一院制というプランをしない形でのねじれ解消を、全国の高校生ディベーターはどう思ったのでしょうか?

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 もう一つ、今年のディベートでは、プラン後で「民意の反映」がなされるのか、むしろ民意が切り捨てられるのか、が争点となりました。

 そこで、下記のニュース郡をチェックして欲しいのです。

自民・下野ショック:担当記者座談会 政権交代、県政界への影響は /山口
>C 道路整備や新幹線駅設置など高度成長期以降、県内は自民政権のうまみ
>を十分に享受してきた歴史がある。

 昨日私は、政権交代について肯定的な記事を書きました。
 上記も、その方向性のもので、国民から税金として集められたお金の使い方について考え直すには、政権が変わったほうがいいだろうと、私は考えています。

#国民として必要な額の税金を納めることに異論はないのですが、取りすぎている
#なら返して欲しいです。
…本当は足りないのでしょうが、それならまずはお金の使い方を考えて欲しいですねぇangry

 ですが、下記のニュースは、ニュアンスが少し違います。

政権交代@宮城 「陳情どこに」財界手探り
政権交代@宮城 建設業界の不安

 共に宮城県発の記事ですが(^^ゞ、ここにあるのは「誰に言えば民意を聞き、それを実現してくれるのか?」という切実な問題です。

 高校生ディベーターの皆さんは、仮に一院制にした場合には、どのような形で民意が反映されるようになるのか、を、具体的に想定していましたか?

 想定していない状態で仮に一院制が実現してしまった場合には、国が混乱します!

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 『子ども手当ての支給』『高速道路の無料化』など、民主党のマニフェストの内容について「あくまで目標で、その政策が維持されるとは限らない」など、既に後退する発言があったとか。

 私達国民は、マニフェストにあるような国家レベルの提案についても、その良し悪しが判断できるようになりたいですね。

 只今『サンデーモーニング』を見ていました。
 解説陣が丁度、「新政権はいかに民意を反映させようとするのか?」という話題について、非常に懸念しているという趣旨の発言をしていました。
 自民党が構築してきた、陳情などのシステムは、利権が絡む一方で、少なくとも地元の民意を吸い上げて判断し、予算の執行にこぎつけて実現させてきた、というメリットが間違いなくあったのです。(前回の発言でも、その点のメリットを認める内容を書いています)
 一方で民主党は、そういった利権を廃すと言って政権交代を実現させたものの、「民主党の方々が実現させたい政策があって集まった人たちではなく、様々な理由で『反自民』という点で一致して集まっている人たちの党だから」と、サンデーモーニングでは解説されていました。

 特に大臣や各省庁の政策決定に関わるような、要職に就く政治家が官僚よりも政策に疎いとなると、国にとって良い政策は何か、が判断できず、民意を反映させるシステムが構築できませんので、国は混乱します!

 具体的なプロセスを想定しないでプランを提案する肯定側のようなものでしょうか(^^ゞ

#だからこそ『サンデーモーニング』では、今後の民主党の人事や、組閣人事が重要で、
#担当能力を重要視する人事である必要があるとの解説が…国民として要チェック!
(自民党と同様に、当選回数とか、派閥とかでの選考だと…好き嫌いで???)

… … …

 ですから肯定側は、「プランを実施すると具体的にどのようなことができるのか」を、しっかりと考えましょう
 「資料に書いてあるから、2倍深い議論ができる」って言い切る前に、「具体的にはどうなるかな?」と、あらかじめシミュレーションするところにディベートの意義があると思います!

 もう一つ、私を含めてなのですが、今回は「政権交代がなされたら私達はどうあるべきか」を勉強する機会に直面しているのだと思っています。

 特にお金の使われ方(税金の取られ方&予算の決め方&使われ方)については、ちゃんとニュースをチェック&判断するなど、個人的には注視し続けたいと思うのです。

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2009.09.05

政権交代のメリット・デメリット

 8/31(月)の読売新聞が発信した記事は、ネットでニュースを見る方の結構な割合の方が見たのではないかと思うのです。

#ヤフーにあった全く同じ文面のニュースは、期限切れで見られませんdespair

 下記の引用部分、恐らく、長い間行われてきたんでしょうねぇbearing

>例年なら、概算要求の提出前に、自民党農水族に説明して「お墨付き」をもらう
>のが慣例
だったという同省。それが今年は議員が皆、衆院選準備で地元に帰って
>しまい、事前の根回し抜きの予算要求になった。ある幹部は「これから自民党に
>説明していいのかどうかもわからない」と困り果てた表情。

 自民党以外の党に説明を必要とし、自民党以外の党の視点から国としてその予算が妥当であるか否かを判断された予算を作成するようになることが、政権交代の大きなメリットの一つであると思っています。

 ところが意外と、この記事を用いたmixiの日記を見ると「この記事は官僚バッシングだ」という形で、記事に批判的な声が結構強いと感じました。

 政権交代のデメリットは、予算成立までスムーズではなくなる、ということだと思うのです。観点が違う方々を説得する必要が生じ、“今までどおりの”予算の作成が難しくなるということは、手間のかかることですから。

 ですが、「昨年はこうでしたよねぇ。今年は~~を」という官僚の提案に、「おぅ、分かった」で済んでいたのは、国の予算が潤沢であることが条件であろうかと。

 国にお金が足りない、ということを認めたら、お金の使い方を見直す必要があるはずです。
 その「お金の使い方を見直す」という作業は、今まで「おぅ、分かった」と言っていた人には無理だと思われます。

#もちろん、観点が違う方々であっても「それは必要だ」と納得できるような予算は
#認められるべきだと思います。

 上記のようなことを鑑みるに、「長期政権は腐敗を生む」ことは、必然の流れ
 やはりこの国には、この段階で一度、政権交代があった方が良かったのではないかと思っています。

 それに対して「あれ?今までどおりのお金の使わせ方をさせてくれないなら…」と、選挙結果とこの国の予算とは別だ、と言わんばかりの、勘違いも甚だしい、よろしくない抵抗勢力官僚が登場しそうな気がします。

 政治家の対応も官僚の対応も両方を知ることができる、透明性の高いオープンな対応をお願いしたいです>新政権&報道

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2009.02.04

世界の流れと私達と日本(4)-日本で行われた“舵取り”

#タイトルは私が付けています。

日本で行われた“舵取り”

#はじめに
#今回の記事は、私の推測する割合がいつもより大きいことをご容赦くださいm(__)m

 世界経済の危機に直面した昨年末、川端先生の話を受けて、世界経済の流れを知りたくて、世界経済を扱ったテレビやラジオを見聞きしました。

 たまたま聞いていたTBSラジオ『BATTLE TALK RADIO アクセス』に森永卓朗氏が出演していて「『構造改革を進めよう!構造改革を進めたアメリカがあれだけ発展しているではないか』という人がいたが、(あのアメリカの発展は)単なるバブルだった、という評価もある」と言っていました。
 僕もそうだろうと、同意します。

 小泉政権下で構造改革を推進した竹中平蔵氏が、年末年始に何度かテレビ出演していましたよね。その中で「みんな私を悪く言うが、構造改革を為したその後で、セーフティーネットの整備をしようとしていた」と言うのですが…怪しいです。

 また別な番組で「郵政民営化の造反議員が自民党に復活した時、もしも私が議員だったら、離党します」とも言いました。
 これは本当でしょうね。

 つまり、竹中さんは生粋に学者出身であって、シカゴ学派の流れを汲む考えをお持ちなのではないかと推測されます。よって、その流れに即した政策の小泉政権に尽力し、造反議員の復党を認める自民党とは袂を分かちたい、のだと思います。すると、彼の言動や政策は一貫したポリシーと信条に基づいている、とも言えます。

 ということで、小泉政権下で、竹中平蔵氏のポリシーに基づく経済政策は、アメリカの経済政策とも合致し、長期政権を維持できた、というのが真相だと思われます。

#以上のような流れをまとめた記事が【 こちら 】にありますのでご覧下さい。

 そこで行われた日本経済の“梶取り”の中から、2点挙げます。

  • 税制改革(法人税の減額と累進課税の軽減)
  • 金融緩和→間接金融から直接金融への方向付け

 閉塞感のあった政治に、「規制緩和」「構造改革」という名のもとに、より合理的な政策を導入しようとしていた点において、当時の多くの人が小泉政権に期待したと思います。実際小泉氏は総理就任直後に、ハンセン病訴訟の控訴の断念を決めています。僕も「国民の後押しのあった小泉さんでなければできなかっただろう」と思いました。

 ただ残念なことに、「新自由主義」と呼ばれる経済政策は、2009年の私達がより大きな閉塞感の感じる経済状況をもたらしたと言わざるを得ません。
(恐らく小泉さん自身も、ここまでひどい格差が生じるとは思っていなかったのではないかと思います。それが、政界引退を決めるきっかけになったのではないかと推測します。真相はわかりませんが、何か確かな情報をご存じだという方はいますか?)

 【こちらの記事】とも併せて考えると、

  • やはり以前の記事に書いた通り、お金持ちが貧乏人のためにお金を使って「経済をけん引する」という形にはならず、解消し難い格差が生じる。
  • 貧乏人にもお金持ちにも、本来同等のチャンスがあるのだが、チャンスを生かせるのはお金持ちのみで、貧乏人にはテーブルに着くこともできず、当然チャンスを生かして成果を得ることはない=格差が解消される可能性はあっても現実には解消されない。

 …格差が生じる結論に至るのが、すごく当たり前に思えるのですが。。。

 では規制緩和によって何がもたらされたのかを考えると、新規参入など、確かに国内での国民に対するメリットも間違いなくあるのですが、その裏では、日本の経済を守るための仕組み・枠組みを外すことで、アメリカの利益が得やすい環境が整えられた、と考えるのが妥当かと思われます。

#まとめとなる【こちらの記事】を見ますと
#郵政民営化に関しての結論は「ハゲタカ・ファンドに渡す」とあります。。。

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 これを踏まえたら、日本は、「梶取りを考え直すべき」と思うのですが…

 …どうも日本の方々は、そうは思っていないようで。

 しかも河北新報のニュースを見ると、中国の胡錦濤国家主席とオバマ大統領との電話会談においてオバマ氏は「両国にとって米中関係より重要な2国間関係はない」と述べていますよね。

 日本は重要かもしれませんが、最も重要、というわけではなさそうです。
#アメリカ民主党の政策は、日本との関係をそう重要視しない、と聞いたことがあります。

 にもかかわらず、麻生総理とかは対米関係重視を打ち出していますし・・・。
 もしかすると日本企業も「あわよくば以前のようにアメリカさんに製品を買ってもらって、十分な利益を得たいのですが…」とか考えていそうですよね?

 必ずしもアメリカとの関係を断ち切る必要はないと思いますが、「対米追従」と言われるような政策では手詰まりになるだろう、と思うのですが…。

 なぜなら「対米追従」がうまくいくのは、「アメリカがとても強い」ことが前提なのですが、現在のアメリカは行き詰まって破たんしているのですから、無理なものは無理でしょう。

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 冒頭で御断りした通り、今回の記事は、私個人の推測色が強いものとなってしまいましたm(__)m

 ここで確認すべきは「なぜアメリカが強かったのか?」という点です。

 次回は、川端先生から学んだことに話を戻し、更に時代も、太平洋戦争がアメリカに何をもたらしたのか、というところから、現在の世界の流れを紐解きたいと思います。

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2009.02.02

戦争、そして戦後の流れを知らない私達…

 先週の金曜日(2009.1.30)、『book cafe 火星の庭』で行われた「火星の庭社会科シリーズ 第一回『私のサイフと世界経済のカンケイ』」に参加して、再び川端先生から学びを得ました。

 只今【社会と平和】カテゴリーで連載している『世界の流れと私達と日本』があまり進まない中で、次の学びの場があって…もっと有益な情報を発信する量を増やさねば、と気持ちだけ焦ります(^^ゞ

 ただ、川端先生のお話が終わった後で設けられた会食の場で、「そういった経済について情報を得て学びたいのだけれども、何を信じていいのか?テレビや報道等であっても、必ずしも信じていいとは限らない」ということになりました。

 「クリティカルシンキング(Critical thinking)」が大事ですよね。
 「批判的」という“漢字の示す意味”が、「クリティカルシンキング」の示す内容と隔たりがあると思いますので、僕は「検証的」と言いたいのですが…。

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 さて、その場で一番僕が驚いたのが、僕より若いと思われる方々が、戦時中の日本がいかなる状態であったかを知らない、ということなのです。

 川端先生が小学6年生の頃に終戦を迎えます。
 その直前の小学校では、校庭で、わらでできた大きめの人形に竹やりを刺して、本土決戦に備える訓練を積まされたこと、教育勅語等を何度も繰り返し唱えさせられて、戦後60年経っても覚えていることが伝えられました。

 「えー、初めて知りました!」と言葉にした方がいました。
 そうか…戦後生まれの両親を持つ若い人にすると、戦前の日本がどうであったかに触れる機会が中々ない、のですよね。

 また、「天皇を尊敬させたいのなら、もっと別な方法が本筋ではないか」という発言がありました。その意見は理解できます。ですが、現在であればそうするのが当然だろう、ということが、戦前の日本では為されてなかった、ということが注目すべき深刻な問題で、現代の価値観では量れないとも思えます。

 僕が小学校のころですと、まだ「戦時中は~~」という話題に触れる機会が多かったように思います。母や祖父から聞いた戦時中の話、教会の年上の方から聞いたお話などが、僕の中には残っています。
 また、妻の母が終戦直後に惨劇を負ってしまったことも、こちらに書きました。

 一方で、そのような予備知識がない方が、戦時中の話をあまりちゃんと伝えていないような書籍等に賛同して「日本も大して悪くない」という考えになっちゃうと、怖いなぁと思いました。

 そんな人たちに対しても川端先生は優しく語りかけていて、あたかも「平成の世に戦時中の詳細を知らない若者が多くても不思議ではない」というスタンスでメッセージを伝えているのにも、頭が下がる思いでした。

 マスコミと教育、って大事です。
 国家の都合だけが知らず知らずに押し付けられるようではまずいです。
 また、私達の側にも、それらの内容を検証的にとらえる「クリティカルシンキング」のスタンスが大事だと思います。

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2009.01.01

世界の流れと私達と日本(3)-アメリカの“チェンジ”とは

 年末年始と、国内外の経済問題を扱った番組が多くありました。
 それらを、ちゃんとした予備知識をもって眺めると、「あの人は当を得ている!」「なるほど、専門家はそう分析しているのか!」とためになります。

 ただ、「え、分かってる?」と、視野の狭さが疑われる発言も多くて、予備知識がない状態であれば、一つの番組中の様々な発言から大切なものを見出すことは難しいと思います。

 本当に私達は、賢い国民になるべきだと思います。

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#タイトルは私が付けています。

アメリカの“チェンジ”とは…!?

 アメリカが変わろうとしている方向性は

:格差是正
:内需拡大

だと解釈しています。

#専門家ではありませんので、訂正情報等ございましたら、教えて下さいm(__)m

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 ところで、下記のように考える人、いませんか?

:「折角稼いだ金を、税金として国に持って行かれるのには腹が立つ!
:「できれば、働く量が少しでも(多少楽をしても)、豊かな暮らしをしたい(^^)v(贅沢?)

 ・・・誰もが考えてしまう上記の事を、(国家に対して影響力のある人々が)強く実現してしまうと…お分かり頂けると思うのですが、の結果、儲ける人と儲けられない人とで格差が生じ、その解決のためにが求められています。また、の結果としてアメリカの国力は低下してしまったので、その解決のためにが求められています。

 小泉政権の時、どなたかが「金持ちがもっと金持ちになって社会全体を牽引していくことで下層階級の所得も引き上げることが出来る」といったことを言っていたのを覚えていますか?

 アメリカ発『新自由主義』の考え方です。

 実際には、お金持ちが、下層階級の所得を引き上げる方向で社会を牽引するようなお金の使い方を…するはずがないですよね、普通に考えて(T_T)

 格差を是正するには、お金持ちの人からお金を頂戴し(←その役割を持つのが「国家権力」)、「国民と国の維持のために」使わせて頂く、ということが必要になります。
 福祉政策やセーフティーネットと言われる政策です。

 それが滞ったのは、ベルリンの壁&東欧諸国が崩壊して、社会主義諸国が弱まり、自由主義国の存在を揺るがす脅威が低下したのと、…のような人がたくさん出たからです!

 自由主義への脅威が強い時には、特に経済的弱者は国に対して、強い態度に出ます。
 例えば川端先生がドイツで実際に見たデモでは「福祉政策をちゃんとしないと東ヨーロッパに移住しちゃうぞ」というアピールがなされているそうです。陸続きだと、国民にはそういう選択肢ができるのですね(^_^;)

 それにより、自由主義国家は、福祉政策や弱者救済を含有する国策を取ります。
 『修正資本主義』と言います。

 税制で、修正資本主義の特徴を端的に示すのが、累進課税です。
 国家を維持するには経済的弱者の生活保障をすることが必要であるという立場から、国がお金持ちから「お金を稼いだ分は認めて残しますが、国のために必要なので、税を徴収させて頂きます」ということを、国策として行うのです。
 それを、収入の多い大企業に対して行うのが法人税、です。
 つまり、国家権力を用いて、国の主導で“富の再分配”を行うのです。
#最初の方で書いたように、お金持ちが貧しい人の収入を支えるためにために
お金を使う事は稀で、大抵は、稼いだお金を自分のために使うからです(T_T)

 繰り返しますが、社会主義諸国の脅威が弱まると、福祉政策をちゃんとしなくても国が維持できて、かつのように考える人の発言力の強さから、“富の再分配”をしないで済む、という形になります。

 格差の拡大です。

 アメリカ発の『新自由主義』が、日本で行われた末の現状が、2008年に、多くの庶民が分かる形で、はっきりしたのです。
 この流れを、「規制緩和」というスローガンを元に、政治的に確立させたのは、小泉首相と、竹中平蔵大臣だと思うのですが…(ーー;)

#この日本の流れを示した【Blogの記事】がありましたので、御覧下さい。

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 さて、話をアメリカに戻すと、この『新自由主義』の流れを変えて欲しい、という選挙結果が出ました。

 それは、オバマ氏が、(アメリカの)民主党の代表だ、ということなのです。

 【こちらの記事】にもありますが「オバマ氏の属する民主党は、中産階級や貧困層、社会的弱者をその支持基盤としており、政府の強い介入により富の再配分を志向する伝統的なリベラル主義」なのです。

 日本とは違って、アメリカは選挙で、国の方向性を変えることができるのです!
 その、アメリカ国民が求めた方向性とは「格差是正」です。

 次に、サブプライムローンの破綻の現況が、銀行の弱体化、その原因が、国内産業の衰退、にあるのですから、もう一度国内産業の立て直しが図られることが求められます。
 「内需拡大」です。
 オバマ氏ははっきりしていて、新エネルギーなどの環境対策を行う産業で内需をつくることに相当意欲的です。

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 もう一つ、世界の将来を占うだろう論点があります。

 戦争の扱いです。

 皆さん、アメリカが、世界恐慌のときに、国内政策でそれを乗り切った、ということを、歴史の授業等で学びましたよね?

 「ニューディール政策」です。

 ところが本当は、「ニューディール政策」よりもすごい経済効果をもたらしたものがありました。

 第二次世界大戦です。

 【こちらの記事】にも「ニューディール政策」が一定の効果を挙げていることを示していますが、最後にさらりと「ニューディール政策によって1930年代半ばには多少恐慌から抜け出せたアメリカですが、本格的な景気回復は第二次大戦後となっています。」と書かれています。 

 日本も、朝鮮戦争によって、太平洋戦争後の経済危機を脱するきっかけを得ました

 戦争に経済効果があることは知っておいてもいいと思うんです。
 ただ、当然、負けた国の犠牲のもとに、勝った国に富がもたらされるのですよねsad

日本は“戦争のできる国づくり”に向かっていることを、以前書きました
#僕も若い世代だと思いますが、僕より更に若い世代は、この流れを理解できなさ
#そうで…。

 アメリカが、軍事大国かつ経済大国であることで、自国の利益を保持し、国民の贅沢を許容してきたのがここ30年の姿です。

 でも、それではもう、ダメなんです。
 さすがのアメリカも、働いて、国内産業を回復させないと、破たんするんです。(いや、したんです

 ということで、アメリカは、変わる方向で舵を切っています
 それは、アメリカのゼロ金利政策にも見て取れます(後日記事にします)

… … …

 それを踏まえて考えて、日本はどうするんでしょうね?

 2009年の元旦、『朝まで生テレビ』を見ていましたが…そう建設的な方向に向かいそうな気配がないのですが・・・angry
 緊急性のある政策が、政争によって埋もれてしまっていては…

 ・・・国民のために働くのが政治家ではありませんか?

#有権者は選挙の際に、よく考えた方が・・・。
#繰り返しますが私達は、賢い国民になるべきです。

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2008.12.14

世界の流れと私達と日本(2)-アメリカ人は“買えなくなる”

 最近のニュースは、深刻で、更に「これからの日本はどうなるんだろう?」と思うものが多い、という印象を持つのですが、川端純四郎先生のお話「世界経済と日本の進む道」を伺った後ですと、「あぁ、そうなるのも納得だよね」という印象でニュースを見ています。

 更に、TBS系「サンデーモーニング」やTBSラジオ「BATTLE TALK RADIO アクセス」などの番組に出演されている解説の方々の話を伺ったり、ネットに書かれている経済解説などを見ても、川端先生のお話が正しいことが伺えるのです。

 普通に暮らしていると直面するこの経済的な大問題の根本に、この世界の流れがあること、分かりませんよね。
 知らないって怖いよなぁ、と思うのです。

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#タイトルは私が付けています。

アメリカ人は“買えなくなる”

 前回、アメリカの国内企業が衰退している、という話を書きましたが、うちの妻が素朴な疑問を出してきました。

 「アメリカ人は、その30年間、ちゃんと働いていたの?

 ・・・確かに(^^ゞ

 その疑問を解決すべく、川端先生に質問したところ、なんと…

「アメリカ人(の家庭)は、収入の三倍、支出に使っているんです。ちゃんと働いているんですけどねぇ」

 なんでそんなことができるの?と、更なる素朴な疑問が即座に浮かんだので聞いてみると、

アメリカの銀行が貸すんです。アメリカの銀行がお金をたくさん持っていたから出来たんですね。」

 をを!

「例えば、アメリカの家庭では、一家に3台も車を持っていますつまり、贅沢しているんです。これからは、一家に一台でないとやっていけないでしょう。」
「日本だったら、とっくにカード破産ですね。でも、なまじアメリカの銀行が強かったせいで、破産させなかったんですね。」

… … …

 ちょっとネットを調べてみると、[報道ステーション]では、2008年10月24日に特集を放送しています。その[リンク先]には、「アメリカでは借金が当たり前なんだ」「私たちの世代は、すぐに得られる満足感を求める気質なの。」と、上記を裏付けるアメリカ人の声が。恐らく、これは一例ではないでしょう。
 また[こちらのBlog]によるとアメリカでのカード破産の兆しについては、NHKが5年前に番組にしている、とのことでした。

 アメリカの銀行がお金を貸すのは、利子で儲けようとしていたからではないでしょうか?(個人的な予想ですm(_ _)m)

 ここにきて、アメリカの銀行がお金を貸せなくなると、一気に表面化してきます。

 さて、アメリカの家庭が一家に3台も車が持てない、ということは、ざっくり言えば、アメリカでの車の売り上げは3分の1になる、ということです。まぁ、アメリカ人が車を買えないので、アメリカ国内の自動車メーカーも、アメリカに車を買ってもらっている自動車メーカーも、今後は苦しくなる、ということです。

 それだもの、ビック3の救済策も、そう簡単には通りませんthink

#ベガサポの仲間も一人、自動車メーカーの方がいて、大変そうで…

 道としては、アメリカが買ってくれないことを前提とする戦略を立てるか、そんな状況でも買ってもらえる車を売るか、ということになります。
 実は、オバマ大統領が狙っているのが、後者です(環境に優しい車の開発)。

 車以外でも、アメリカ人が買ってくれることを前提に利益を見積もっていた日本等の輸出関連の企業が窮地に立たされることは目に見えています。

… … …

 ポイントを整理すると、

  • 結局、アメリカの贅沢で、世界の人々は食べていた…pout
  • アメリカの銀行は、昔、お金がたくさんあって強かった。今、お金がなくて弱い…
  • そんなアメリカは、変わることを選択している。

 オバマ氏からの「Change!」という呼びかけに「Yes,We can!」と応えているけど、贅沢をやめるって、そう簡単じゃねーぞ!

 それから、アメリカには“買ってもらえない”ことを前提に、日本経済はどう生き残るのか、って、結構大変だぞ!
 アメリカからの貿易利益が減るんだから、日本の国の収入(税収)だって、減るぞ!
 どうするつもりさ?>麻生政権

 アメリカは、大統領が変わることで、国を大きく変えることができますが、日本は、選挙では国が変わらないんですよねぇ(これを今日の「サンデーモーニング」で言っていました)。議院内閣制ですし、自民党と民主党に、今のところはっきりとした差はありませんから…。

… … …

 ただ、これは世界の大きな流れの末に生まれたことで、逆らいようがないのですが、

  • なぜ、アメリカの銀行は強かったのか?
  • アメリカは今後、どう変わろうとしているのか?

くらいは知っていた方がいいと思うんです。

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 やっぱり、世界の流れを知らないと、身の回りのニュースも「なぜ起きる?」ってなりますよね。やっぱり損ですよね。時間がある時に、引き続き連載記事を作成します。

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2008.11.25

世界の流れと私達と日本(1)-サブプライム破綻は必然!

 去る23日(日)、9条を守る加茂の会の4周年記念のつどいで、川端純四郎先生のお話「世界経済と日本の進む道」を伺いました。

 先生のお話で、ニュースを賑わす世界の大きな諸問題が、関連して起こっているその流れを理解することができました。

 知らない、ということはいかに怖いことか、学びはいかに大切か、報道のニュースだけでは大局的な視点を持てないものか、ということを実感しました。

 ここで、メモを頼りに、先生のお話の要約を作成してみます。

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#タイトルは私が付けています。

サブプライムローンによる破綻は、必然の結果!

 経済の世界的な悪化を招いた『サブプライムローン問題』ですが、「何故アメリカは、このような大きな問題になることをしたのか?問題は回避できなかったのか?」と、素朴な疑問が湧きますよね。

 そこに至る大きな流れがあった、ということです。

 根本的な問題は、アメリカの産業の衰退、なのですが、それが何故引き起こされたのか、というと、長期にわたって貿易赤字を膨らませてきた結果です。

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ここ30年ほどのアメリカは「輸出に頼らず、輸入できる大国」であり続けた

働かなくても買い物ができる

国内産業が発展しない
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という流れです。(本当に簡単に表現していますが)

この流れに、日本が関わっていることも分かりますよね。
◆日本は「アメリカが買ってくれることを前提」に国力を維持していたわけです。
◆今後も「アメリカに買ってもらう」ための外交政策を続けられるのでしょうか?
“永遠に買い続けてもらう”のは、無理なんです。
◆ だから、破たんの兆しが感じられるのです。
◆ …どうしましょうね?また、どうするのでしょうね?>麻生さん、政治家の皆さん

 国内産業が衰えているアメリカの銀行は、結果として利子分のお金を生み出すことができない状態となります。
 そこで、まずは『株投機』を行いました。

#世界中の会社は、その会社の業績に関係なく、株価が大きく上下しました。
#“振り回された”形です。

 ですが、それでもダメ(=利子分のお金を生み出せない)ので、『為替投機』、石油や穀物への『先物取引』を行います。

#これはNHKの特集でも見ました。
#とにかく「お金が増えるところ」に、多額の資金が集中するのです。
お金が増えれば、喜ばれるのです。
#…同時に、穀物や石油価格の高騰、という形で、私達の生活は大打撃を受け
#ました!

 そして最終的に、アメリカ国内の(正確ではありませんが簡単にいえば“貧乏な”、もう少し正しく言えば“ちゃんと返済してくれる可能性が低い”)人にお金を貸し、その借用証書(いずれ利子を付けて返済してもらう)を証券にして売りさばく、という『サブプライムローン』という形で、銀行は利子分のお金を生み出そう、とする訳です。

 ・・・> 破 た ん しますよね!

 最終手段の『サブプライムローン』というもの自体が、儲けがあるとは限らないものだ、と素人目で見ても思いますが、その背景は「アメリカの銀行は、何をやっても利子分のお金を生み出せない」=「アメリカの国力は、持たない!」という流れです。

 これは、1国、2国で止められるような流れではありません!

 なお、銀行が投機にお金を使うということは、銀行からお金がしょっちゅう出入りする、ということです。
 「銀行は、皆さんから預かったお金をただ金庫に入れている訳ではないのですよ」との先生のお話。銀行とはいかなるものか、も分からないと、この話は把握できませんね。

 ところが銀行は、万が一「お金を下ろしたいです」という人がたくさん来た場合を想定して「自己資本比率8%」という決まりごとを設けています。
 上記の各投機が順調でない、ということは、銀行側の手持ちのお金が徐々に減って不足する、ということですので、「これ以上お金は出せない」という状態になります。

 そこで、「貸し渋り」「貸し剥がし」ということが起きます。

 景気が悪くなる、大きな流れがそこにもあります!

 一方で銀行は、投機に大々的に資本を活用することも、できなくなってきました。
 その結果として、最近の小麦の価格、石油の価格が安定しつつあるのです。

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 今回はここまでです。
 世界の流れ自体が、国家を超越するような大きな流れなのですから、先生の話は多岐に渡っていて、しかもそれらが関連づいているのですから、どれをどういった順番でまとめたらいいのか、悩みつつも、このお話を聞けなかった友人から「後で内容を教えてね!」と頼まれていますので、連載という形で、自分の考えも整理しつつ、内容のまとめを作成する次第です。

 この多岐にわたる内容を、僅か1時間20分で説明して頂いたわけですから、「詳細は5分10分では説明しきれないのですが、簡単に言うと…」というお話が多いのも仕方ありません。逆に、簡単に表現してもらっているお陰で聞いている私達の側は理解できるのですが(^^ゞ、要約の内容があまりに簡略化しすぎているかもしれません。その点はご了承願います。

 まとめながら生じた疑問点は後程、川端先生に質問したいと思います。

 こちらをご覧の方の、学びの参考になればと思います。

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2008.10.11

「コレクティブハウス」について知る!

 『参加型ハウスをつくろう会』が主催する『多世代居住勉強会』に、妻の代わりに参加してきました。(『キッチンまごころ』関係)

 「コレクティブハウジング」という言葉を正直、初めて聞きましたが、仕組みはだいぶ分かりました。
 急速な少子・高齢化、家族形態の変化、女性の社会進出、暮らし方の多様化が進行する中で、多様な家族形態(高齢夫婦、子どもがいない家庭やシングルハウス、独身の方、など)が、ゆるやかな助け合いという有機的な繋がりのある生活ができる建物での生活を可能とするのが「コレクティブハウジング」です。

 私もマンション住まいですが、隣近所への配慮、または同じマンションの方々との取り決めなど、とかく近所づきあいが希薄で困難な時代ですよね。僕もマンション理事会の理事長をしたことがありますので…そりゃもう大変でしたsad

 そのような中、「NPOコレクティブハウジング社」が、居住者と事業主(賃貸の建物の所有者)との距離感を保つ働きをするそうです。建物の管理を居住者組合が担う形になります。すると居住者は、自分たちの暮らしの質を自ら高めるために、問題があれば、話し合いによって解決を図るのだそうです。個々人がそれぞれ、出来る範囲で責任を果たしあうという前提によって成り立つ話かと思って聞いていましたが、一般的な生活に何かしらの問題を感じている方々が、「コレクティブハウジング」によってその問題が解決できそうだ、という認識のもとに入居するのですから、生活している中で生じた問題は解決しようというモチベーションが生じるのでしょうね。

 なるほど、理にかなった仕組みづくり、という点からも学べたなぁ、と思いました。

 超高齢化や家族形態の多様化などは、これから更に進行するでしょうから、こういった取り組みの知名度が高まればいいなぁ、とも思いました。

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2008.09.01

樺太のことを知る…

 日本テレビのドラマ『霧の火~樺太・真岡郵便局に散った九人の乙女たち』を、先週の月曜日…2学期の始業式があったちょうど一週間前に…途中から見ました。その日からもう、帰宅時間の遅い生活が始まりましたので…。

 私は北海道出身ですが、函館出身だということもあり、遠い真岡郵便局事件のことはあまり詳しく知りませんでした。

 ドラマは見てよかった、ためになったと思いました。
 Blog検索をしてみると、結構多くの人が見て、それをBlogに書いているようなので、この事件をドラマとして取り上げた意図が、ある程度当たったのだと思います。

 尤も、テレビで放映される映像ですから、実際にはもっと悲惨であっただろうことは容易に想像できます。例えば、青酸カリで自決するところなど、恐らく実際には…

 で、妻と二人で、じっくりと見ていたのですが…
 実は妻のスタンスはもっと重いものでした。

 というのも、妻の母は、樺太から引き揚げて来た方なのです。
 で更に妻から、「母の母親(つまり祖母)は、引き上げる最中、それも母と一緒に逃げている最中に、艦砲射撃(か何か)を受けて死んでしまって、その遺体を線路わきに埋めて逃げて来た」という話を聞きました。

 ショックでした。

 身近な人、最愛の人の、不条理な死を、目の前で目撃したら…

 僕は弱いですから、泣いて、気が狂っているかもしれません。

 その、自分の母親である妻の祖母を線路わきに埋めたという、妻の母の気持ちを推し量ると、それも不憫でなりません。

 思い出したくもない光景でしょうが、恐らく、忘れられない光景ではないでしょうか。

 更には、そのようにして生きて引き揚げてきても、日本(北海道)での扱いがまた酷くて…ということだったと聞いて…。同じ日本人同士でも差別的な扱いに…何の因果もなく、たまたま生きて帰って来ただけだというのに。しかも、8月15日を過ぎていたと思われるのですが…。

 戦争は嫌ですね。
 どうしてなくならないんだか。

 どうして正当化しようとする人がいるんだか。また「~~との戦い」とか言って、実際に正統化出来ちゃうんだか。

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