ディベートの歴史に一ページ!…Skype
本日(2009年6月11日)放課後、東北学院高等学校と南山高等学校女子部とが、インターネット+Skype(会議通話機能)を用いて遠隔地同士を結んだディベートによって練習試合を行います。
南山高等学校女子部の皆さんから、前回の書き込みに対して応答があったことで、ようやく実現の運びになりました。
また、南山中学校・高等学校のディベート部の顧問の先生には、今回の実践にご理解と許可を頂けました。改めて感謝申し上げます。
Skype特有の通信遅延を考慮して、質疑応答の時間を通常のディベート甲子園ルールより1分増やすなど工夫が必要なのですが、15年前から「学校間でネットを介して、音声にて競技ディベートを」と、本校で情報を担当する先輩教諭以降取り組んできたことが、ようやく実現しそうです。
#音声をリアルタイムでやりとりするのが、当時の技術では困難であることが、SEの検証で立証されたので、テキストベースの『オンラインディベート』を発展させた、という経緯があります。
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昨日は本校の情報教室を担当するSEの方に、1日がかりで2台のマシンを、本校のネットワークポリシーに適した形でSkypeが使えるよう、設定して頂きました。担当して下さったSEの方には、本当に感謝ですm(__)m
さて、前回の書き込みから相当時間がかかっておりますが、一番のネックだったのは、断絶のないSkype通信をするにはセキュリティーの施された情報教室のマシンではないマシンを準備する必要があったのですが、それを生徒に使用させることを認めて頂くには、どのような方法を施す必要があるか、を考える事でした。
最終的には
- 専用の情報コンセントに、部で購入したルーターを接続させた時だけ、Skypeは外部と接続が可能。
- ルーターとマシンとは無線で接続できるのですが、そのルーターに接続できるのは、上記設定を施したマシンのみ(厳密な接続制限)。無線も暗号化。
- Skypeで練習試合をする時には、必ず教員が付き添う。
- 対戦相手の生徒がSkypeを用いて、ネットでのディベートを行うことについては、対戦相手側の教員の許可を得ておく。(あくまで教員レベルでも確認を取り合った上での、双方のネット利用とする)
- ルーターとSkypeのインストールされたマシンは、練習試合終わったら取り外し、サーバー室(生徒の立ち入りが禁止)に片づける
という、多少原始的ですが見た目も確実なセキュリティー確保の方法を採ります。
なお、上記Skypeが使えるようにインストールされたマシンは、DOS窓が使えなかったり、IEのProxy情報が表示されなかったりなど、途中のIP情報が生徒に調べられて、そこをセキュリティーホールに外部よりいたずらされることがないようにするなど、可能な安全対策を施すくらいに、念には念を入れ、生徒のネット使用を許可して頂ける環境作りに尽力しました。
ただ、ここまで準備しても、ルーターは5千円弱で、部費(2万円強で、本校の部活動の中では下から数えた方が早いほどの低予算な部活です。本校で最も歴史の浅い部活なので…)で十分に賄えましたし、ソフト類は無料ですし、多額の費用を必要としないことは嬉しい限りです![]()
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ということで、2校による小さな実践を確実にこなし、教育ディベートとインターネットの教育利用との、両方の歴史に1ページを刻みたいと思っておりますm(__)m
…大きな失敗なく「出来て良かったね」と言える実践になるよう、朝から祈っています。
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