08【共通論題】最終候補&投票方法
08【共通論題】に関して、最終候補として4題を挙げます。
それぞれの論題候補を推薦する理由、及び、予想される議論に関して掲載します。
引き続き、投票方法の説明も書いてありますので、御覧下さい。
------ 08【共通論題】最終候補 4題 -----
■日本は道路特定財源の暫定税率を廃止すべきである。
暫定税率とは、昭和48年に始まった道路整備五ヵ年計画に伴う財源不足に対応するため、昭和49年より、当初2年間限定で暫定的に実施された、ガソリンに賦課する税制のことです。限定期間を過ぎた後もこの税制は延長を重ね、30年以上経った現在に於いても継続しています。その間、税収は日本の道路事業発展のため、大きく寄与してきました。その反面、地方における道路の必要性や、使い道に疑問符が生ずることが少なからずあり、加えて昨今の原油高に伴うガソリン価格高騰によって、その存否が今年の常会で大きく取り上げられたことは記憶に新しいことです。
同時にこの税制は、いわゆる「環境税」のような役割をしているとの指摘もあり、その存否は経済・環境の両面に大きく影響を与え、より多くの人々に関係してくる問題となっています。今年4月の暫定税率期限切れの際の混乱を見れば分かるように、より人々の生活に密着した論題である、という点で優れていると考え、推薦しました。
[予想される議論]
○メリット:「ガソリン価格の低下」「建設業界と国会議員の癒着解消」など
○デメリット:「地方財政の破綻」「温室効果ガス排出量の増加」など
■日本は少年犯罪の加害者の実名報道を認めるべきである。
現在日本は少年法によって、未成年犯罪の加害者を実名報道することを禁じています。しかし、昨今の未成年者における凶悪事件が増加してきた背景から、社会不安をやわらげるために実名報道を求める声が増えてきます。
[予想される議論]
○メリット:「犯罪抑止につながる」「知る権利が得られる」
○デメリット:「社会復帰ができなくなる」「プライバシーの侵害」などが議論できるでしょう。
未成年者への報道のあるべき形を中高生のみなさんが議論できるこの論題は、ディベートする価値が高いと考え、この論題を選定しました。
■日本はタバコ税を大幅に引き上げるべきである (要ワーディング)
タバコには現在1箱あたり約190円の税がかけられており、年間2兆3000億円もの税収入として国や地方を支えています。今年になり、国の財政の改善を目的として、消費税の代わりにたばこ税を大幅に増税するという議論がなされています。
タバコ価格を1箱500~1000円程度にすることによって、たばこそのものの売る数を減らしつつも、税収増を得られるという試算も公表されつつあります。
[予想される議論]
○メリット:喫煙者が減少することによって「健康被害の防止」や「未成年へのタバコ被害の防止」などが議論できるでしょう。また「税収の増加」による地方・国の財政改善なども議論できます。
○デメリット:直接的な被害として「たばこ販売業者・小売店・たばこ葉生産者への被害」があげられます。また、タバコ税を高額にした国では「たばこの密輸増加による「マフィア、暴力団の暗躍」なども引き起こされています。
中高生にはタバコはなじみが少ない(はず)のものですが、国をささえる「タバコ税」のあり方を知り、東北の地元産業であるタバコ葉を深く知る機会ともなりるこの論題は、共通論題としてふさわしいと思われます。
■日本はサマータイム制を導入すべきである
日の長い夏の間だけ、時計を1時間早く進める制度で、夏時間とも呼ばれます。
今年行われた洞爺湖サミットに関連し、温暖化対策の一つとして、政府は法制化・完全導入に向けた準備・検討を開始しています。
過去にディベート甲子園等で行われている論題ではありますが、北海道や岩手県奥州市など、試験的な取り組みが国内(しかも北海道と東北)で行われており、海外の資料だけではなく、国内実績に基づいた議論が期待されます。国及び地元の取り組みに着目してもらうことも期待して、この論題を推薦いたします。
[予想される議論]
○メリット:「省エネルギー」「労働生産性の向上」「余暇の充実」など
○デメリット:「労働時間が長くなる」「無駄な支出の増加」「健康への悪影響」など
… … …
投票方法です。
投票の際には、第一候補と第二候補の二つを挙げて下さい。
第一候補は2点、第二候補を1点として集計し、最多得点の論題を採用いたします。
2つの候補が甲乙付け難い場合には、両方を1.5点として集計しますので、その旨明示して下さい。
投票先に関しては、下記の2点をご覧下さい。
《1》
東北支部でTDNに加入されている方及び各校は、TDNでの投票をお願いします。
北海道支部のMLに加入されている方及び北海道支部の各校は、そちらでお願いいたします。
東北・北海道の各学校の部員の皆さんは、恐らく顧問の先生が地区のMLに加入されていると思いますので、顧問の先生に投票をお願いして下さい。
例年通り、MLへの加入者を一人、北海道・東北支部のそれぞれの学校を1校と数え、一人及び1校が2つずつ、第一候補と第二候補の論題候補を挙げることとします。
各学校のディベート部の顧問がMLに加入している場合には、学校(部活等)の選考作業に加わるか、MLに1票を投じるかのいずれかにして下さい(この場合は、生徒の選考作業に加わらずに、独自に判断して2つの論題を挙げて下さい)。
※なお、東北支部・北海道支部から個別に連絡のあった方は、その指示に従って下さい。
《2》
上記MLに加入されていない方は、こちら『でぃべーたぶる』にご投票下さい。なお、MLに加入されていない方であるならば、北海道・東北のどちらかの支部に所属されている方でも構いません。
広く全国から御意見を賜ることができれば幸いです(^^)
なお、集計の際には、1.の結果を尊重しつつ、2.の結果も加味して、東北支部と北海道支部の担当者で最終判断をさせて頂くことを、予めご了承願います。
投票は予定通り、明日の30日(土)より受け付けます。
受け付け締め切りは、一週間後の9月6日(土)です。
皆さんのご協力を宜しくお願い致します。m(__)m
~~~~~
| 固定リンク


コメント
論題選考に関して、先日メールをお送りいたしました。
よろしければご覧下さい。
投稿: 五十嵐 至 | 2008.09.05 19:46