ディベートとは違った要素が…グループ討論
中央大学へ指定校推薦で受験をする生徒と、今年から集団討論が科せられるという防衛大学校の推薦入試を受験する生徒の指導を頼まれまた。
2人と私だけではグループにならないので(^^ゞ、この秋に部を引退した高校3年生を2人加えて、実際にグループ討論の練習をしてみました。
ところがですねぇ
- 受験する二人より、ディベート部員の方が発想が早く、また鋭い(=的を射た)主張ができていた。
- ところが、賛成か反対か、という議論に分かれるため、僅かに殺伐とした雰囲気が形成されてしまう。
- 議論の方向性が最終的には定まる雰囲気がない(対立したままで終わる)。
後からディベート部だった生徒に話を聞いたところ「ディベートとはやっぱり違いますねぇ
」と言っていました。
ディベートとグループ討論とは違うものだと、指導のコツを掴んでいないことに気がついて少し調べてみると
「全員の意見を参考にしながら、お互いの立場や価値観を尊重し、結論を導き出す」
と書かれたページを見つけました!
ディベートであっても、上記は大切です。
ですが、競技の性質上、対戦相手は機械的に対立する立場になっていることが分かり切っていることですから、立場を尊重したり、自分の立場を変えることがありません。
また、相手の価値観は重々承知(誰もが肯定・否定の両方を既に準備している)した上で、相手の価値観をも減じる(重要性・深刻性を削る)議論をするのがディベートです。
また最終的には、ジャッジは、相手の立場や価値観を尊重するスピーチがなくても、フローシートに書き残した議論を検証し、メリットとデメリットを比較して、片方を勝ちにしますから、そもそもディベートはグループ討論とは評価軸が違うのですよね。
やっぱり質が違いますよねぇ。
そして、どちらかと言えば、お互いの立場や価値観を尊重した議論のできる人の方が、好感が持てますよね(^^)
逆に言うと、ディベートに熱中し、勝ち負けを繰り返しているうちに、やっぱり攻撃的口調など、ディベートっぽい発言傾向になってしまう人もいて、悲しいことにそういう人は嫌われてしまうのかもしれませんねぇ![]()
ということで、グループ討論に必要な資質が好まれる一方で、ディベートが嫌われる素地が、そのあたりにあるのかもしれません!
ただディベートには、論理的な考え方の訓練など、基礎的な発想法を鍛えるにはディベートの方がいいと思います。ディベートはゲームとしては楽しいですから![]()
そこで、ディベートで培ったスキルをグループ討論に活かすためのコツなどがありましたら、お聞きしたいです。また、参考となる情報などもお寄せ頂ければ幸いです。
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コメント
「人を動かす」でもまずは読ませるのが手っ取り早いと思います。
投稿: しむら | 2009.09.27 01:40
競技の性質上、対戦相手は機械的に対立する立場になっていることが分かり切っていることですから、立場を尊重したり、自分の立場を変えることがありません。
また、相手の価値観は重々承知(誰もが肯定・否定の両方を既に準備している)した上で、相手の価値観をも減じる(重要性・深刻性を削る)議論をするのがディベートです。
本文抜粋
「相手の言ってることを含めたとしても、自分たちの方がその上を行っているんです」って言えるようになる練習になるかもしれないです。
第二反駁の練習になるかも・・・
投稿: イシザワ | 2009.09.28 02:20