2009.01.03

音声データ「少年犯罪加害者の実名報道」~'08東北ディベート交流研集会

 一昨年の正月と同様に、2009年最初のディベートに関する記事は、昨年末に行われた『第6回東北ディベート交流研集会』で行なわれた練習試合の決勝戦について、ICレコーダーで記録したデータを加工し公開しました、という記事です(^^)/

 こちらです → http://homepage3.nifty.com/online-debate/tdn/voice/jitsumei/index.html

 今回初めて参加して下さった塚田さん@東北大大学院が、「最初の試合と比較して、皆さん驚くほど上手になった」と好評価して下さりましたhappy01

 また、この「少年犯罪の加害者の実名報道を法的に認めるべきである。是か非か」の論題は、生徒たちにとって難しいのではないか、という下馬評を耳にしていましたが、この2泊3日で「ここまで来たか!」という議論を繰り出す立論にまで至っております。

 それに対して塚田さんが、「皆さんのレベルが上がったので、更に議論をかみ合わせるための要求も変わります(上がります)。もう一段階レベルの高いナンバリングとラベリングをしてみましょう。」という講評をして下さりました。新しい見地に私達を引き上げて下さるコメントだと感謝します。

#塚田さんからのコメントを受けて講評部分を聞きなおし、↑を一部修正しました。

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 このICレコーダーのmp3のデータを加工する技術は、うちの高3のI君も出来ます!
(今回、下請けに出そうかと思ったくらいで(^^ゞ)

 比較的手軽に出来るのですから、各地でのディベート実践を、是非公開してもらいたいものです(^^)

 データの加工方法について教えてほしいなどのご要望がありましたら、ご連絡下さい(^^)/

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 正月に3つも記事を作成しました。「さて、次はディベートの記事を」と思って、何にしようかと思ったのですが、データを公開する約束を参加者の皆さんにしていることから、この記事からのスタートとなりました。

 引き続き、ディベートに関する情報を発信し続けたいと思います(^^)

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2008.12.10

第6回東北ディベート交流研修会in八戸 参加者募集!

 以前予告しておりました『第6回東北ディベート交流研修会in八戸』について、参加者募集の準備が整いました。

 詳しくは『東北ディベートネットワーク』のページをご覧下さい。

 予告も書きましたが、「昨日の敵は今日の友」方式の練習試合最初は一対一の個人戦、次は対戦相手と組んでの二対二に、最終的に四対四のチーム戦となるトーナメント)を通じて、ディベーターとしてのスキルも、ジャッジとしてのスキルも、指導者としてのスキルも高める、という企画は、相当効果が高いと、自信を持ってお勧めする次第です。

 また、初心者の方でも参加が可能です。参加申込の際にその旨明記して下さい。
 サポート体制を整えつつ、自立的な学びが可能な企画となっております。

 年末にお時間がございましたら、是非八戸にお越し下さい!

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2008.11.23

進化する“ディベートde総合的な学習”

 以前、岩手県立盛岡第三高等学校の総合的な学習(略して“総学”)で行うディベートに関して協力していることを書きましたが、実は様々な助言は続けさせて頂いていて、困難を乗り越えつつ進行しております。

 特に、ディベートを授業やホームルーム等で導入したことのない私にとっては、現場の声を率直にお聞かせ頂けていること自体がものすごく貴重な経験となっています。

 また、NADEのディベートに、ある程度長く主体的に関わっていると、そういった困難を乗り越えるためのノウハウが幾つも思いつくのです。

OBOGの皆さんにも、そのノウハウがあるはずですので、地域でのディベートの取り組み
#に困っている方がいらっしゃったら、ご協力・ご助言のほど、よろしくお願いします。

 その中で、2つのアイディアが生まれました。

1:定義とプランが提示された論題の提供

~~《佐々木先生宛のメールより》~~

>今日生徒の方から、
>
>「『夫婦別姓』って具体的に何を指すのか定義がはっきりしないと議論にならないんで
>すけど、配布された資料(ディベートアゴラのモデル立論です)の定義をそのまま使っ
>ていいですか?」
>
>「少年犯罪の実名報道については、具体的に何歳からこんな条件で、って区切っても
>いいんですか?でないと話が広がりすぎて収拾つかなくなりそうで」
>
>お~君たちはなんてかしこいんだ!
(中略)
> ガイダンスのときから、できるだけ専門用語を省いて説明してきたので、立論シート
> も定義とかプランとか、書く欄をきちんと設けていなかったのですね。
(中略)
> やはり「定義」とか「プラン」とか、教えることを面倒がらずに、きちんと形式にのっ
> とってすすめるべきでした・・・。

 これは僕も勉強になりました。
 議論をかみ合わせるためには、前提条件を共通にしておく必要があって、それが「定義」及び「プラン」なのですよね。
 大学生以上のディベートですと、「定義はそれでいいのか」という点もディベート上で争われるのですが、中学生以下だと、最低限の定義とプランを付帯文で定義してあげておいた方が親切だ、と言われています。
 高校生ですと、例えば夫婦別姓にも様々な形式があって、今回のディベートでは~~を認める、と考えることも学習でしょうから。
 そうすると、定義やプランを決めるのが、議論を始める前に必要なんだよ、という指導が必要なのだなと。

… … (別なメール) … …

> 論題と決めるときに、今回は中学生のように定義とプランをこちらで提示することに
> しよう・・・と思って立論シートに記入欄を設けず、あえて説明もしなかったのです。

 なるほど。他校にディベートの論題を薦める際には、少なくとも定義に関する解説を付しておく必要があるのですね(^^)。

#例えば、「積極的安楽死」と「消極的安楽死」「尊厳死」との違いや
#夫婦別姓のあり方、など、教員側も知っておいた方がいいですよね。

~~~~(引用終了)~~~~~~

 ディベート甲子園要に『論題解説』があるように、これから総合的な学習でディベートを取り入れようというする学校宛に、更に簡潔かつ必要な内容の書かれた解説があれば、先生方も生徒も、よりスムーズにディベートに取り組めるのかな、と思いました。

2:リサーチの期間に、短いフォーマットでのテストマッチの実施

 これは担当の佐々木先生が「(準備に充てる時間が終わりそうなのに)生徒の準備がパッとしなくて(T_T)」という嘆きのメールに対してのアイディアでした。

~~《佐々木先生宛のメールより》~~

 試しに来週、練習試合をしてみたらどうでしょうか?
 一番できていそうな2チームを、立論シートのままやってごらん、とするのです。
 時間が余る=間が持たない時の恐怖、というのは、体感しないと分かりませんよね。(まるで準備をしていない授業をするような感じなのですが(^_^;))

 そして、間が持たないチームのディベートが、説得力を持つはずがなく、ジャッジはそれを目の当たりにすることになるのです。
 判定シートに「改善してほしい点~弱い議論と感じた点・反駁で小さくなった議論」の欄があります。
 (大会ではないので)ジャッジは結構気楽にクラスメイトの議論を聞いて、「やっぱりそれじゃあ弱いねぇ」と、そのシートに書いていくのです。

 そうすると「実はうちらも、ああなるの間違いない!やべくね?」となって、手を加えていく訳です。

 宮城野高校でも、一番最初にやったチームが「もう一度やりたい」と言っていたと聞くのですが、それは「最初はコツがわからないから負けたんじゃないかぁ」という心の叫びの裏返しかもしれませんね

 ということで、わざと良さげなチームを各クラスでピックアップして、さらにわざと短いフォーマットで練習試合をさせて、「このままでは本番は大変だ!」「でも、お試し試合でよかったね~」というようなことで、生徒の現状を自覚させる、というのがいいかもしれませんよ。

… … (別なメール) … …

 実際に試合をしてみると、準備不足のチームは恐らくショックを受けると思うのです。試合の勝ち負け、というよりも、ジャッジの多くから“評価されない”ということですから。一方で、多くの人に伝わった、という勝った側の喜びは、今後に生かされることでしょう。

 ということで、ミニディベートで練習試合をしてみて下さい。

肯定側立論:2分
 (準備:1分)
否定側質疑:2分
否定側立論:2分
 (準備:1分)
肯定側質疑:2分
 準備:1分
否定側第一反駁:2分
 準備:1分
肯定側第一反駁:2分
 準備:1分
否定側第二反駁:2分
 準備:1分
肯定側第二反駁:2分

 合計20分
(立論の交換がなされていない場合には、質疑の前に準備時間を入れて22分)
*話す内容がなくても、時間が残っていたら、計時し続けます。
 空白も、経験と勉強のうちです(^_^;)

 必ず、勝敗判定をさせて下さい。
 例の勝敗判定の紙に、良かった点、悪かった点を書かせて、練習試合をした生徒たちに「君たちのディベートは、聞き手にこのように伝わったらしいよ」として、「ディベートは肯定・否定の双方に一理ある論題が設定されてます。来週までに改善点を改善すれば、負けたチームも勝てるかもよ。勝ったチームも、聞き手に更に伝わるディベートを目指そう」、また「ジャッジの皆さんも『明日は我が身』で、自分たちがディベートするときには、聞き手に何を伝えたらいいのか、良く考えてね」としてみてはどうでしょうか

 このミニディベートで練習させる、というのは、宮城野高校の時にはない、ナイスアイディアだと思っております。その効果が実際にはどうなのか、是非お聞かせ下さい。

… … (別なメール) … …

>ついいましがた、バロッドシートを提出しにきた生徒から
>『すっごい面白かった!!13対12で白熱しました!』
>といわれ、ちょっとほっとしました(^o^)
>
>テスト前なんだから自習でいいじゃん、という生徒も文句もあったのですが、強行突破
>してよかったです。

~~~~(引用終了)~~~~~~

 これは、我ながらナイスアイディアだったと思います。

 そして、この実践で、盛岡第三高校の先生方及び皆さんは、ディベートの教育実践において大切なことに気づいて下さるのです。

~~《佐々木先生宛のメールより》~~

> ディベート=「話す能力」を培う・・・というイメージが一般的にはありますよね?
> 「言い負かすゲーム」という誤解も。
>
> でも昨日の試合を見た先生方は、ディベートを通して「人の話を聞く力」が不足して
> いることを感じた・・と言っていました
> 話を聞いて、それに応えて意見を返す・・・これってすごい訓練ですよね。

 佐々木先生ほか、盛岡三高の先生方がこの点に気づかれたのでしたら、とても素晴らしいです!

 全くその通りで、ディベートで大切なのは「聞く力」です。
 しかも「あとで話すため」という目的を与えて、“スイッチ”を入れた状態で相手の話を聞くことになるのです。惰性で聞くのとは違う「聞く訓練」になります。
 また、自分の意見を述べるためにも、相手の話を聞き、それを理解するからこそ、自分の意見が出るのであって、それで初めて「表現」に繋がります。これはディベートでも、小論文でも、面談・面接の応答でも一緒です。

 また「人の話を聞いて理解する」という能力は、普段の授業の場面でも、絶対に必要な能力なのですから、その資質を伸ばすことは重要で、他の先生方からも賛同を得られるはずなのです。(授業中に「話を聞け!」と叱るだけでは、話を聞く資質を伸ばせないはずなのです(^_^;))

~~~~(引用終了)~~~~~~

 終わっていない段階なのですが、僕はとっても嬉しいです!

 最終的に良い学びとして終わることを、とても期待し、最後までサポートしたいと思います!

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初めてディベートの講師に。更にご意見に答えます

 去る11月7日に石巻市立門脇中学校で行われた『平成20年度石巻教育研究会国語研究会 一斉授業研修会』の講師を務めました。
 もちろん、長い間一緒に活動させて頂いた三浦二三夫先生が事務局に関わっていて、石巻の先生方に「講演の話を聞くより、論より証拠で、中学生のガチンコの試合を見てもらおう」という趣旨での研修会を企画して下さったからこそ、声をかけて頂いたと思うのですが、私にとってはディベートに関して、このような公式の研修会の講師を務めさせて頂くのは初めてでしたので、光栄ながらも緊張しました。ですが、ディベートとはいかなるものか、を伝えるのは、生徒対象に何度も何度も繰り返していることですし、また、現場の先生方がどういったことに困っているかは、同じ職業の人間としてある程度イメージできましたので、その点はうまく伝えられたと思います。

#前回はこの、全体研修会の後に特別に設けてもらった時間の講師でした(^^ゞ

 三浦先生のこの意図はバッチリ当たっていまして、31通集まったアンケートのうち16通に「ディベートは知っていましたが、実際の試合を初めて見ました」という趣旨のことが書かれていました。
 約半分が、実際のディベートを見たことがない、という結果ですが、全国的にもそのくらいの割合ではないかな、と予想します。ディベート甲子園が行われて13年経って…半分でも御の字でしょうか?

 ただ多少、話の取捨選択に失敗して、時間が不足して、特に「小学校ではいかにディベートに取り組むか?」を伝えきれなかったなぁ、と反省しました。

 予想通り、アンケートにはその点を指摘した声が2つありました。
 アンケートの声は少数でも、実際には多くの先生方が、こちらのアンケートのような疑問や意見を持たれているのではないかと予想します。

 それらの声に明確に応じるのが、本当は大切だったはずなのです!

 ということで、多少時間的な遅れはありますが、『Debateフィードバック掲示板』の専用ツリーにて、順次応じていく予定です。

 ちなみに試合は、参加して下さった先生方に挙手で投票してもらうオーディエンスジャッジだったのですが、圧倒的に門脇中学校への投票が多かったです。

#挙手の投票方法は、池田修先生が実践された方法ですhappy01

 この判定の後「それぞれの先生方が判定意見をお持ちだと思いますが」としてしまったのですが、会が終了して「先生(名越)はどのような判定だったのですか?」と質問を受けました。これは的を射た質問で、「講師としてきている同じ学校の教員はどちらに投票するのか?」「例えばこのディベートをどう評価したら良いのか?」という疑問には答えておくべきでした。

 私も、門脇中学校のメンバーの勝ちだと思いました。

 勝敗判定的には、肯定側の本校が相手の議論を過度にドロップしたという判断をしました。
 肯定側が否定側の「多くの人がデメリットを被る」という主張を、質疑で「でも本当は、緊急時に遭遇するような、ごく限定的な人が被るでメリットですよね?」ということを確認して、それ以降、相手の議論は小さい、として試合が進行しました。ディベート甲子園ではこのような形で肯定側が勝つケースが多かったと思うのですが、今回はそう小さい議論ではない、と判断したジャッジが多数でしたし、私もそう思いました。ですから「多くの人に我慢してもらってもなお、被害に遭う小中学生を救うためにプランを実施すべきその理由」をきちんと説明していない肯定側は、説得力に欠けると判断しました。

 次に、今回は、多くの先生方に見てもらうということで、両校で立論を交換した状態での試合にしました。(正確に言うと、本校が全国大会で使った肯定側立論を本校が、否定側立論を門脇中学校が使いました)
 そこで門脇中学校は、この両方の立論が戦えば、否定側の結論としては「数」の議論で勝つ、しかない、と見定めて、第一反駁及び第二反駁までよく準備していました。
 この点でも、本校も練習を積んで臨んだものの、相手の方が上回っていました。

 最後に、ディベート甲子園の東北予選・3位決定戦、つまりは全国に行けるか否かの大事な一戦で本校に敗れた門脇中学校が、リベンジに燃えて良く頑張ったのが感じられました。試合というものは「競技に臨む真摯な気持ちを持ち合わせているか否か」が大きな要素になるものだと思います。

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 私はディベート部の顧問ですが、教科等の関係で、授業やHRでディベートを扱う機会がものすごく少ないものですから、現場からの声が講師としての私にフィードバックされることは非常に貴重でした!

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2008.11.15

予告:12/26~28 in八戸『東北ディベート交流研修会』

 東北支部で、毎年冬に、指導者も現役中高生も、互いのスキル向上に役立ててきた『東北ディベート交流研修会』、福島→岩手→宮城→秋田→山形、と会場を移しまして、今年は青森県での実施が決定しております。

 このたび、会場を仮押さえをして、日程を確定させました。

12月26日(金)夕方~28日(日)正午頃まで
会場:『三八教育会館』

http://www.38kyouiku-kaikan.or.jp/index.htm

 東北支部の方々のみならず、他支部の方の参加も大歓迎です。
 特に北海道支部の方、札幌方面からでしたら、苫小牧からフェリーで、函館(道南)方面でしたら、列車1本で八戸まで来れます(^^)

 研修内容は「昨日の敵は今日の友」方式の練習試合最初は一対一の個人戦、次は対戦相手と組んでの二対二に、最終的に四対四のチーム戦となるトーナメント)を通じて、ディベートのスキル、ジャッジのスキル、指導者としてのスキルを高める、というものです。至ってシンプル、でもそれが最も重要な点をねらいに定めます。

 近々、開催要項を公開し、参加者募集及び企画をより深めるため話し合いを開始いたします。

 以上、予告でした。m(__)m

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2008.11.02

そして、ディベート甲子園のOBOGの皆さんへ、お誘い!

 先日は現役生に、ディベートを介した友達を全国に作るといいですよ、とお誘いしましたが、当然次は、大学生以上のOBOGの皆さんに呼びかけます(^^)/

 多くの人が地元の地域の中学・高校で青春の6年間を過ごすと思うのですが、高校卒業後には、更に多くの人と交わる大学等の世界が広がっています。その中で、ディベートについての思い出や、そして将来について語り合える仲間と繋がれることは素晴らしいことだと思っています。

 そんな皆さんの交流を手助けする、ディベーター専用のSNSが作られました!
 ディベートに関わりがあったことが確認された人のみ(全国出場のみならず、地方大会出場でも、またディベートの大会に出る友達を手伝ったことがある、などもOK)が許可制で加入できる、安心感のあるコミュニティーです(^^)(これって最近のネット事情においては結構貴重だと思います)

 OBOG会会長のウマオカさんが作成して下さった案内文をご紹介します(^^)

***********************
ディベート甲子園OBOG会SNS公開のお知らせ

■すでにOBOG会入会されてる方は、SNSの招待がMLで流れているのでそちらでご確認おねがいします。

■以前OBOG会に入会したのにメーリングリスト見たことない!?という方
入会申込用紙記入時メールアドレスが未記入だった、メルアドが間違っていたためMLに登録することができていない方がいます。
alumni@nade.jp (←OBOG会メールアドレス/OBOG会Webチーム行き)に大至急、お名前と関係支部名とメルアドをご連絡ください。
一度でも入会用紙を記入していただいた方は名簿があるので、ちゃんと会員照合できます☆

■OBOG会なにそれ? SNSとか参加してみたい♪と思われた方
http://alumni.nade.jp/index.html (OBOG会公式HP)
OBOG会入会フォームより手続きお願いします。
http://nade.jp/alumni/join3.html (OBOG会入会フォーム)
OBOG会入会後、WebチームよりSNSの案内を送らせていただきます。
携帯のメールアドレスでもご登録が可能です。
(ただ結構長い文書が送られてくることもあるので、パソコンのアドレスをお勧めします)
会員には賛助会員(年会費無料)と一般会員(年会費500円)と賛助顧問(教員等)の3種類あり、SNSでのコミュニティ参加特典差がございます。
一般会員お申し込みの方は入会フォームより登録後、後日各支部でのオフ会or総会で500円お支払いいただくか、お近くの運営委員にお支払いください。
http://alumni.nade.jp/staff.html (運営委員一覧)
*****************
ちなみに皆様より頂いた500円は後輩スタッフやディベーターのために
今後 企画を行う際のとっておきの資金として少しづつ貯蓄しています。
募金のつもりでも結構ですので、是非この機会にOBOG会にお越し下さいませ☆
ディベートには多忙で参加できないけど、オンラインで近況報告程度ならできるかもという久しぶりの皆様も折角ですので、この機械に是非どうぞ☆
懐かしく盛り上がりましょう♪

-- (↑上記文章は、転載OKのようです。皆さんのBlog等でアピールお願いします!

 私、OBOG会の世話人代表なのですが、ウマオカさんが代表でいてくれるからOBOG会が安定しているんだ、と確信しています(^^) 本当に感謝ですm(__)m>ウマオカさん

 ということで、まだ入会されていない人は、ひとまずOBOG会入会用の専用フォームを使って入会して下さいhappy01(本人確認をすることで安心できるSNSとなります!)

 「ディベート甲子園に選手として出たことがないんですけど…」という、例えばディベート部の顧問などの教職員の方やジャッジの皆さんは、私が運営する「世話人の部屋」という、まぁ学校で言えば“教職員休憩室”みたいなコミュニティーでまったりしましょう(^^)/

 ネット上ってあってもディベートの話題はまだまだマイナーだと思うのですが、さすがにディベート専門のSNSだけあってコアな話題が多いです!ディベートの情報を欲している皆さん、早速OBOG会入会フォーム経由でSNSにお越し下さい!
 お待ちしてます(^o^)/

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2008.10.30

更なる増殖希望!現役の皆さんへ

 遠い日の花火を懐かしむがごとく、今年の全国大会も過去のものと思ってしまいがちです。
 尤も、来年の全国大会で、今年よりも少しでも良い成績を収めてみたい、と思って日々前進している訳ですから、全国の熱気というものも徐々に冷めていくのも仕方のないことかもしれません。

 さて、こちらの記事へのコメントで、わが盟友アマサイさんより「ディベートラバーズの増殖」について触れて頂きました。

  【 こちら 】のメンバーリストを見てみると、僕の知らない間に、更に増殖coldsweats01していたんですね!喜ばしい限りです!特に北海道のディベーター達が、先輩ディベーターの背中を追いかけたいと思って仲間に入ってくれたのだろうなぁ、と思って嬉しく思いました。今年の北海道予選が終了した後、渡井君が会場に集まったディベーターに訴えかけていたのを思い出します。

 本校では何と中1のメンバーK君が!

 ラバーズと言えば、地理的なハンディを乗り越えるために、ネットを介して交流する、というのがあるのですが…確かにK君はネット利用に長けていますが、そうかぁ、ここまでディベートにハマってくれるとは、4月当初は考えてなかったんですよねぇ。

 ・・・ですが、できれば、もっと多くの地区の中高生ディベーターが、交友の輪を広げる動きに加わってくれれば嬉しいなぁ、と思うのです。

 うちのマクベもそう言っていますしconfident

 実際のところ、中学生&高校生が、遠くに住む中学生&高校生と親交を深める機会って、そう多くなくて、中々そういったきっかけって掴めないと思うのですがどうでしょうか?

 僕自身、第2回とか第5回の、ディベート甲子園に参加したての頃は、東北支部の方々とも繋がりがなくて、全国の会場で非常に心細い思いでいたのを思い出します。

 どうせなら、全国の舞台で、ライバルであり友であるディベーターとの真剣勝負ができる、というような環境もいいのではないかと思うのです(^^)

 後に続く若いディベーターが、先輩ディベーターの安心して追いかけてもらえるようなディベート界であって欲しいなと思います。各地区大会が盛り上がり+ディベーター同士の絆の深まり、が、より良いディベートの普及に繋がればとも思います。

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2008.10.15

協力依頼:“総学”ディベートリンク集構築

 喜びのサプライズは1通のメールから。
 岩手県立盛岡第三高等学校で、総合的な学習の時間を担当する先生からでした。

 それはいつも【連絡を取ろうとする勇気】から始まるのだと思います。

#「総合的な学習」を略して“総学”と呼ぶのも初めて知りました(^^ゞ

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突然のメールで失礼いたします。

このたび本校の総合学習でディベートを取り入れることになり、先生がネットで公開されているディベートの資料や実践報告を拝見させていただきました。大変充実した内容で、とても良い勉強になりました。
なにぶん素人でどのように指導してよいものか途方に暮れていたところ、先生が作成されたディベートのシナリオを見つけ、さっそくガイダンス教材として活用させていただきました。
使用する前に許可をいただくべきなのですが・・・事後承諾になってしまい申し訳ありません。
使わせていただいたのは「年賀状のおもて面は手書きにすべきである」と「携帯電話所有・使用の禁止」です。

また本校ではホームページで総合学習の取り組み内容を公開しています。
不躾なお願いで恐縮ですが、先生のお名前とサイトのアドレスを明記した上で、先生の作成された資料を含む教材を公開させていただいてもよろしいでしょうか。
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 大歓迎\(^o^)/

 一方で、『ゼロからのディベート』の移行が遅れていて、こうした先生方が必要とする情報が整理されていないことを申し訳なく思ったのでした。

 また、先生からのメールを読んで、理に適った指導を進めておられることも察しました。この2つのシナリオを利用して下さったということは、まずは「ディベートとは何か?」を見せて、次に立論1分半の年賀状マイクロディベート、そして立論2分の携帯マイクロディベート、と、段階を踏んだ指導をされているはずなのです。
 きっと、宮城野高校の総合的な学習をサポートした記事を読んで下さったのだろうとピンと来て、たぶんまじめで一生懸命な先生で、でも次はいよいよ生徒自身に議論を作らせる段階に入るでしょうから、困っているんじゃないかなぁ?と思ったのでした。

 この予想は当たっている訳です(^^)v
 そこで、週末をかけて、宮城野高校用に作成したファイルを手直しし、盛岡三高さんで行われるだろう授業に適したガイダンスファイルを作成し、お送りしたのでした。
 また、宮城野高校さんと同様のサポートをすることを申し出ました。

 状況は僕の予想以上に良くて、昨日の総学の時間に、生徒が取り組む論題を選ぶ、というところまで進んでいました。
 でも、論題選びが、この実践の可否を分けます!
 そこで聞いたところ「ディベート甲子園論題+α」でリスト化している、ということでした。うん、素晴らしい!
 ただ、「できれば医師不足に関係する論題が…」というリクエストがあったので、最近作られたディベート甲子園OBOG会のSNSからヒントを貰い、お伝えしました。また、「ディベートアゴラ」のページを紹介して、そこに過去の立論がある論題は生徒が取り組みやすい、ともアドバイスしました。

 結果として挙げられた論題案は、26もあるのです!
#小さな文字にさせて頂きますm(__)m

  1. 「日本政府は保険医の登録に際し、国の指定する地方での3年間の勤務を要するものとすべし」(医師不足解消に関する論題です)
  2. 「日本は少年犯罪の加害者の実名報道を法的に認めるべきである。是か非か」
     固定プラン:少年法を改正し、61条を削除する
  3. 「日本はサマータイム制を導入すべし。是か非か」
  4. 「日本は首相公選制を導入すべし。是か非か」
  5. 「日本は選挙の棄権に罰則をもうけるべし。是か非か」
      *「選挙の棄権」とは、投票しないことであり、白紙投票は含まない。
  6. 「日本は首都機能を移転すべし。是か非か」
      *「首都機能の移転」とは、東京以外の一か所に首都機能を移転することであり、分都、展都は含まない。肯定側はプランの中で移転先の場所を示すこと。
  7. 「日本はごみ収集を有料化すべきである。是か非か」
      *ごみ収集の有料化は、全国で行うものとする。ごみの量に応じて料金を徴収する。
  8. 「日本は積極的安楽死を法的に認めるべきである。是か非か」
      *「積極的安楽死」とは、薬物投与などの積極的行為による安楽死であり、単なる延命治療の中止を含まないものとする。
  9. 「日本は刑事裁判に陪審制を導入すべきである。是か非か」
      *「陪審制」とは被告人の有罪・無罪を陪審員が評決によって決める制度のことである。
  10. 「日本は死刑制度を廃止すべきである。是か非か」
  11. 「日本はすべての原子力発電を代替発電に切り替えるべきである。是か非か」
  12. 「日本は原子力発電所の新規建設を止めるべきである」
  13. 「日本は環境税を導入すべきである。是か非か」
  14. 「日本は道州制を導入すべきである。是か非か」
  15. 「日本は遺伝子組み換え食品の販売を禁止すべきである。是か非か」
  16. 「日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か」
      *有料化とは一回の利用につき定額の支払いを義務づけることとする。
  17. 「日本はレジ袋税を導入すべきである。是か非か」
      *客はレジ袋を1枚渡されるごとに5円を支払い、店は所在する市区町村に納入するものとする。納められた税金は市区町村の環境対策費にあてる。
  18. 「日本は炭素税を導入すべきである。是か非か」  
      *炭素税とは化石燃料の輸入及び製造にかける税とする。
      *税額は炭素1トンあたり一定額とする。
      *すべての業種を対象とし、例外は認めない。
  19. 「日本は小売店の深夜営業を禁止すべきである。是か非か」
      *ここでいう小売店とは、商品を消費者に売る有人の店舗とする。ただし、飲食店、ガソリンスタンドは除く。
      * 深夜営業とは、午後10時から午前5時までの販売・配送とする。
  20. 「日本は18歳以上の国民に選挙権・被選挙権を認めるべきである。是か非か」
      * 公職選挙法で定めるすべての選挙を対象とする。 
  21. 「日本は労働者派遣を禁止すべきである。是か非か」
  22. 「日本は完全学校週5日制を廃止すべきである。」*土曜日も授業する。
  23. 「日本は代理出産を認めるべきである。」
  24. 「日本は夫婦別姓制度を導入すべきである。」    
  25. 「日本は医師にガン告知を義務づけるべきである」
  26. 「日本政府は、全ての男性の正規労働者に、その子どものために育児休業を取得することを義務付けるべきである。」

 いざディベートをしなくてはならない、という高校生320名が、この26論題案から何を選ぶのか?ものすごくわくわくして待っていました。
 8クラス×2論題ずつで選ばれた論題が、下記のものです。(カッコ内の数字が、それを選んだクラス数です。)

  • 日本はレジ袋税を導入すべきである。(5)
    *客はレジ袋を1枚渡されるごとに5円を支払い、店は所在する市区町村に納入するものとする。納められた税金は市区町村の環境対策費にあてる。
  • 日本は積極的安楽死を法的に認めるべきである。(3)
    *「積極的安楽死」とは、薬物投与などの積極的行為による安楽死であり、単なる延命治療の中止を含まないものとする。
  • 日本は少年犯罪の加害者の実名報道を法的に認めるべきである。(2)
    固定プラン:少年法を改正し、61条を削除する
  • 日本は医師にガン告知を義務づけるべきである。(2)
  • 日本は完全学校週五日制を廃止すべきである。(1)
    *土曜日も授業を行う
  • 日本は死刑制度を廃止すべきである。(1)
  • 日本は小売店の深夜営業を禁止すべきである。(1)
    *ここでいう小売店とは、商品を消費者に売る有人の店舗とする。ただし、飲食店、ガソリンスタンドは除く。
    * 深夜営業とは、午後10時から午前5時までの販売・配送とする。
  • 日本は夫婦別姓制度を導入すべきである(1)

 内容的には難しめな論題にも果敢に挑戦する高校生パワーが感じられるチョイスですよね!
 そして「はい、08年【共通論題】を選んでくれてありがとう!」と、ちょっと喜んだ僕でした!

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 そこで、こちらをご覧のディベート関係者にお願いです。

 宮城野高校をサポートした時と同様に、選ばれた論題に関するリンク集を作成し、生徒たちの調べ学習に寄与できれば、と思っております。

 【 こちら 】です。

 特にディベート甲子園論題であれば、皆さんも「このネット資料が…ムフフ」というのがきっとありますよね!それを是非、登録して下さいm(__)m(過去の論題ですので、OKですよね?)

 また「ガンの告知」と「夫婦別姓」は、ディベート甲子園で扱われていないので、僕の方ではちょっとリサーチ不足です。心ある方のご協力があれば幸いです。

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 宮城野高校、盛岡三高と続いたので、「総合的な学習の時間を用いてディベートに取り組んでもらう」というニーズは、結構あるんじゃないかと思うわけです。また、私達が知らないだけで、実は「生徒たちにディベートに取り組んでもらうにはどうしたらいいのだろう?」と、いざ担当を引き受けていて困っている先生もいらっしゃると思うのです。

 そういった先生方に、「こういう手順で行えばある程度うまくディベートに取り組めますよ」と、ワークシート等を提供できれば、ディベートの普及に繋がりそうな予感がしております。(総合的な学習が導入されてから、もう何年も経っているのに、と思いますが…)

 ということで、《“総学”ディベートのサポート》情報の取りまとめに、俄然やる気が出てきたところでした!

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2008.09.15

論題発表後の最初の一歩は?

 08【共通論題】が公開されたのは、先週の土曜日の午後6時近くでした。
 その前日の金曜日に、うちの部員へ「論題が発表されたら何をどのような手順で進めるのか、まとめておきなさい」と指示をしました。

 うちの部長が、4つ挙げたそうです。

  • 予想されるメリット・デメリットを挙げる
  • リンクマップを作成する
  • 簡単な立論を作成する
  • 予備知識の確認

 さて皆さん、この4つを、どのような順番で行うべきだと思いますか?
  そして、その順番に行う根拠は?

 また、ほかの学校さんは、たとえばディベート甲子園の論題が発表された後、具体的に何をどのように取り組み始めますか?

 もう一人、ラバーズのS君が、3つほど挙げてくれているのですが、これは次回にご紹介します(^^)

 明日の部活動から仕掛けていきたいと思っておりますcoldsweats01

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顧問としてのディベート指導のあり方を模索

 本校ディベート部の高3で、ディベートラバーズのメンバーだったO君が、非常に重要な指摘をした。

ディベートは結局、自分で行動しないと、上手にならない
自分の中で『これで大丈夫』とゴールを作ってしまうと、実は及第点に至らない。なぜならディベートとは、答えのないオープンエンドなものなので、自分で作ったゴールは、成長の可能性を自ら切ることにほかならない
「自分の成長を止めているメンバーは、結局力量不足に陥る
 そしてディベートにおいて全国でも勝とうとすると、力不足のメンバーを他のメンバーが補うことはできず、結局は、力不足のメンバーがチームのディベート力を下げる

「では、部活で力量不足に陥るメンバーをどう指導するか?2つ道がある。

 1:ノルマを課して訓練する
 2:自主性に任せる。

1は、部活としてはつまらなくなるが、効果はある。
2は、部活としては楽しいが、いつ効果が出るのか分からない(現状の本校ディベート部)
しかも2の状態では、例えば大会に出ても、負ける。その時に『お前に非があるから負けた』と分かってもらうことになる。そこで気がついてもらえるかどうか、だが。」

「僕としては、部活は楽しい方がいい、けど、みんなのディベートのスキルが上がらなければ、全国では勝てない。そこをどうしたらいいかと思うのだけれども、来年の論題が発表されるまでは、放任するしかないのではないか?」

先輩達が僕達にどのように接していたのか、何度か話をしたりしたが、ここにきてよくやく分かってきた。

先生って微妙な立場ですよね。放っておいても結果が出ないので、指導する。でも、指導しても真の力にならない。」

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 とまあ、言葉は多少違うかもしれませんが、上記のようなことを言うのです。

 このように考えるにいたったのは、彼自身、関東圏の大学のAO入試を受ける際に書く「高校時代で得たもの」という中で、ディベート部の活動から何を得たか、というのを、客観的に振り返ったからだと言う。

 うん、彼らもまた、「ディベート甲子園」を引退してから、何かを掴んだのかな、と思いました。前部長も、そうでした。
 どうして全国大会の前に気付かないんだろうか?
 いや、こういうことは、引退して初めて、選手の立場を退いて初めて、理解できる領域なのかもしれない。

 また、本校OBも同様のことを考え、煮え切らない気持ちでいるようだ。
 演劇主義は確かに間違いだ。
 では、OBOGは何ができる?
 後輩たちの議論の誤りに気が付き、実状についてアドバイスするだけか?
 それだけでは、後輩は勝てない。なぜなら「ディベートは結局、自分で行動しないと、上手にならない」からだ。
 先輩も、引退したての後輩も、結局同じ境地に至る

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 僕が今年何をしたかと言うと「現状維持では勝てないのだよ」ということを繰り返し言ったことです。
 「今やらないことに根拠とか見通しがある?残り期間に何をすべきか考えて、それで遊んだりしてもいいという結論ならいいけど、そうでないのなら、まずみんなで話し合いをして、それぞれのやるべきことを確認して、その上で早く帰る生徒を返したり、残りの時間で遊んだりしなさい。でないと、昨年同様に負けるんだよ。僕らにとって現状維持=昨年同様の地区予選敗退だからね。」と、何度も言いました。

 その上で、新入部員に手伝ってもらって、資料の整理等、事務的なことを進めました。
 あくまでディベートの内容に関しては、選手自身に考えてもらうしかない=「ディベートは結局、自分で行動しないと、上手にならない」からです。

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 08【共通論題】が発表されて、この論題に取り組むことにより、現役部員たちのスキルを高めることが必要となります。

 「ディベートなんて一度やめちまった方がいいよ。日本語を正しく使うこと自体ができていない。相手の議論も、証拠資料で言っていることも、正しく理解できないんだし、自分の考えも言葉にして伝えることだってできていない。ここは日本語を正しく使うことから鍛え直した方がいい。そのためには【共通論題】の策定は、訓練に目を向けるのを妨げるだけだ」という方がいます。
 それは一理あると思います。
 が、その方とも「でもそれでは、ディベートの普及には繋がらない」という点では一致しています。
 例えば野球やサッカーをするのに「はい、ランニングと球拾いから」というようなもので…ランニングと球拾いが好きだから野球・サッカー・テニスをする、という生徒はあまり多くはないと思います

 ディベートは結局、ディベートをするところが楽しいのだと思います。
 これは、教室ディベートの普及を試みる場に何度も立ち会ったことのある方々にとっては自明のことだと思われます。

 そうすると、部の顧問としては、スキルが低く、それによるデメリットに自覚していない生徒にいかにアプローチをするか、ということが、永遠の課題、となります。

 繰り返しますが、O君の言った「1:ノルマを課す」は、部員の多い部活などでありがちかもしれません(リサーチの分担、など)
 他に何か、ディベート部をうまく運営するために「みんなでやると決めていること」がありましたら、是非教えて下さい。

 「2:自主性に任せる」で有名なのは、池田先生の放牧主義ですよね。
 これは、結果が出るとは限らないところが玉に瑕です。特に「自分で『ゴール』を設定する生徒がいて、メンバー全体の力を衰えさせていたり、それに顧問が気づかずに適切な指導がてきない場合などは、結局地区予選どまりでしょう。(特に東北地区は、その程度の力ではもう、地区予選突破は無理…)

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 で、結局僕はどうしようと考えているかというと、
 「08【共通論題】を用いて、生徒と一緒にディベートをする」ということです。

 個人個人の自覚を促すには、個人個人でディベートに取り組んでもらい、何が良くて、何が悪いのかを、経験として実感してもらう必要があります。
 個人戦を中心とした取り組みを、12月の東北ディベート交流研修会まで続けたいと思います。

 なお、そもそもディベートについて理解が足りず、何をどうしたら良いのか分からない部員が登場すると思いますので、その生徒達には適切なテキストを渡し、「ほら、その点に関してはそう言われているんだよ」というような形で、ディベートへの理解を促したいと思います。それは、生徒の自主性を促す前段階として、指導してもいい領域だと思います。

 そしてやっぱり、自分自身のディベートスキルが、最近衰えていると思われますので、まず、自分が真剣にディベートに取り組むことが大切だと思います。
 「指導者も一緒にディベートすべし」とは、以前から言われていることです。

 あと一つ、やっぱりディベートは、実際にすることの方が楽しいと思うので、「やっぱりディベートって、やる方が楽しいなぁ」と感じられる自分も大切にしたいと思います。

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2008.09.01

ディベートの論題を決めること

 【共通論題】を選考して取り組む、という実践を何年か続けてきました。

 本校には今、【共通論題】が必要です。
 中学1年の2人、高校1年の2人の計4人には、経験のある先輩方と、中学・高校の垣根を越えてディベートに取り組むことによって、どのようにしてディベート的なスキルを高めるのか、を、体験を通して学んでもらいたいと願っています。
 また、12月に青森県内で行われる予定の『東北ディベート交流研修会』にて、同じ論題に取り組んだ東北地区のライバルと戦い、その後、その他校のライバルとペア→チームを組むことによって、ディベートに取り組むとはいかなることかを、肌で感じて学んでもらうことになります。事実、特に現中2のメンバーは、そこから明らかに、ディベートに対する姿勢が変わりました。
 今年も新人たちに、そのような経験をさせてあげたい、と思っています。

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 ところがやはり、論題を<開発>、策定するって、とっても大変なことだと、今年は改めて思いました。
 いや、大変だということは知っていました。
 ディベートの取り組みの中で、一番大変なのは、論題を選ぶことだと思っています。
 JDAのMLでは、論題策定の時期には、その議論の過程が報告されますが、本当に大変だなぁ、と思います。
 更には、ディベート甲子園の論題策定委員会の方々であれば、僅かに耳にする情報から推し量るしかできませんが、その苦労はいかばかりかと思います。

 翻って、北海道・東北の【共通論題】は、北海道では秋季大会、東北では上記交流研修会・または石巻の中学生ディベート大会に採用される可能性があります。
 すると地区レベルの取り組み、大会という重み、地域レベルのディベートの普及と向上と、論題に求められる役割に差がある、という事実に目を向けなければならないのかもしれません。
 もちろん、共通の論題に取り組むことによるメリットもあり、幸運にも同じ論題で取り組むのに値する論題もあるはずです。
 ただ、石巻側に受け入れられなかった事例を思い出すと、やっぱり同じ論題に取り組むことが無理だったのかな、とか思ったり、いやそれは、ディベートの指導方法の普及が不足していただけかも、とか思ったり…。

 来年度の【共通論題】を策定する作業をする際には、もう少しきちんとした手順を踏んで、計画的に必要な作業を経て策定できる仕組みを整えたいと思っております。

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 ここでやはり、自分自身のディベートスキルをもっと高める必要性を痛感し、また、これから08【共通論題】を選ぶ作業を部活で行うことも考えて、岡山さんと西澤さんが書かれた『「教室ディベート」のための<論題>開発』を読み直しました。
 これは1995年の論文…今から13年前の論文であることが驚きです!
 特に「第9章 論題作成のための調査(リサーチ)」を読み、「これは論題が与えられてから取り組む手順に等しくて・・・逆に論題を与える側は、自分ならどうディベートをするか、ということを厳格に追及出来る能力があって、そこではじめて『この論題でのディベートはOK』と推薦できるのかな…」と思った次第です。

 また、地区へのディベートの普及を追い求める僕としては、地区の各ディベーターが「論題を策定できる」までにスキルを高めてもらえることができれば、それは全国でも通用するスキルを持ったディベーターになるのではないかと思います。

 こういう状態にまで地区レベル及び全国レベルでディベーターを育てることができるのであれば、ディベート界は安泰だ、と言えるくらいに理想的なのかな、と思います。

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 一方で、これから学校の授業で「教室ディベート」を取り入れて頂く先生方に、この、最も難易度の高いハードルを越えることを強いるのは、やはり現実にはそぐわない厳しさがあるだろうと推測されます。

 これでは、ディベートは普及に至りません

 「みんながやりたい論題をやってみたorやらせてみた」→「議論がかみ合わなかったorつまらなかった」→「そういう話を聞くと、やっぱりディベートを授業で扱うのは難しい」→「授業にはディベートを採用できない」=「普及しない」になりますよね。

 やはり「定番論題」を整備したいところです。
 「(リスト化された)定番論題であればどれをやっても大丈夫ですよ」→「生徒にやりたい論題を選んでもらった」→「生徒の成長が感じられた」→「来年度も取り組もう」→「成功例があるならうちの学校でも…」=「普及する!」というところまで持って行きたいですよね。

 一番難しいところを省いても授業でディベートが導入できる・・・そのような形で論題を提供できる仕組みが、これからの授業でディベートを初めて扱おうと考えていらっしゃる先生方には必要なのだろうと思います。

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2008.08.17

高校生自身が企画した『交流試合』

 地区予選が終了した次の日に、本校ディベート部の高3生が、下記の立案書を持ってきました。結構驚きでした!

(以下、カッコ書きの部分は、全国が終わった後で、生徒たちの意見を聞いて、私が書き換えている部分です)

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ディベート交流試合に関する立案書

2008年7月14日 東北学院高校ディベート交流試合実行委員会
(本当はうちの高3の部員名が書いてあったのですが、外部に出すときには複数で責任を担った方がいいよとアドバイスして、変更させて頂きました)

●発起理由

 これから全国大会への準備をするのはもちろんのことですが、我々の学校には選手として参加しないものが中学・高校に計4人います。彼らには、私たちの作業の手伝いはもちろんのことですが、『ディベート部』に入っている以上はやはり、「自分たちも試合をしたい」のではと考えます。そこで、私たちの手伝いの合間に「自分たちで自分たちの試合をしてみよう」という企画をここに立案する。

●内容

 現在行われている全国論題とは別の論題かつ、短期間により準備が整う論題を中学フォーマットで試合を行う。

●論題について
(全国大会終了後、論題が下記に決まりました)

2:大衆ディベート向けの論題
 ドラえもんは22世紀に帰るべきである。是か非か

●参加者

 主に東北学院中学1年生2名、高等学校1年生2名の計4人 他、宮城県内外の中学・高等学校

●試合日

 夏休み終了後の楽しみ隊など
 (後日決定の予定です)

●試合方法

 都合がつかない可能性が大きいのでオンライン対戦も可 なるべく直接試合をしたほうが望ましい。
 (只今、ルール等を検討しているそうです)

 (基本的には、直接集まって対戦する予定です)

●重要性

 「新入部員のスキルアップ」

 東北学院中学高等学校でしか言えないが、彼らは入部してからディベートの試合を行ったことがないのが多数である。仮にやったことがあったとしても正式なフォーマットではなかったりシナリオだったりする。やはり、これからディベートをしていくためには『自分たちで自分たちの議論を作ること』が重要である。それは、どのパートでもいえることでありひとまずやってみて『ディベート』に少しでも触れてもらおうと考えます。また、冬の論題対策にもつながるので少しでもやってみることが重要です。

 また、仮に規模が広がり石巻の中学校や電波高専などとの試合を通じた交流もディベートを行っていくうえで重要だと考えます。

(● 優勝者にはNAKO-Pから賞品を出します(^^))

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 いや、この立案書、私の入れ知恵は全くゼロで、生徒たちから自主的に上がってきたものですよ。

 その後部員達は、やはり全国大会の準備のために忙しくなり、この企画を煮詰めることができなかったのですが、休み明けに何とか実施に移したい、ということで、準備を進めております。

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 昨日書きましたが、参加者のディベート経験に合わせた楽しさを提供する、という趣旨に合致した企画だと思いいます。

 次に、「ドラえもんは22世紀に帰るべきである。是か非か」の論題は、初心者用の定番論題とも言えます。

  • 先行事例はたくさんあります。
  • 教材も、ネット上にいろいろとあり(検索してみて下さい(^^)。特に筑田先生の実践が豊富です)、容易に入手可能です(NADEのサイトよりリンクされています)。
  • 本校においては、部活紹介でいつも行っていて、昨年は2名、今年は4名の新入部員を獲得する原動力になっています。
  • 価値の議論に移ると、実は奥が深いです。
    (ジャイ子との結婚がのび太にとって幸せか不幸か、と考えると、そう簡単に断定できません(^_^;))

 この論題は、公式大会に採用して、たとえば半年間リサーチをし続ける必要性を強いるのは困難だとは思いますが、1日限りの大会などには丁度良いと思います。
 つまり《中級~上級》には優しすぎるのかもしれませんが、《初心者~初級》には程よい論題だと思われます。

 宮城県の近くにお住まいのディベーターの皆さん、夏休み明け、ディベートを介した交流メインのディベート大会に、是非とも参加して下さい(^^)/

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2008.08.16

共通論題と定番論題と「ディベートは楽しくない」…

 今年も募集しております08【共通論題】に、新しく5題を追加します。

(既にに提案済み)
☆過去のディベート甲子園論題より

1:日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か

☆NAKO-P提案
2:日本は高速道路の通行料を無料化すべきである。
3:日本は少年犯罪の加害者の実名報道を認めるべきである。
4:日本はデポジット制度を導入すべきである。
5:日本は混合診療を認めるべきである。
6:日本は終身刑制度をを導入すべきである。是か非か
7:日本の基礎年金は税方式に移行すべきである。是か非か

☆昨年残った論題候補より
8:大学入試過去問題の再利用を禁止すべきである。是か非か
9:日本は『赤ちゃんポスト』制度を積極導入すべきである。是か非か

(ここより新提案)

☆池田修著『中等教育におけるディベートの研究~入門期の安定した指導法の開発~』p.126の「ディベートを教える」論題より

10:日本の中学・高校は制服を廃止すべきである。
11:日本の中学・高校は、生徒のアルバイトを認めるべきである。
12:日本の中学・高校は掃除を業者に完全に託すべきである。

NADEの定番論題より、第13回ディベート甲子園にて、即興ディベートに用いられたもの

13:日本はサマータイム制を導入すべきである
14:日本は国会を一院制にすべきである。

※13は、ディベート甲子園でも2度採用されている

… … … 

 皆さんから是非、下記の観点を参考に、御意見を賜ることができればと思います。

  A:論題に対する賛成意見(「これやってみたい」など)
  B:論題に対する反対意見(「この論題は肯定(否定)に偏っている」など)
  C:ワーディングに関するご助言
  D:その他の論題案(「それをするならこちらの論題の方が…」など)

 専用のツリーも準備しておりますので、幅広く御意見を伺わせて下さい。

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 《定番論題》とは、どのような論題なのでしょうか?

 池田修著『中等教育におけるディベートの研究~入門期の安定した指導法の開発~』p.127の脚注に「定番論題集とは、先行実践が豊富にあり、指導を行う際も教材が簡単に入手できるものを指す。」とあります。

#このように、ディベート実践に関する用語の定義を探し求めることができます。
#池田先生の著書をバイブルとして末永く活用したいと思うメリットが、ここにもあります。

 さて、この《定番論題》よって、ディベートの授業は普及したのかと言われると、現状はそこに至っていないと思われます。
 つまり、先行実践の豊富さや、教材の入手の容易さだけでは、授業へのディベートの導入し易さに繋がらないと思われます。

 何が足りないのでしょうか?

 現在に至るまでにディベートに対する研究が進み、また日本のおかれている環境も変わり、《定番論題》が既に定番と言えない状態になっている可能性が高いと思っています。この点に関しては、今回の記事の最後に提案をします。

 ですが、《定番論題》が提示されているだけでは、授業へのディベート導入はうまくいかないのだろう、という気がします。

 実は【共通論題】を用いたディベート実践も、ディベートを授業に導入してもらうためのプロトタイプに、と考えて実践してきたのですが、いつも挫折しています。受け入れられなかった実例もあります。

 一方で私は、授業でディベートを行ってもらうことの支援に成功した事例が、2つあります。一昨年の「宮城野高校」と今年の「涌谷中学校」です。(涌谷中学校の件はこちらのBlogには詳しくは書いてませんが、非常に嬉しい結果が得られたとメールをもらっていまして、私もとてもうれしく思っておりました。)

 どこが違うのでしょうか?

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 ディベートはそんなに楽しくない」と、本校ディベート部のOBが言います

 あれ、お前だって面白いと思って続けてたんじゃね?とか思いましたが、彼も、いつも「楽しい」と感じていたわけではない、と言います。

 どういうことなのか?昨年の「東北ディベート交流研修会」が始まる前に、そば屋で話を聞きました。
 すると、とても大事なことを指摘してくれました。

… … …

 ディベーターは様々だ
  ・初心者
  ・初級者
  ・中級者
  ・上級者
  ・マニア

 それぞれ、ディベートの何が楽しいか、という感じ方が違う。

… … …

 つまり「NAKO-Pがどれだけ『ディベートは楽しいぞ~』と言っても、実は『ディベートはおもしろくない』と感じている人が、私達ディベートの普及を図る側が考える以上に、結構多くいる」ということなのです。

 すなわち「ディベート普及案の“ミスマッチ”」な訳です!

#高校論題に取り組んだ人なら分かりますね?

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 つまり、ディベートの普及を考えた場合には、ディベートを教える相手に合わせた指導プランや方法の提示が必要だ、ということなのです!

 「宮城野高校」さんや「涌谷中学校」さんには、授業を担当する方の話を丁寧に聞いて、アドバイスを重ねました。これが功を奏したと思います。

 『中等教育におけるディベートの研究~入門期の安定した指導法の開発~』で池田先生が提示する『シナリオ方式』は、「あくまで入門期の指導方法」と、p.144に明記されています。
 すると、ディベートに初めて触れる生徒たちが授業で行うには、良い方法かもしれません。

 それが、対象が高校生・大学生になったり、部活で取り組んだり、ましてやディベート甲子園などの公式大会に出場する、という人たちに対しては、別な指導方法を取り入れる必要が生じてきます。

 この差は、ジャッジの差に由来するものと思われます。
 教室ディベートでのジャッジは、主にクラスメイトですが、大会のジャッジは、大会を運営する方々が依頼し、多くの場合は謝礼を渡し、責任を持って引き受けて頂く方々です。
 端的にいえば、説得に必要な論証の程度がとても違う、ということです。

 このギャップを埋めて繋ぐ、ディベート指導方法の体系が、整っていない!
 確かに、入門期の指導方法として「シナリオ方式」は、ある程度普及していると思っています。
 そこで「ディベートが面白い」と思ってくれた生徒たちに、「次のレベルに行くまでには、ギャップがあるんだよ」と示して、そのギャップを乗り越える方法を導く、まさに指導するための方法が、もっと研究されるべきなのだろうと思います。
 既存の指導方法を体系的に取りまとめる仕事が待たれます。

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 話を戻して、まとめとして提案しますと…
 ディベートの普及のためには、それぞれのレベルに合わせた定番論題を編纂し直す必要があると思います。

 それはつまり、様々なレベルのディベーターがいることを前提に、それぞれのレベルのディベーターがそれぞれ“楽しい”と受け止めてもらえる論題、という形で、グレードを分けて準備する必要があるだろう、ということなのです。

 NADEの動きを待っていられないでしょうし、「~~がなければ出来ない」では、いつまでたってもできませんから、自分なりに少しずつ考え、提案していきたいと思います。
 (次なる提案がありますが、以下次号へ。・・・引っ張ります(^^ゞ)

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2008.08.15

貴重な成果物!

 勝ち負けに囚われていたり、挫折で立ち止まっていては、来年、より高いレベルのディベートには達せず、それでは恐らく勝利を得ることはできません。
 ですが毎年、論題が与えられて選手として議論づくりを中心としたディベートに取り組むだけでは、中々上達はありません。
 どこかでディベートをより良く学ぶ必要があります。

 更には、ディベートの裾野を広げ、練習相手、そして仲間を増やすことが、巡り巡って自分のためになるはずです。

 そのためには誰かに、ディベートの本質を伝えるための“成果物”を作って頂く必要があります。
 その作業は、実に面倒なものです。

 08年、単純に競技に取り組ませるだけではディベートは広がらない=未来はない、ということに気づかれている方々によって、多くの素晴らしい仕事が為されました。
 7点紹介します。

【ディベートテキストを2点】

1.『中等教育におけるディベートの研究~入門期の安定した指導法の開発~

 京都橘大学文学部児童教育学科の池田 修先生が、中学校教諭時代から蓄積したノウハウをまとめて1冊にしたものです。
 これはもう、いい仕事をして頂きました!…というか、以前より何度か話をしていて、心待ちにしていました。

 中高生に対するディベートの指導を、体系的にまとめて頂いたこの本は、ディベート指導のバイブルになると思っています。

 今までは個々人が、それぞれの工夫を施して、中高生に対してディベートの指導をしていたと思うのですが、その指導がどの部分に位置づけられるのか、ということが明らかになります。すると、個々人の工夫の良い点が加えられ、また、改善点も見出しやすくなります。

 ただディベートの指導は、各校、各支部の指導者及びOBOGの努力によって、この本の示すところより進化・発展している部分もあるのが実情だと思っています。

 ですが、この本を道しるべに、次に続く研究者が登場することでしょう。更なるディベートの指導方法が世に提示されるきっかけが形成されたのは間違いありません!

 このようなお仕事は、フロンティアに最も貴き輝きがあります。教室ディベート界からは池田修先生に最大の讃辞が送られるべきでしょう!
NADEもしてくれないような、ディベート指導の体系的なまとめという仕事を、代わって引き継ぎ、担って下さる方でない限り!!)

2.『ディベートワークブック』

 実はこのテキストは、一昨年入手しています(^^)
 このテキストは、ディベート甲子園の主要な役割を担う、著者のお三方がディベートに、本当に“精通”していて、とても大切な内容が網羅されています。
 ですが、大学生ならOKかもしれないのですが、恐らく中高生が一人でこのテキスト“だけ”を元にディベートへの理解を深めるのには、ちと厳しいと思うのです。
 やはり大学の“学生”とは違い、中高の“生徒”は、教師から学ぶ、というスタイルの方が、学習の効率が高いと思うのです。
 そこで、このテキストを使ってディベートを学んでいる人をフォローする仕組みが、ネット上にあれば、更に素晴らしいだろうことは、久保さんには一昨年伝えていたところです。
 すると今年は、このテキストが参加者全員に配布(=プレゼント)され、同時に、テキスト使用者からアンケートを寄せてもらう、という仕組みが施されました。

 CoDAさん、やりますねえ(^^)!
 本校の後期の活動でこのテキストを活用し、最終的に生徒たちからアンケートに応えさせたいと思います(^^)

【映像について2点】

3.読売スペシャル「知の格闘技 ディベート甲子園2008」

 全国の会場にカメラが取材に入っていました。
 全国のパンフレットにも記載されています。

 …ただ、日テレG+、有料なんですよねぇ(T_T)
  無料だったら、見れたのに…。

 映像に関してはもう1点

4.「エル・ネット(教育情報通信ネットワーク)

 決勝戦の模様が、インターネットで動画配信されるようですが…

 …いつ配信されるんでしょうねぇ(^^ゞ?

【マンガ!】

5.「T/A」

 CDC:中央大学ディベートサークルにて近日公開されるそうです!

 「ディベートの普及のためのマンガ」と銘打ってあります。
 中高生のディベート勧誘に役立つような作品になることを期待します!
 この作品の作成にも、ディベート甲子園OBOGが関わっています。このような成果物を残してくれる動きを担って下さることに感謝です。

 同時に、中央大学に進学すると、日本語ディベートが続けられる、という情報を得て、少し嬉しかったです(^^) やっぱり、高校卒業後に日本語ディベートを続ける環境・大学は、中高のそれより少し不足しているかな、という印象がありますから…(CoDAさんも頑張っておられるのだとは思いますが…)

【ネット上での取り組み】

6.OBOG会仮登録

 まずは、作って下さった方に感謝です。
 OBOG会の入会資格は、会則の「第7条 会員の要件」に「ディベート甲子園およびその地区予選に関与した18歳以上のものでなければならない。ただし、高校在学中及び高専の3年生以下の生徒は会員の資格を持たないものとする」とありまして、つまりは高校卒業後に入会できるのですが、受験が終了した微妙な時期に入会の案内を…といっても、OBOG会側にすると「どちらに案内を差し上げたらいいのでしょうか…?」と、高校というチャンネルも薄れてしまう時期でして、困っていました。
 それを改善する仕組みとなっております。
 入会の是非は、案内をもらってから御判断頂くとして、ひとまずの仮登録をよろしくお願いします。
 OBOG会ですが、今年の総会が非常に建設的で盛り上がりました。それを元に、只今活発に活動を仕掛けている最中です。

7.08年【共通論題】策定

 ディベート甲子園とは違い、自分たちのやってみたい論題を、自分たちで検討して決定することに意義があると思います。
 今年も、Debateフィードバック掲示板に専用のツリーを設けました。
 論題の募集や検討等、進めたいと思います。
 私の方からも新しい論題案を加えました。
 幅広いご協力をよろしくお願いします。

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 以上のように、勝ち負けを超えたところに、ディベートの発展があり、それを担って下さる方々の成果物をご紹介させて頂きました。(【共通論題】は手前味噌ですいませんが、東北の中高生にとってはものすごく効果の高い取り組みなのです。)

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2008.08.13

授業づくりネットワークin仙台 にて学ぶ

 ディベート甲子園の次の日ですが、仙台・東北福祉大学国見キャンパスで行われた『授業づくりネットワーク2008in仙台』の、2日目の…午後のプログラムを見学してきました(^^ゞ(さすがに朝からバリバリ、という訳にはいかず…m(__)m)

 既に知らない方も多いと思うのですが、ディベート甲子園や全国教室ディベート連盟は、授業づくりの中で「ディベートという教育手法がある。これを授業に導入すると、相当な効果が望めるのではないか」というように考えた先生方が集まって、授業作りネットワークから特化する形で、『全国教室ディベート連盟』という、授業にディベートを導入するノウハウ(教室ディベート)を広め、更にはその成果を試す全国大会を開く組織、が生まれたのです。(概略ですいません。詳しいことが書いたサイトがあれば教えて下さい。その後の動きは、筑田先生の【こちら】を)
 その関係で、ディベートで知り合えた方々に、再びお会いして挨拶をすることができました。
 (日程的にかぶってしまったのは、該当の先生方にとっては残念なことだとは思いますが…)

 更には、僕は教員になって13年目なのですが、教員になる前後に、パソコン通信でお知り合いになった方々に…約10年ぶりにお会いできた人、互いの存在は十分に知りあっていたものの、初めてお会いした方もいて、僕にとっても喜びと刺激の多い日となりました。

 授業づくりネットワークの中で旬な話題の「授業に笑いを」という実践に特化した「お笑い教育祭り2」を見学しました(^^)
 その、10年ぶりにお会いできた方は、『お笑い教師同盟』で大きな役割を担っている方なのです。
 授業の効果を高めるためにも、笑いがたまにあったほうがいいと思います。
 ただ、今回見学したのは、小学校の実践が多く、それは馬鹿馬鹿しくも(^_^;)全体的に盛り上がり、一つの方向に向かって取り組んで、何か印象深いものが残る、という作りになっています。もちろんその中にも、反復など、授業実践者の意図が反映されているつくりになっているところが、ただのおふざけとは違うところです(^_^;)。ですが、高校物理ではちょっと(笑)

 会場で、ディベート授業のサポートをさせて頂いた、涌谷中学校の先生にお会いしたのですが、宮城県でもこのように、授業の質的向上を目指して研究・研さんを重ねている方々がいるのだな、と思いました。

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 さて、最大の収穫は、日本教育大学院大学の北川達夫先生による「フィンランド教育に学ぶ対話型授業」の講演を聞けたことです!

 北川先生は外務省にお勤めの経験があり、国家間交渉の場で恐らく責任のあるお立場になった経験があると思われます。そういった交渉の場では、「相手も人間である」が唯一の共通点であり、それを頼りに(互いの違いを尊重しても理解しあえる可能性がゼロではない、という希望を頼りに)行うコミュニケーションが必要とされる、ということが背景にあると思われます。

… … …

【対話に必要とされる技能】
<前提:相手のことは分からない>

1.徹底した言語化
言わなければわからない。

2.自己移入(←→感情移入)
 相手のことは分からないから、自分を相手と置き換える

3.バイアスの表出化/価値の相対化
 価値観を共有しているという幻想の排除

… … …

(補足:口頭で説明されたこと)

0.相手の考えの尊重
 何を言ってくるかがわからないから、いったん受け入れる。
 (理解がないのに)切り捨てることは、かなり危険である。
 (外交交渉においては、相手の琴線に触れて、深刻な事態を招く可能性がある)

… … …

 教室ディベートが、この対話型授業の典型なのです!
 ですから、この前提を元に、議論を構築するよう指導する必要があります。

 「相手の主張をいったん受け入れる」というのは、中高生、特に中学生にとってはハイレベルなスキルが必要な話です。高校生だと器量が増しますから(^_^;)
 いったん受け入れようと思っても不明な点があるから、ディベートにおいては「立論を聞いた後で質疑」となります。
 ですから、相手を否定するような質疑というのは、聞いていて違和感を覚える人が多いと思うのですが、この「対話型授業」で必要な「相手の主張をいったん受け入れる」という考えに相反しているので、「それはまずくない?」と思ってしまうのでしょう。特に教員側から指導が必要なポイントです。

 また、「徹底した言語化」は、口頭でのコミュニケーションを拠り所とするディベートにおいては必須ですが、北川先生は「分かりきったことでもいちいち説明する」と表現しました。
 さて、ディベートにおいて<相手>とは、実は ジャッジ なのです。
 ですから、何気なく当然と思ってしまうことほど、いちいち、徹底して言語化して説明する必要があるのです。

 前日、会津高校が敗れて「何がまずかったのか」という課題を持ち帰っていたところだったので、次の日に答えの方向性が与えられて(^^)
 どのような言葉を伝えたら、それが伝わり、納得してもらえるのか…そのために必要な、ベースとなる考えを基に、深く考えたいと思いました。

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 授業作りネットワークの大会が終わった後は、池田先生に北川先生を誘って頂いて、ほかの方々もお誘いし、また上述した涌谷中学校の先生もお誘いして、喜助で牛タン三昧(^^)かなり喜んでいました。
 涌谷中学校の先生が「恐れ多い」とおっしゃっておられたのですが、北川先生自身が「知識のあるなしで対話ができない、という考え方が対話を阻む」とおっしゃっていたので、むしろ相手を尊重して対話をするために、牛タンを一緒に食べましょう、とお誘いしたのでした。

 夜は22時から、ディベート甲子園でも授業作りネットワークでも、両方で裏方を頑張られている、北海道支部の古西先生と飲みました。お疲れでしょうに「メールニュースを出してから」ということでお付き合いいただきました。熱く語り合いました。古西先生のジャッジの立場としてのお話を伺って、「価値の比較の前に議論の決着を、その前に『言葉の決着』を」というアイディアに至りました。たとえば「ここでいう失業とは?」と試合の流れにおける「失業」という言葉に意味を持たせ、ジャッジの理解を促し、メリット・デメリットのインパクトをイメージしてもらう、ということが大事かと思いました。

 ディベート甲子園を踏まえた学びのできた日となりました。良かったです(^^)

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2008.08.12

トータルでプラス、でもここは通過点

 ディベート甲子園の3日間を振り返ると、「行けて良かった…得るものが多かった」と総括できます。確かにマイナス面もありましたが、それらは現場で、更には仙台に帰るまでに解決もしくは疑問解消、という形で終えました。自宅には清々しく帰宅し、妻も安心したようです(^^ゞ

 印象に残ることを時系列にまとめてみます。

[1日目]
○ひとまず無事に会場入り。
 天候等で遅れるとご迷惑をおかけすることになるのですが、過去、一度もトラブルなく到着していて、出発にゆとりがある方が少し助かるのです。
○高校初戦勝利。うちの部員11名のうち、全国勝利経験者が0名→4名となる。
 ジャッジに伝わった試合だったようだ。
☆千種高校はその後決勝トーナメントに進みますから、力あるチームにも勝てたのだと、改めて評価。
△中学生は初戦敗退。全国で勝つことはそう甘くはないことだと、中学生は学んだようだ。この経験も部にとっては貴重!
△高校第二戦は肯定側で敗戦も、2日目も肯定側なので、この立論は伝わらない、ということに気づけて良かったと思った。
●相手の岡山白陵の二反の子が泣いていた。その後、相手のところに挨拶に行ってみるも「何この人?デリカシーなし!」みたいな反応をされたので、かなり動揺した。判定前だったのが更にまずい。大反省。
☆ですが、次の日、岡山白陵の顧問の先生に聞いたところ、その日のミーティングで、うちの立論の分析の深さを認めてくれた発言があったことを聞き、そういう受け取りをしてくれたことに感謝。
◎何より、岡山白陵の先生方とは、3月に岡山で共に飲む機会があり、相互理解があったので、今回の大会で絆を深めることができた。これは相当良かった!

◎OBOG会が建設的に進行!総会を開いた意義を、予想以上に感じる!
 会計等の責務を果たすことができて、相当ほっとした。

[2日目]
●高校は3試合目敗戦。岡山白陵の先生とは「肯定側の解決性が伝わらない。」と嘆くが、ここから頑張ろうと固く握手。高校メンバーはショックだったと思うが…
○中学が予想外の勝利!決勝トーナメント進出の可能性が生じる
○高校生に中学生のサポートをさせる。ショックを払しょくさせる前向きなミッションを与えることができた。正直、死んだ高校メンバーが生き返った気分。
○実際に予選リーグを突破。このドキドキを味わったことは、本校ディベート部のもう一人の顧問の先生にとって、今後何かしらに活かされる経験となったと思う。
●中学生は決勝リーグ初戦で敗戦。全国ベスト16の壁を破れず(^_^;)
 しかし、決勝トーナメント1回戦で東北対決とは…会津若松第二中なら、敗戦も止む無しか。
○ただ、その次の試合も、多くのメンバーが他校の試合を、フローを持って見学に行く。よし、生徒たちも来年を見据えた行動をしている。

○岡山白陵中が準決勝に進出したのを、うちの中学部員が非常に喜んでいた。オンラインディベートで対戦した相手の活躍が喜ばしいらしい。坂田先生と僕は既に絆が深まっていたので、本人を岡山白陵中の皆さんのところへ連れて行って、直接エールを送らせる。遠くにディベーターの知り合いができることは、意義深いことだと思う。

○更に予想以上に、ディベートラバーズの交流会への参加者が多かった。
 高校生スタッフの苦労が報われて、良かったと思う。

[3日目]
○会津高校が準決勝勝利。その中で、
 ○講評・判定の中で「肯定側はシステムの変更が良いと言ったが、実際の労働者がどうなるのか分からなかった」とあった。つまり、システムが変わったら、労働者が具体的にどのような動きになり、その結果として得られる良いこととは何なのか、が分かりにくかった、ということだと思う。これは、本校が2回、肯定側で敗戦した理由である。プランから固有に発生する、内因性の強い立論(労働者派遣の持つ構造的な欠陥の改善)を目指した結果、実社会がどのように変わると予想されるのか、が伝わりにくくなっていたことに、この段階で分かる。
 ○敗戦した岡山操山高校のメンバーと話をすることができた。操山高校には、労働局で学んだことを元に、この論題で論じて欲しい内容を伝えることができた。それを、納得して聞いてもらえた。本当に良かった。

○運営の方々を少しだけ手伝う形で動いた際に、岡山白陵高校の皆さんと少しお話する機会があった。そのやりとりの中で、少しは悪意のない人間であることは伝わったかな、と…。

○会津高校のサポートに入るが、実質、何も手を入れてない。
 彼らは、自分たちで議論を構築し、判断している。
 そう、僕ができたことは、メンタル面でのサポート(^^)
 余計な不安は取り除き、前向きに思考出来るための声掛けだ。
 ま、これは長くディベートに携わっているからこそできることだと思うんですが(^^ゞ

●決勝では会津が負けるのですが
△南山高校女子部は、初出場で、ベストコミュニケーション賞を受賞するような学校。
 二反が上手だと聞く。
 初出場でもここまでできる、という実例は、今後の新規参入者にとっての希望の光となるでしょう!おめでとうございます(^^)
☆今回は東海支部の代表校の活躍が目立っていて、僕が東北支部内で仕掛けた取り組みがまだまだ至らないのかなぁ、と、少ししょげていたのですが、ベストディベーター賞が、負けた側の会津・本田君だったこととか、中学のベストコミュニケーション賞が会津若松二中だったことなどを考えると、地区全体として、ジャッジに伝わるディベートができるようになる、という「昨日の敵は今日の友」方式の取り組みは、一定の実績を残せているのかな、と。

☆仙台へ帰る途中、大宮駅でうちの部長に「どっち勝ったと思った?」と聞いてみたところ、肯定側だと予想していたらしい。それは「各論点がどっちつかずできたので、最終反駁でいいことを言う肯定側が勝つだろう」と。なるほど。恐らく今回の決勝を端的に表現している。
☆うちの高3のI君は「コミュニケーション点で同点、3-2で肯定側。こういう試合が見れただけで面白かった」と。なるほど。高校論題のディベータブルさに達して終わったのかな、と。

 →やっぱり、同じ支部ということで否定側びいきで議論を見ていると、見えるものも見えてなかったのかもしれません。それが、双方に公平に耳を傾けることを仕事とするジャッジとの違いですよね。
 →(追記)高校決勝に関する感想をWeb上でいろいろと見ます。
  ジャッジを“戦略的に”納得させる方法を、更に研究したいと思います。
  これは、ディベート全体の質を向上させることにほかならないと思いますので、力を入れたいと思います。

◎仙台駅でのミーティング
 ・図書館に本を返すこと
 ・9月に行われる学院祭(文化祭)でのディベートについて検討を進めること
 ・生徒主催の新人戦を開催すること
 ・【共通論題】を用いて、一人一人のスキルアップを図ろう
と、部員一人一人が前向きに考えている。

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 この3日間で僕にとって最も学べたのは、高3のI君からの言葉です。
 「中学生が若松二中に負けたのは、守るべき内容を守らなかったから。どこを守るべきか、気づいていない。議論を自分で作った場合には、その過程で、論題に対する結論として信じられるものが構築されるから、それを守るために必要な言葉が試合で出る。信じるものがなければ言葉が出ない。

 先輩たちも、いや、全国の多くのディベーターが達した、極意に、達した。

 なぜその証拠資料を使うのか、なぜ別な言葉ではなく、この言葉を用いるのか、これを一から考えて、納得しているディベーターが、強いディベーターだろう。

 演劇主義で挙げる「『他人から既製品の議論を得る』という方法であっても、既製品の文面(なぜその言葉を選んでいるのか、や、なぜその証拠資料が選ばれているのか、など)に納得すれば、試合では勝てる(=『演劇主義の合理性』)」という枠組みから、最終的には脱却するしかない!ということにも、気が付けました。当然、来年の全国に向けて、中学部員も高校部員も、全員が脱却できるように取り組みます。

 もう一つ、
  今回は今までの各大会以上に、
  僕のディベート的交友関係が広がった大会でした。
 もちろん「積極的に交友関係を広げよう」と、僕自身が思っていて、
  その目的を達成する方向で、意識的に行動したからです。

 当然「馴れ馴れしい」など、「嫌われるリスク」はあります。
 そこは相手を見ながら、でもひとまず、知り合いになるところから、と、コミュニケーションを図りました。

 総じてプラスの成果あり、と帰ってきました。

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 夜遅めの帰宅ながら、夫婦で行きつけのお店に出かけました。
 生徒引率中はアルコールを飲みませんでしたので、ここでようやく生ビール(^^)

 美味い(^^)!

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2008.08.03

何でも一人ではできない!ディベートは更に

 代表校合宿の最中に痛烈に思ったのは「たくさんの人に助けられた!本当に助かった!一人じゃ無理に決まっている!!」ということです。

 「代表校合宿でいったいどんな策を練っているんだ?」とお思いでこちらのBlogをご覧の方もいるかと思いますので(^_^;)、概略はふじ先生のBlogをご覧下さい。
 いや、ディベートしてきたに過ぎないんですよ(^_^;)。
 前にも書いたように、全国を目指している最中の代表校同士が、隠し事をせずに全力でぶつかりあうだけで間違いなく、学ぶべき点に自ずと気が付き、得ることができるのです。
 ただ、そのディベートに対して、教育的な観点、及びディベート的にも「何が望ましいか」を適切に助言してあげる仕組みが大事です。
 今年から東北支部に来て下さったTさんが、ディベートに関しては厳しく、そして力強く指導して下さったと思います。まずは全面的に感謝です。
 更にサプライズが…出張の関係で参加ができない、とおっしゃっていたH先生が、3日目の午前中の2試合のために、出張終了後新幹線で2日目の午後10時に会津若松入りして下さりました。そこまでお金を使って下さって・・・。でも、初日・二日目の議論を聞いていない状態の、しかも全国でもジャッジをされるH先生に主張が伝わるか否かは、最大のテストになるのです。ものすごい感謝です。
 更には今回、転勤先の部活動でお忙しい中、わざわざお越し下さったK先生、やはりディベート甲子園へ何度も生徒を引率していて、準優勝の経験もあるK先生の、経験に基づく講評・判定は、本当に貴重でした。

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 しかしですね、ディベートだけができればいい、というものではありません!

 今でも印象に残るのは、合宿最終日(3日目)にあった、宿泊施設のゴミ捨て、後片付け、です。
 2泊3日の、24人が宿泊したあとのゴミって、膨大な量なんですよ。
 まず、生徒たちは適切に分別に協力してくれました。
 残り物減らしに協力して食べてくれた皆さん、それも実は有り難い協力の形です。
 清掃もスムーズに終了し、そのあたりに、合宿に参加してくれているメンバーの人間的な良さを感じます。
 偶然にも本校の高校生が、3日目の初戦が空いていたので、最終的な後片付けを手伝ってもらいました。率先して皿洗いに動いてくれた部長。きっと家庭でも手伝いしているんだろうなぁ。

 でも、うちの高校部員が探しても、指定されたごみステーションがないんです。
 さすがに困って電話をしたところ、処理を引き受けてくれました。ゴミを自分の車で運んでくださったふじ先生…恐らく、別な部活等の合宿などの経験があってのことだと思いますが、献身犠牲の姿勢に感謝です。また先生は、車で片道2時間の只見への道のりを、生徒たちのために運転して下さり、かつ別な用事のために会津若松に戻ってくるというのです。そうそう、遅れて到着の、八戸高校の生徒を迎えに行って下さりましたね。これを一人で対応するとなると相当苦しくなるはずのところを、救って頂いた気分でした。

 また、若松二中の会場等をお世話して下さった兼松先生には、この大量のごみの最終的な処理のほか、急に必要となった印刷物の印刷作業、会場の案内・掲示など、濃やかな準備でサポートしてくれました。特に、会津少年の家の開閉、貸布団屋さんへの対応など担って下さって、本当に助かりました。最後バスで会津若松を離れる直前に、うちの部員の忘れ物を車でバス停までギリギリ届けて下さって、危機一髪を救って下さりました。m(__)m

 何と言っても、2日目の夕食を作って下さった、会津高校&若松二中のディベーターのお母様方、夕食づくり、ありがとうございました。準備&後片付けを「参加者に手伝ってもらって」という形になったときの負担を考えると、本当に感謝です。

 加えて、特に「会津若松市少年の家」で、布団の準備や虫よけ対策(・・・最初、シーツの“白”にたくさんの虫が集まってくる様子を見た時には「…どうなるんだろうweep」と思いましたが、酷かったのは初日だけで二日目は収まり気味でしたcoldsweats01)、そして主に僕が出入りしていなかった女性用の部屋のメンバーを指導して下さったA先生、恐らく僕が気がつかない点を更にフォローして下さったのだと思いますが、ありがとうございました。

 またディベートの話に戻りますが、僕らの合宿の情報を聞きつけて、ジャッジ等で御手伝いに来て下さった会津高校、そして会津若松第二中OBのFFコンビのお二人には、とっても感謝です。ディベーターの主張を、分け隔てなく聞いてくれて、善意に助言を下さるOBの存在は貴重です。

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 ・・・と、そのような様々な方々の苦労があって成立している合宿だ、ということを、現役中高生のディベーターがどこまで理解しているのか否か、正直疑わしい!

 自分で企画してやってみろ!>中高生ディベーター

 「そこまで言うなら…別に代表校合宿をやってほしいなんて、こっちから頼んでいるわけでもないし…」という中高生ディベーターがいるなら、「じゃあジャッジを付けないから勝手にディベートしていろ」という感じ。

 ディベートという競技自体が、自分たちだけではできないんだって!
  甘く見たり、なめてかかってはまずいんですって!

 ・・・と多少過激に書きましたが、そこが分からないのが“子供”なんですわ(^_^;)

#「子ども」ではなく、敢えて「子供」と書かざるを得ない参加者が…(^^ゞ

 夕食時に、このようにして、様々な協力があって作って下さった夕食を粗末に扱っていた参加者がいたんですわ。
 烈火の如く注意・指導したのは、ディベートの指導者で来て下さったTさん!
 これは、引率教員としての力不足を補ってくれて、本当に感謝でした。
 同時に、ディベートのスキルを指導すること以上に、「ディベートをすることで集まっているものの、基本的には中高生を教育しているのだ」という考えがあるか否か、の問題です。

 恐らく、この姿勢がなければ、合宿は成功しません。>他支部の方々

 そこで夕食の最後の時に、参加者全員に、この合宿は、様々な方々の好意的な協力がなければ成立しないんだよ、ということを訴えました。
 おそらく何かが伝わったようで、3日目の後片付けがスムーズに行ったと思うのです。

 ただやっぱり、合宿所では夜遅くまで準備をする人と、早く寝たい人との差があって、ちょっと迷惑をかけたかなぁ、とかあります。部屋数が1つ足りなくて…体調管理も難しいです。その際もTさんは「電気を半分消すぞー」など、全体をコントロールしてくれました。有り難いです。

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 上記「企画してみろ」と言いましたが、企画してみても、参加者がいなければ成立しません。協力してくれる方がいなければ、成立しません。

 一人ではできない。
 この事実を強く認識して受け入れて、だからこそ相手に感謝し、だからこそ相手を思いやることが大切だと思っています。

 「苦労・アクシデント」というデメリットが発生するのは避けられないのですが、それよりも得られるメリットが大きいのが、経験上間違いないことが分かっているから頑張のです!

 中高生には、良いディベートをして欲しいですが、それに加えて、立場の違う相手のことを尊重して、思いやることができるようになって欲しいと思います。

 願わくは卒業後、そのように努力している後輩のことを思いやり、無理のない形で構いませんので、こういったディベートの取り組みを支えてくれたらと思います。

 来週はディベート甲子園、同様に、多くの方々がご尽力くださっていることを思います。

 さらに加えると、ディベート自体が、肯定側にたったら否定側の人たち、及びその人たちの主張を、否定側にたったら肯定側の人たち及びその主張を、そして、それらを聞いて下さるジャッジのことを思いやることができることが大切です。その真摯な姿勢が勝利に繋がります。・・・うーん、だからこそ、ディベートに対する姿勢がまずそうなディベーターを見ると「やばそうだなぁ」と直感的に感じるんでしょうねぇ。

 そうそう、最後にH先生が、合宿全体の講評で、「スピーチが堂々としていると、安心感をもって聞ける。それだけで、伝わりやすい。でもそれは、テクニックではない。それに至るまで、どれだけの時間、どれだけの努力をして、どれだけ考えたか、が現れるものだ」という趣旨のことをお話して下さりました。本当にその通りだと思います。

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 なお、私にとって最大の収穫。

 2日目の最初に、ふじ先生が「新しく入った1年生が昨日質疑をしていましたが、3人で出場するときには、立論・第一反駁・第二反駁を別々な人で担当して、反駁のどちらかが質疑を担当するはずですが…」と訊ねてくれたのです(^^ゞ

 をを!
 ノーマークでした(^^ゞ

 その試合、空いていたので、早速に、準備させました。いきなりだった割には、よく対応してくれていました。
 新しく入った中1はおかげで、肯定・否定共に2回ずつ、立論の経験ができました。

 知らずに全国に行っていたら相当まずかった(^^ゞ
 顧問として恥ずかしい話ですが、ふじ先生に最大限の感謝m(__)m

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2008.07.31

二泊三日の代表校合宿をひたすらに準備する!

 本日より2泊3日で、会津若松市少年の家で、ディベート甲子園東北地区代表校の合同合宿を行います。

 地区予選当日から準備を始めて、今…当日の午前1時半まで、準備に時間がかかってしまいましたweep

 地区予選を勝ち抜いた代表校、中高合わせて6校が一堂に会する、こと自体が大変です。一番遠い八戸高校は、八戸→仙台→会津若松とバスを乗り継いで来るのですから。

#なお八戸高校の皆さんは、幸いなことに先日の地震の被害もなく、参加してくれるとのことです。
#「揺れの割には被害が小さかった」という報告でした(^^)

 一方で、藤田先生率いる只見中学校から「生徒たちに金銭的な負担を強いる訳にはいかない」という要望を伺ってからの合宿立案のスタートでした。
 藤田先生は実績十分です。他校との練習試合をせずとも、2年連続で中学生(当時の会津若松第二中)を全国大会の決勝に導く(優勝と準優勝)のです。

 全国で活躍する学校を見ると、お金と時間とマンパワーが必要なのかな、と錯覚してしまいそうで(^^ゞ
 ですが、お金とマンパワーをかけずとも、工夫の積み重ねによって全国の舞台の頂点を目指せる事例があるのだ、という事実は、私たちに勇気を与えてくれます

 ですが、更に上のディベート目指す上で、互いに切磋琢磨する環境を設けることも大切であることは、一昨年の代表校合宿で実感しています。「同地区の代表校は、予選リーグで当たらないから」ということが心の支えとなり、議論を隠すことなく出し尽くすことで、議論の欠点に気づき、論題が示す本質に向かって自分たちの議論を再構築することが代表校合宿の本質です。手の内を知り尽くした同士が対戦することがあれば、その時は「恨みっこなしね」と言っています。幸運なことに、一昨年の全国の準決勝では会津高校と能代高校が対決するという「恨みっこなし」が実現するのですが…やっぱり見てられませんでした(^^ゞ。両方に勝ってほしいのです(^^ゞ。

 さて、今年の代表校合宿は、遠くから来ていただく価値があって、しかも生徒への金銭的な負担が小さいものを…ということで、まず『会津若松市少年の家』が空いている日程、ということが企画のスタートでした。なんと、宿泊費ゼロ円!代わりに風呂もなく…ということで、夜は近くの銭湯350円です。
 備え付けの布団に貸布団店から千円で借りたシーツと枕を使って…ちなみに只見中学校さんは「マイシーツ」を持参して経費節減、という形です。

 更に参加者には「お米1合ずつ持参を」と呼びかけまして、2日目には、会津若松のディベータの保護者の方々のご尽力で、会食する機会を設けることができました。本当にディベートへの理解のある保護者の方々に恵まれて感謝です。

 このあたりで感じて頂けるかと思うのですが、ディベートを高めることのみならず、東北地区のディベーター同士が知り合いになることが、中高生ディベーターにとても大きな教育的意義をもたらすことを知っているので、一生懸命に企画しています。ここで知り合いになっていると、不安が増大してしまいがちな全国の会場で、自然に“地区の絆”を発揮し、励まし合ったり、アドバイスをし合ったりできます
 そして、東北地区を勝ち抜いた代表校同士だからこそ、レベルの高いディベートを楽しめることが、ディベーターのスキルを自然に高めてくれます。全国に出られない仲間のためにも、僕たちはできるだけ前進したいのです。

 残念なことに、今年の東北地区は、アクティブに動けるスタッフが不足していて、今回来て下さるスタッフの方に負荷がかかるだろうことが想定されるのですが、その方は「気合いで乗り切ります!」と言って下さっています。能力の高い方にそう言って頂いて手伝ってもらえると、本当に有り難いです。

 また、これもありがたいことに、合宿中にもネット環境を利用できる…可能性が高いので、何かあれば対応したいと思います。

 全国の皆さん、共に頑張りましょう!

追伸:
 東北地区のみならず、全国レベルでディベータの輪を広げることにも、僕は意義を感じています。全国大会当日、今年も「ディベートラバーズ」が頑張ってくれそうな気配です。

 加えて、「ディベート甲子園OBOG会」も、全国のディベーターの輪を広げることに寄与します!
 大会初日に総会があります(^^) 全国の会場に顔を出す予定のOBOGの皆さん、是非お越し下さい(^^)/
 

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2008.06.30

関東と北海道の予選を見て

 先々週の15日(日)は関東大会の見学に、先週の22日(日)は、北海道大会でジャッジをさせて頂けました。
 全国大会に駒を進める学校の皆さん、関係者の方々、おめでとうございます。
 本校もそれに続くことができるように、更なる準備にスパートしたいと思っております。

 さて僭越ながら、次なる試合に向けて改善点を、と思った点を書いてみます。「でぃべーたぶる」をご覧になっている方々に感謝しつつ、参考になるならば有り難いです。

【1】解決性・発生過程について

a.プラン後の人たちも企業も“お人好しじゃないぞ!”

 中高生ディベーターに「思い込みがあるのかな?」という疑問を感じました。それは、関東の側に特に強く感じたのですが、北海道でもあります。

 高校論題で「プランを実施すると、現在の派遣社員は正社員になる」と、関東の多くの肯定側が考えているようでした。「仕事が残っているのに、派遣社員がいないのですから、企業側は正社員を雇うはず」という論理展開でした。一方で否定側も、特に反論もないことから、「双方で合意している?」と思ってディベートを聞いていました。

 これですが、企業の側に立つと、歴史的な流れの中で、企業側は正社員として雇うのを控えてきた…つまりは、正社員としては雇えない理由、そして、正社員じゃない形態の雇用をしたいと考えた理由があるはずです。

 仮に国が「派遣を禁止する」という政策を実施したとしても、日本の企業や働く人側の事情に変化が生じるとは考えにくいです。
 すると、企業側は、派遣が雇えないという制限がある中でも、企業のメリットが最大限生じるような雇用等を進める、と考えるのが普通かと思われます。

 高校論題でいえば、プランで確実なのは「派遣という形態での労働者を雇えない&派遣という形態では働けない」ということ、中学論題では「中学生以下が携帯電話を使えなくなる」ということだけのはずです。

 ですから肯定側としてはプラン後、何が変わって、何が変わらないかを踏まえた上で、「プランをするとこうなります」ということを、解決性・発生過程という形で説明した方がいいと思います。

 一方で否定側も、高校論題でいえば、派遣という労働形態がなくなるだけで、企業は軒並み倒産したり、派遣で働いていた人の生活が軒並み困窮に至るとも考えにくいのです。なぜなら、企業だって黙って倒産に至ることを受け入れるわけもなく、派遣労働者も働くこと・生きることを諦めるわけもなく…。
 プラン後の人たちも企業も“お人好しじゃない”と思うのです。
 ただ黙ってデメリットをこうむるわけはなく、プラン後の世界でも、労働者個人なりに、企業なりに、幸せや(企業理念に近づく)利益を求めて、…少しは考えて行動するはずです。

 「ひどい状況に至らざるを得ない」理由があればそれを説明して欲しい…というか、それが否定側の役目だと思うのですが、「必ずしも全体が発生過程通りに酷くなるとは限らないんじゃない?」と思う立論が幾つかあって、気になりました。(オンラインディベートでも、そのようなジャッジをさせて頂いた試合があります。関東大会の席では駿台甲府さんと、それを踏まえて、議論させて頂けました。交流に感謝(^^))

 当然中学論題でも、小中学生の手元から携帯電話がなくなるだけで、他に変化はなく、更には高校生以上の多くの人の手元には携帯電話が残るわけで…。

 今後の宿題にしてみて下さいcoldsweats01

b.プラン後の“ゴール”って?

 一方で解決性・発生過程の“ない”立論を、たまに見かけました。
 現状分析を分厚く述べることで、論題に示された政策が行われれば、自ずと問題が解決しますよねぇ&新たな問題が生じるに決まってますよねぇ…と、ジャッジに投げかけられたような立論です。恐らく、ディベーターはそれを意図していないのでしょうけど。

 プランを実施しても、必ずしも全体がその通りに動く保証がないので説明が必要だ、ということをa.で述べましたが、この解決性・発生過程の“ない”立論を聞くと、「皆さんはプランで、対象(日本だったり、企業、労働者、中学生以下で携帯を使っている人)をどうしたいの?」ということが全く伝わらない、と思いました

 「いったい日本をどうしたい?」という“ゴール”が分からないのです。

 “ゴール”が分からないと、「プラン後は実際にはどうなることを想定しているのか?」が分からず、いくら重要性・深刻性を述べていても「そりゃ、そうなるよねぇ、そうだよねぇ」と言えるものがないのですから、その通りの評価をして良いのかどうかの判断基準が分からず、メリット・デメリットを評価できない、という状態に陥ります。

 その部分の立証責任は、立論を述べたチーム側にあると思います。
 立証責任を果たしていないと判断された立論は、ディベート甲子園ルール細則Dの2項1号により、相手から反論がなくとも、そもそものメリット・デメリットを小さく評価される場合があることが、審判講習会テキストの11ページからも分かります。

 今回は、高校論題でも中学論題でも、解決性/発生過程がポイントになると思いました。

【2】論題充当性について

 主として高校論題なのですが、関東ではプランに「企業側には、現在の派遣労働者を正規に雇用するよう義務付けます」といったプランが入っているケースがありました。
 それに対し、否定側から、そのプランが論題充当性を満たしていない、という反駁があったものの、完全に「肯定側のプランが論題を充当していない」と証明されたと判断されずにプランが残った試合がありました。また私は見ていなかったのですが、プランは論題を充当していないと判断されて、肯定側のメリットがないと評価された試合もあったそうです。(残念ながらメリットは、論題の範疇にないプランからのみ発生していたのでしょう)

 論題充当性については、東北支部でも5月の交流大会の時に問題視されました。それに対して、東北支部主催の入門セミナーで、講師の市野さんから「渡辺徹さんの『論題充当性』に関するトライアングルの記事を読むのが解決の道!」と伺っていましたので、こちらを読んでいました。
 この記事は、これから高校論題での試合がある方々には是非に目を通しておいて頂きたいと思います。
 また、日を改めて、論題充当性については、こちら『でぃべーたぶる』にも書く予定でおります。

 一方で北海道の大会では、高校生の試合で“プランがない”試合がありました。
 恐らく、あまりディベートに慣れていない学校さんだったと思うのですが、対戦相手もジャッジも、好意に解釈をして試合が成立してはいました。
 もちろん、ガイドラインの3に「高等学校論題については、肯定側が立論でプランを示してください。」とありますので、プランを示してほしいのですが(^_^;)、こういった事例からも『論題を充当させるとは?』という観点からディベートを考えるきっかけにしてもらえたら、と思います。

■追伸
 関東でも北海道でも、「でぃべーたーぶる」を読んでくださっている中高生ディベーターに会えました。嬉しい限りです(^^) 「見てます」とディベーターの方から言って頂けると、励みになります。ありがとうございました。m(__)m

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2008.06.15

ディベートの指導や普及に関して問題を提起し合いましょう

 全国教室ディベート連盟(NADE)の会員の方には、『トライアングル』という会誌が届きます。

 今回から、瀧本さんの連載が始まりました。
 「なぜ今『ディベートを行うことの価値』なのか」という題で、「今一度、教室ディベート連盟の理念の原点に立ち返ってみる必要があるのでは?」と問いかけています。

 もしも、より良いディベートの指導や普及を望むなら、この問いかけに対して、賛成であっても反対であっても、リアクションを示すことで初めて、そのより良い動きが“ようやく”始まるのではないかと思うのです。(とかく動きが遅い、もしくは、ないですから)

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 ぐるめさんが早速、特に「演劇主義」に反対する瀧本さんの提言に賛同する主張を示しています。
 特に、顧問教員やOBOGが、「自校の勝ち負けを自らのアイデンティティーに投影して、生徒を自らの欲求の手段にしてしまう」ことの問題の深刻性が、お二人が感じている大きな問題点なのだろうと思います。

 この点、「実は野球やサッカーなど、他の競技にもあるのでは?」とも思いますが、特にディベートはある論題に対する意見を主張する競技ですので、年齢に関係がなく、その点で“アイデンティティーの投影”…さらにはそれに伴う大きなデメリットが発生しやすい、とは思います。

 一方でふじ先生の主張は、現場で指導する方々の実感だと思います。

>初めてディベートに触れる中学生の場合
>すべてを彼らにゆだねても
>ほとんど何もできないのが現状である。

 実は私も同感です。
 中学生には、何をどう主張したら、ジャッジに賛同してもらえるのか、何をスピーチしたら相手の主張を否定できるのか・・・そのアイディアと語彙が足りないのです。
 単純に「人生経験の不足」という、仕方のないことが原因と考えます。
(ですから、高校生になり…高校生でも高3の方が、アイディアに富んだスピーチをする、という実感があります。そして大学生になると、さらに飛躍的に成長しますよね)

>立論や反駁についても同様で
>生徒と教師がいっしょに考えていくのが
>現実的だし適切だと思う。

>中学校の場合
>顧問は引率者ではなく指導者だと思う。
>運動部の顧問がただ練習を見ているだけでなく
>様々な指導をするのと同じである。
>当然,段階というものがある。
>初期に近いほど教師の関わりが大きいのかもしれない。

 ここからがポイントですよね。
 生徒たちと共に勝利を掴みたい。
 すると、関わりはより大きくなる。

 ジャッジ側に立つ人側が「自校の勝ち負けを自らのアイデンティティーに投影していない」顧問と受け取られないレベルとはどの程度でしょうか?
 これは顧問という教師・大人の自覚が大切な話でしょうか?

>仮に教師が素敵な立論,反駁原稿を考えても
>実際に試合では使えないだろう。
>教師の準備だけで勝利を得られるほど
>中学生の試合と言えども甘くはない。

>最終的には生徒がすべて自分たちで動ければ良いのだろうが
>おそらく一般的な中学生のレベルでは困難だろう。

 ということで、「一般的な中学生と一緒に全国大会で勝ち上がるには」という観点で考えると、『教師の準備』×『生徒の(高度な)理解』という構図が成功を収めていたのではないかと思われます。

 それを「教育的ではないからやめておきましょうよ」と言わざるを得ないような場面に遭遇するケースがあるということだと思うのですが、では次にNADE側、あるいはディベートの普及を望む側の人間は、どのような対案を準備し、提示すれば良いのでしょうか?

 みんなで考えるしかありませんよね(^_^;)

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 こういった現状を踏まえ、さらにその現状を乗り越えて、ディベートの指導方法の向上や普及に繋げるためには、ディベートに関わる個々人が実感として捉えている問題点を出し合って、それらを擦り合わせることで望ましい方向性を見出す必要があるのではないでしょうか。

 ちなみに、私が感じた「NADE的ディベートの取り組みの問題点」を、こちらにまとめてみましたので、御覧頂けたら幸いです。

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『学校へ行こう!MAX』でディベート部が

 TBS系『学校へ行こう!MAX』で、駿台甲府高校ディベート部が取り上げられました。

 オンラインディベートにも参加してくれた駿台甲府のディベート部…過去2回、本校が決勝トーナメントに進出できた時に、2度とも、なぜか駿台甲府と対戦して、そしてその2回とも敗れている、という駿台さんdespair …テレビ出演、お疲れ様でしたm(_ _)m

 企画は「■学校へ行こう!自由研究『ディベート部は、どんなくだらないテーマでも熱く討論できるのか』」でした。

 内容を見て恐らく、ディベート関係者ですと、賛否両論あったのではないかと思いますが…
  …バラエティー番組ですから!

 でもですね、やっぱりテレビの力はすごいですよ。

 gooのブログ検索で、単純に「ディベート」だけで検索すると、結構今回の『学校へ行こう!MAX』の感想がHITします。

 番組の感想、一部かもしれませんが、中には「をを…」という有り難い、高い評価の感想も。

 ディベート部の活動を一般の方に、きちんとした形で広く知ってもらうって、やっぱり大事だと思いました。

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2008.05.19

高校論題:「派遣」のシナリオ…を改良すべきか?

 先日行われた第7回東北ディベート交流大会と同時進行で、春の初心者講習会を実施しました。これがHITしまして、16名もの参加者を得ました。新たにディベートへ取り組んでくれる新人が得られたということは、本当に有り難いことです!

 その初心者の方々にディベートをてっとり早く体験してもらうために、ディベートシナリオを作成しました。

「scenario-haken.doc」をダウンロード

 このシナリオ、感慨深いものがあります。

  1. 新年度の怒涛の忙しさのため、講習会前日の22時からようやく作成を開始し…間に合わず、仙台から盛岡へ行くバスの中で続きを作成し…たものの、PCバッテリー不足で、結局会場で開始時刻を少し遅らせる形で完成!
  2. 初心者にも取り組みやすく、また、誰かが再利用してもいいように、わざと短いフォーマット!
    高校論題なのに、立論が2分、質疑1分、反駁1分という短さ!しかも第二反駁まできちんとあります!
  3. メリット・デメリットは、高校生ディベーターがまずは目を通すだろう、NADEの高校論題の解説に沿ったものに!
  4. …作成時間が短かったということで、主要な議論はオンラインディベートで同時展開された3試合から、美味しいところを頂戴しました(^^ゞ
    それでも、やはり核となる証拠資料は…書籍資料が間に合わず、夜中でしたが頑張ってネット検索して採用!(根性入ってます!)

 ゆくゆくはこれを、「スタートパック」の形で、東北支部内の新規高校さんに配布し、大会への新規参加校獲得に使えないかと考えています。

 …ですがどうしても気になる点が1つあります。

 それは、第一反駁を、資料を活用した反駁にすることができなかった、ということなのです。

 皆さん、どう思われますか?

A:立論を3分、反駁を2分に拡大して、資料付きの第一反駁にすることで、反駁のあり方を示すように改造した方が良い。

B:こだわる必要はなく、短くさっぱりしたシナリオで、まずはディベートの雰囲気が伝わればよいという発想で、このままで構わない。

 ご意見を賜ることができれば幸いです。

 また、シナリオの内容等に関しても、ご意見等伺うことができれば、ギリギリまで改良を加えることはやぶさかではございません。

 ご協力のほど、よろしくお願いいたします。m(__)m>ディベーターの皆様

追伸:各学校・各地区のディベートの取り組みにお役に立つようでしたら、
   このシナリオ、どうぞご活用下さい。(これでよろしければ、ですが(^^ゞ)

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2008.05.17

ディベート授業の記事があったらしいのです

 昼食を食べていた食堂で、本校の先生が僕に「そういえば2・3日前の新聞に、ディベートを授業でしたという記事がありましたよ。社会と数学の授業だそうで」と、話題を振ってくれました。

 …数学ですか(^_^;)
  気になります。

 その先生、僕との共通の話題としてディベートの話題を振って下さったのだと思います。
 小さな思いやりが嬉しいですよね(^^)

 ところが、それが何新聞なのか、分からないということで。
 教員用の休憩室に古新聞を探しに行ったら、もう片付けられていて(^^ゞ
 ネットで検索しても見つからなくて…。

 これを御覧の皆様、何日付の何新聞か、情報をお持ちでしたら、教えて下さいm(_ _)m

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2008.05.05

ジャッジが12分って4,800文字!?

 ディベートの普及にとって大切なジャッジの育成に、『オンラインディベート』が役立つと、前回書いた通りです。

 4月18日(金)より6試合同時に展開されていた『オンラインディベート』ですが、無事に終了いたしました。

 これを御覧のディベーターの皆さん、是非とも判定投票をお願いいたします!

 判定に際しては、ログを見ながらフローシートを作成し、後はディベート甲子園と同様の判定を出して頂けたらと思います。ただ、その判定結果をネットを介してお寄せ頂く関係上、オンラインディベートの独自の判定フォームをご利用下さい。よろしくお願いします。m(_ _)m

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 さて更に、もしもこちらをご覧頂けている、ディベート甲子園OBOGの方で、ゆくゆくは地区予選等で主審を担いたい、とお考えの方はいませんか?

 判定結果を文章として提出して頂ける方を、2~4名、募集します(^^)
 ※まずは私自身が、本校ディベート部員が関係していない対戦2試合の判定を出す予定です。

 ところでディベート甲子園の審判講習テキストには『審査検討時間は8分以内とし、講評・判定時間は12分以上とることとする』とあります。
 すると、文字にすると4,800文字前後の作文が必要なのですね!
 これは結構大変です。ジャッジが大会主催者側から謝礼を頂戴するのも納得です。
 ただオンラインディベートには、そのような予算はありませんのでcoldsweats01、ボランティアでの取り組みをお願いせざるをえません。

 ただ、ジャッジのコメントもオンDサイトにログで残りますので、「私はこういった判定コメントを述べることができます」とアピールする場として活用することも可能です(^^)

 文章提出を、5月13日(火)~5月16日(金)とさせて頂きます。
 ただ、明日も休みのゴールデンウィークですので、もしもお時間がありましたら、早めの作文をして頂けたら、とも思います(^^)。自分の時間で作業が可能なところも『オンラインディベート』の特徴です。

 正直、本校で参加した生徒たちは、判定を待ちわびております。
 そりゃ、一生懸命に試合をしたら、きちんと評価・判定して欲しいですよね。

 お引き受けいただける方がいらっしゃいましたら、ひとまずお引き受け頂けるという意志表明だけ、【 こちら 】宛にメールを頂戴できればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
 

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2008.04.29

ジャッジ教育にも役立つのか!

 確かに、ディベートのジャッジのスキルの中で、講評・判定を述べるスキルというのは非常に重要で、教育的な配慮をしながら、勝敗の判定理由を勝者にも敗者にも納得してもらう形で伝えるには、基本的な考え方を身につけることと共に、経験も必要です。

 ですがジャッジとは、選手(ディベーター)にとっては特別な存在で、ジャッジの投票で勝ち負けが決まる訳ですから、実際の大会では「経験を積ませるため」という形でジャッジをしてもらうのは、選手に迷惑をかける恐れもあるため、難しい訳です。

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 先週の土曜日、東海支部出身で関西地区からこの度、東北大学大学院へ進学されたOBを歓迎する飲み会を小さく行いました。私と、本校ディベート部の前部長との3人で飲みましたが、お酒等を飲むよりは非常に示唆に富む様々な話をたくさんしました。一緒にいた前部長にとっては更に有意義だったことでしょう。

 その方とは、ディベートの普及や全体の向上に関しても、かなり一致した(と僕は思った)見解を持ちながら意見交換をしたのです。

 やはり大切なのは「ジャッジのスキルの向上だ」ということになったのですが、その中で私が想定しなかった話が出てきました。

 「(ジャッジの教育の方法を考えると、実際には困難が伴うのだが)あの『オンラインディベート』を活用するのであれば何とかなると思っていた

 をを! 盲点coldsweats01 (運営者自身が気づいていない…(^^ゞ)

 例えば、ディベート甲子園のジャッジをやりたい、というOBOGに、「(実施されたオンラインディベートの)~~vs~~の試合の好評・判定を○○○○文字で書きなさい」とする訳です。(…講評・判定の時間って平均で何分くらいでしょうかねえ?)

 すると、

  1. ログが残っているので、聞き逃しはない
  2. 時間と場所を選ばない。(自分の時間で取り組める)
  3. 経験のあるジャッジが、経験の浅いジャッジにアドバイスを送ることが可能

と、意欲がある人であるならば、じっくり考えた上で、更に質の高い講評・判定のコメントを考えることができるわけです。
 このような経験を積めば、確かに、ジャッジとしてのスキルを伸ばすことができそうな気がします。

 さらに、講評・判定のコメントもログとして残れば、これからディベートに取り組もう、更にはジャッジ希望!という、ディベート界の未来をしょって立つOBOGにも役立つわけです。

 いやぁ、気がつかなかった。
 早速、OBOG会や多方面に呼びかけて、実施の方向で動いてみたいものです。
 賛同してくれる方、いますか?

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2008.04.24

「プロフで悪口」の事件は…

 この事件中学論題でのディベートに度々登場するようになると予想します。

 金属バットで殴られるに至った中学生の、プロフへの書き込みのあり方などは、事例としては典型的な例に当たると思われます。

 もちろん「だから~~すべし」という、論題を肯定したり否定したりという結論へは、短絡的に結び付かないのですが。

 でも、この事件から、論題の背景をさらに一歩深く考えてもらいたいと思います。>全国の中学生ディベーター

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2008.04.21

第8回東北ディベート交流大会

 表記大会の開催要項及び参加申込フォーム&申込用紙を、TDN(東北ディベートネットワーク)のホームページに整えました。
 各地からの多数の参加をお待ちいたします。m(__)m

 今年から「新入部員も先輩と一緒に遠征」してもらうための初心者講座を同時開催するのですが、既に参加希望がありまして、実施する意義を感じております(^^)

 また、毎年恒例だった「引率者チーム」の編成は、今年は今のところ見送ることとしました。ただ、現役生の参加申込状況によっては、「引率者チーム」にも参加して頂く可能性もあります。

 生徒と教員との真剣勝負の場がなくなるのは残念かな、という気もするのですが、その代わりとなる強力なOBOGチームの参加があれば助かるかな、とも考えます(^^)
 …ジャッジが足りることが前提なのですが(^^ゞ

 ゴールデンウィークの東北をディベートで盛り上げて下さい>ALL

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2008.04.14

【オンD】高校論題の否定側があと1人…

 オンラインディベートですが、中学側は順調に3試合同時展開ができそうなのですが、高校論題の否定側を引き受けて下さる方が1名足りないのです。

 もしよろしければ、本日23時までに、

  1. 本名や学校名を明らかにしての参加の場合には、この記事に応答頂けたら幸いです。
  2. ハンドルネーム等、匿名での参加の場合には、一時的にでもこちらをご覧の上、専用フォームにてオンラインディベートに参加申込をして下さい(メールアドレス等が実在のものか否かを確認するために、どうしても必要です)

 ご協力を賜ることができれば、と思います。m(__)m

 仮に1名以上の協力者が現れた時には、それに応じて、更に展開する試合数を増やし、、それに従って肯定側をお願いするケースがあることをお含み置き下さい。

-----

 登校・出勤前にこの記事をご覧下されば有り難いです。

 本当は、こちらのBlogにコメントを下さったノアル@開成さんが参加して下さると有り難いのですが、差し上げたメールにお返事がないので…確かに、まだ締切前なのですが。

 また過去も同様の呼びかけをこちらでさせて頂いて、参加して頂いたにも関わらず、判定の面や、私のパートで試合を最後まで全うできず、運営する側として誠に申し訳ない思いでいるのですが、それでも今年の状況として、呼びかけをさせて頂く次第です。

 最終的にどなたにもご協力頂けない場合には、本校からの予定していた肯定・否定のチームをまとめて、片方にすれば解決します(^_^;)。一応包み隠さずにお伝えしておきます。

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2008.04.09

全国から参加者募集~オンライン練習会

 以前予告しておりましたオンラインディベートによるディベート甲子園論題のディベートの練習会ですが、ようやく準備が整いましたので、改めてのご案内とお誘いです。

 詳しい参加方法は【 こちら 】をご覧下さい。

 実は、前回の予告をご覧下さり、参加を表明して下さった方の中で、「ディベートはしたことがありませんが…」という方がいらっしゃいます。
 その方はなんと、全国教室ディベート連盟九州支部が3月29日(土)に行った春季講座にて論題解説講師をお引き受け下さったNPO法人子どもとメディア ネットメディアリテラシー担当の古野陽一さんです。

 送られてきたメールの一部を引用します。

-----(引用開始:一部表現を変更)

九州ディベート連盟春季講習会で、
中学論題の論題解説講師として、お話させていただきました。

できる限り、さまざまな論が立てられるように、
私がこれまで学んできたこと、調べてきたことだけでなく、
関連する新しい情報、基礎となる情報も見直したので、
大変勉強になりました。

その後、試合形式の講習会も見学させてもらって、
もう、うれしくて、面白くてたまりませんでした。

論題が発表されて1ヶ月足らずにも関わらず、
かなり充実した調査をし、しっかりと論を組み立てて、
それを戦わせている有様が、印象的でした。

肯定、否定両方の立場に身をおいてみることで、
日頃扱っているテーマが、より深く理解されることも
私にとっては、深い学びになります。

なにより、試合後の指導者のアドバイスから、
なんとなくディベートが判ったような気になって、
「やってみたい!」
と思った次第です。

-----

 何とも有り難いお言葉です!
 
九州支部のディベーターはきっと、良い議論を展開して下さったのですね!

 そこで、古野さんにもお伝えしたのですが、オンラインディベートは少し変わった特徴がありまして、ディベートの最中に裏側でどんな助言をされても、運営側はチェックできません
 逆に、それでも良いと思っています(^^)
 どんなアドバイスがいくらあろうと、最終的に参加しているディベーターの判断と責任においてスピーチを提出して頂きます。それに伴う勝敗も自己責任です。
 ということで、もしこれを御覧の、九州支部関係の方がおられましたら、是非、ディベート未体験の古野さんを支援してあげて下さい。

-----

 そのほかにも数名、参加希望者がおられます。
 ですがどうせなら、全国各地の、中々練習試合ができない、という方々の参加を期待します。
 離島の方とか、地理的に都市部から離れている学校さんとか、便利だと思うのですが、いかがでしょうかcoldsweats01

 参加の締め切りは準備等の関係で、4月14日(月)23時までです。
 ひとまず立論さえ出来ていれば、あとは相手の立論を見てから、それに対応するスピーチの準備を始める、ということも可能ですので、「やってみよう」と思う方は取り敢えず【こちら】をご覧下さって参加申込をして頂けたらと思います。

 いよいよ新学期ですね。ディベーターの皆さんで相談して、参加を前向きに検討して頂けたらと思いますhappy01

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2008.04.04

《中学論題》現状の認識に差があると議論の大きさが…

 ところで小中学生の皆さんは携帯電話を、どのくらいの時間携帯していますか?

 つまり、自分の携帯電話があるか否かと、持ち歩いているか否かとは別次元だということなのです。

 先日、本校ディベート部の中学生が優勝した石巻市中学生ディベート大会で、私もジャッジをしたのですが、ある試合でマイナージャッジとなった時に、考えさせられました。
 それは肯定側の下記のような反駁です。

「否定側は緊急時に携帯電話を用いて連絡が取り合えると言いましたが、中学生は学校に携帯電話を持ってきてはいけません。よって、1日のほとんどの時間、携帯電話をもっていないのですから、否定側の指摘は間違いです。」

 その主張に、石巻市の中学校にお勤めの二人の先生が納得して、デメリットを小さく見積もり、肯定側が勝ちました。

 私は私立の中高に勤めていて、当然学区がありません。本校では携帯電話は、届け出制になっていて、朝はHRで担任に預け、帰りには返しますので、届け出をした生徒は登下校時に携帯電話を持っています。特に迎えの連絡などには活用されていると思われます。

#当然、いろいろな使われ方があるでしょうが、ここでは扱いませんdespair

 つまり私は、勤務先の事情が違うということから、生徒たちの議論の大きさをうまく見積もることができなかったのです。

 さて、2005年に本校は、田園調布雙葉中学校の情報の授業を御手伝いする形で、同じような「携帯電話」論題でオンラインディベート(※)をしたことがあります。その時に、女子校である雙葉中学校の先生から伺ったのは、東京では本当にいざという時のために、保護者が携帯電話を持たせている、ということです。東京で遠距離通学させる女子中学生にとっては切実な問題であることが伺えます。

 本校は男子校なので、そこまで切実な危険性を感じてはいませんでしたが、見ず知らずの人のために登校中の女の子が事件に巻き込まれるようなことが多かった時期でしたので、雙葉中学校の皆さんが真剣に議論を提示してくる様子は、その背景を含めて、よく理解できました。

(※)サイト移設中でして、ログが消えておりますが、データは残っております。

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 石巻の大会でも、雙葉中学校とのオンラインディベートでも感じたのは、

「論題は『日本は~』なんですけど…」

ということです。

 石巻だけならデメリットは小さいかもしれませんし、関東の私立女子中学校ではデメリットが大きいかもしれませんが、日本全体ではどうなのでしょう?

 また、中高生にとって、日本全国一律に禁止するということがどういうことなのかをイメージしにくいのかな、ということは、いつも思うことなのです。

 全国大会になって、様々な地域の中高生が議論を突き合わせてみて初めて、議論に地域性の差があることに気付いたりします。

#ということで、オンラインディベートの練習会は全国レベルで・・・

 同時に、ジャッジがこういった地域差を認識してジャッジができるのかな、ということは・・・いや、僕ができなかっただけなのですが(^^ゞ、多少不安に思うのです。

 全国のディベーターの皆さん、できるだけ幅広く考え、肯定・否定にふさわしい見地にたって議論を繰り出して下さい

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2008.03.31

今回の指導者研修会が、東北ディベートの道を拓く

 指導者研修会と言っても「中高生にはできるだけ自分で考えさせて、それを尊重する形でスピーチさせる」という趣旨の実践が行われましたので、何をどうしたら現役ディベーターがどうなるのか、ということは特になく…(^_^;)、という研修会でした。

 …この書き込みを見て「なぁんだ、そんな程度のものか」と思う人がいるかもしれませんが、「うわ、そー来るか!」と思う人もいるでしょう(^^)v

 今回は初めて、OBOGが研修内容を自主的に考えて、私たち指導者側が参加者になる、という企画でした。長く東北でのディベートの企画をいろいろと考えた私としては、非常に画期的です。あるべきディベートの姿を、トップダウンではなく、ボトムアップで提示する流れが築かれるのかな、という気がしていて、これは大事に育てたいと考えております。改めて、今回の企画を担って下さったOB(…実は全員男性coldsweats01)に、この場を借りて感謝しますm(_ _)m

 研修は、肯定・否定の両立論と証拠資料が与えられて、立論をリンクマップに整理して否定側第一反駁と質疑を考え、肯定側第一反駁、否定側第二反駁、肯定側第二反駁と、何をスピーチすべきかを順に考えた上で、試合をさせる、という実践でした。いわゆるAgora方式と呼ばれるものですね(^^;。ただ、OBOGはAgora方式を知らずに、ただ「生徒にディベートができるよう考えてもらうための方法は?」と検討して、この方式にたどり着いたようでした。立派です。加えて、与えられた立論を使うためのスタンス集というのも指導者側に配布されました。東北オリジナルかな(^^)。これは意外とポイントが高いと思いました。

 さて、このような実践を踏まえて生徒たちにいざ試合をさせてみると、「事前に考えていたからこそスピーチができた」という側面と、「事前に考えてもうまくできないスピーチ」があることが分かりました。
 できなかった方を具体的に言うと「サインポスティングが抜ける」「たくさんしゃべるのだが余計なことが多く、主要な議論の取捨選択ができない」「相手の議論を誤解してしまい、反駁が的外れになってしまう」という感じです。
 つまり、ディベートの技術の向上のためには、考えるという側面のほかに、実際に何度もスピーチをして経験を重ねて訓練し、慣れる必要のある側面もあるのだなぁ、と思った次第です。

 そういうことを心構えとして持ちつつ、指導者は現役ディベーターに向き合う必要があるのかな、と思いました。

 ちなみにちょっと付け加えると、生徒側からのアプローチがあるまで指導者は何もしていない訳ではなく、生徒が「考えてきました」というのに対応できるよう、指導者室で与えられた立論の理解などを深め、フローシートに清書しながら生徒と同様の検討をする作業をしていました。でないと、生徒の反駁等が適しているか否かを判断できませんからね。さながら、授業の予習をする教師、という感じでしょうか(^^ゞ

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 そんな中で私は、今後のディベート企画をいかにすれば、東北地区のディベートの普及と向上が実現するのか、という観点で、参加して下さった先生方やOBと、議論を重ねました。
 結果として、下記のような案に至っております。

1.この日程では、教員が参加しにくい(指導要録書きなどの仕事がピーク)。
  次年度は、4月1日を過ぎた最初の土日がいい。

2.1.の企画では、論題研究をするのが良い。
 (ブレインストーミングがいいのか、プラン後の世界がどうなるのかを一緒に考えて下さるような講師の方からお話を伺うのが良いのか、など、内容は要検討)

3.論題研究を踏まえた、質の高い試合を、5月の交流大会で実施してもらう。

4.また、5月の交流大会までに、東北地区でも「スタートパック」を作成し、参加してくれそうな学校さんに配布をする。
  「スタートパック」は予てから書いている通り、作成過程をオープンにして、より良いアイディアや内容の不備のチェックができるような状態で作成したい。
  ただ、今回の指導者研修会のために作成された立論があるので、1から作るよりは負担が小さいことが予想されます。その点でも、今回のOBの働きには感謝!
  最終的には「スタートパックがあればそのまま大会に参加はできる」というものを提供し、地区予選の参加校増を実現させたい
#地区大会をこれで勝ち抜けるとは思えませんが、これは参加者の努力次第ですよね!

5.6月のNADE東北のディベート入門講座は、教員が出張で集まれるので、そこを活用する企画を、今年から実施したい。
  ただ、この入門講座には、東北地区の現役中高生及び指導者が全員集まるわけではない。それを踏まえた上でも、なおかつ効果を高めるため、5月の交流大会との連携のある企画にしたい。(これは具体化及び許可が下りてからお知らせします)

6.5.の企画をすることにより、地区予選の議論の質を高めて、代表校が全国で活躍できるようにしたい。

7.12月の交流研修会は、今回の企画の応用として、「昨日の敵は今日の友」方式の試合+指導者がディベーターを指導する形式が良い。(これはかなり強力な効果を挙げられると想定される)
  持ち回りの関係から、今年は青森県内で実施の予定

 「結果を残したい」と焦る気持ちがあるのですが、あるOBが「結果じゃないでしょう。まずやって、『こういうことをやっています』ということを発信することが大事なんじゃないですか?」と発言してくれたのが非常に心強かったです。

 ということで、可能な限り、まず、やってみます!

 こちらをご覧のディベート関係の皆さんから、励ましとか、助言・アドバイスがあると有り難いです。宜しくお願いしますm(__)m

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2008.03.27

《高校論題》ハケンを正規雇用にするプランでは…

 この週末には、いよいよ新しい論題を採用した春季大会が、関東東海近畿支部にて開催されます。
 また、九州東北支部はこの週末に、研修会を開催します。なお、九州と東北の両研修会では、試合形式の練習が行われるみたいです。

 さて、今年のディベート甲子園論題は、中学・高校の両方とも、よく詰めて考えないと、本当に立論通りにメリット・デメリットが生じるのか、実は怪しい、という印象があります。
 ディベーターは肯定側であっても否定側であっても、しっかりと相手の主張を聞いて、不明瞭な部分に対して質疑を行うことによって、立論の内容が不明瞭であることをジャッジに気付いてもらうことが大切だと思います。
 そして、ジャッジは更にcriticな姿勢で双方の主張をきちんと聞いて、「双方から出された議論だけから判断して○○側を勝ちとしましたが、次に試合をする機会までには……の部分については、実際にはどうなるのかを、よ~く調べてきて下さい」という形で、現役ディベーターに宿題を出してあげて欲しいと思います。

 例えば、下記のような立論があったとします。

-----
●現状には、派遣労働に関する問題があります。
↓そこで、法改正によって、下記のプランを実施します。
 (1)労働者派遣を禁止します。
 (2)企業は今後、正規労働者として雇用することとします。
○企業は正規労働者を採用しますから、派遣労働に関する現状の問題が解決して、
 メリットが生じます。
-----

 ここで否定側は質疑をしてみましょう。
 「そのメリットは、非正規雇用の派遣労働者が正規雇用になることによって生じるメリットですか?」

 ここで肯定側が「はい」と答えたとします。

 素朴な疑問が生じます。
 「派遣労働者も、人材派遣会社に、正規に雇用されていますよね?」
 「法改正をせずに、現状を維持していても、問題は解決できるのでは?」
 「そのメリットは、派遣労働を廃止して生じるメリットではないのでは?」

 =>「肯定側が論題を肯定できていないのでは?

 そもそもプラン(2)に無理があることはすぐに気がつくと思うのです。
 企業側からすると、アルバイトやパートという形で労働者を雇う、という選択肢が残されていますから。

 難しく言えば、プラン(2)が論題の範囲内かどうかが怪しいですよね(^_^;)

 さて、試合的には、「プランによるメリットがないのですから、デメリットが少しでもあれば現状を維持すべきだ」という形で否定側に投票されるのではないかと予想するのですが、「現状の問題は派遣労働に関する問題であることに間違いないのだから、プランで企業が派遣労働者から正規雇用者に切り替えると、メリットが生じます」という主張に頷くジャッジもいて・・・試合会場が納得できない雰囲気になるケースもあるだろう、と予想するのです(^_^;)

 これを打開するヒントとしては、肯定側はひとまず、派遣労働を廃止することだけで生じるメリットに注目してみよう、ということになるかと(^^)、そして、プラン後企業がどのような動きをするのかはきちんと想定しておきましょう、ともお伝えしておきます。

 試合に出られる皆さんは、是非頑張って下さい!

 なお、春休み中に試合がないという支部にいる皆さんには、後程、オンラインディベートで練習試合会を行いますので、是非ともご活用下さい。以上、予告でした(^^)/

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5月3日(土)~4日(日)が交流大会です

 今年のゴールデンウィークも、恒例になりました『東北ディベート交流大会』を開催しますhappy01

 東北支部のレベルアップを図るべく、対戦相手も少ない中、OBOGや教職員チームを現役生の対戦相手に揃えて何とか大会形式を整えて、有志で実施を重ねてきた『東北ディベート交流大会』ですが、今年で第7回大会となります。

 今年は、下記の日程で行われます。

日時:5月3日()13:00~4日()(午後1時過ぎを目安に終了予定)
場所:
アイーナ 岩手県民情報交流センター

 今年は、大会のみならず、並行して初心者講座も開催します(今のところ私が担当する予定です)。それにより、新学期になってディベート部に入ったばかりの方でも、一緒に遠征してもらうことができます
 先輩方は大会に、初心者の新入部員には講座を受けた上で先輩方のディベートを見てもらえたら、と思います。

#今までは、何も分からないままに無理くり試合に出ていた、という例もありました。
#また「まだ初心者なので…」と、一緒に遠征に来てくれなかった1年生方もいました。
#それよりも、せっかくディベート部に入ってくれたなら、一緒に遠征して欲しいのです。
遠征によって、仲間としての結束を高める、また、各地に仲間を作るって、いいですよね!

-----

 東北の各校は参加して下さると思うのですが、他地区の方で遠征に来て下さる方、いますか?
 また「初心者講座だけでも」ということで参加して下さる方って、いますかねぇ?

 といいますのも、昨年多少手狭だったので、少し大きめの部屋を借りたんです(^_^;)
 この大会の参加費は、会場費を参加者で人数割りすることが前提に組まれていて、あともう少し参加者がいればとんとん…という感じなんです(^_^;)

 また、初期のころは、スペシャルチームという形で、優れたディベーターが組んでくれたチームに、予選を勝ち上がった高校生チームが挑戦して、そこで全国論題に関して更に新しい見地を得る、という形をとっていました。
 ここしばらくは、打診できる方々がいなくて(^^ゞ、スペシャルチームを準備できませんでしたが、OBOGや社会人の方々の“参入(乱入?)”を歓迎したいと思いますので、もしもお時間がありましたらご検討頂けたらと思います(^^)

 「行ってもいいよ」という方がいらっしゃれば、コメントを頂けると・・・、試合運営と合わせて会計収支も考える立場にある私としては、心配の種が少し減って、少し嬉しいです(^^)
 コメント、お待ちいたしますm(_ _)m

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2008.03.05

ディベートへの批判! でも楽しむ(^^)

 ある方から「ディベートを批判しているサイトがあることをご存知ですか?」「サイトの運営者は東北の方のようなので…」という質問を受けました。

 全く知りませんでした(^^ゞ

 確かに、プロフィールを見ると、八戸出身の方のようですが(^^ゞ

 さて、実際には、原典をご覧頂けたらと思いますが、一部引用します。

-----(引用開始)-----
ディベート支持派は、今後改めることが大切

 ここで再び、ディベートの話に戻ろう。思考の道筋を利用した場合、ディベートはどのように扱われるのだろうか。
 作成した道筋の中では、「議論の能力を身に付ける方法」の部分で取り扱う。まず「採用の候補となる習得方法を集める」工程で、1つの候補として挙がる。次の「候補ごとに、習得できる能力を評価する」工程では、思考目的に照らし合わせた評価が下る。「論理的思考と議論やディベートとの関係」で述べたとおり、悪い点が多いと評価せざるを得ない。続く「最良となる習得方法を選ぶ」工程で、採用されない結果となる。
 こうした評価結果は、ディベートを強く支持している人にとって、かなりのショックであろう。しかし、採用に至った今までの判断が、悪すぎたので仕方がない。こうなった原因は、深く考えずに採用を決定したことにある。もし論理的思考方法を知っていれば、思考の道筋から考え始めて、適切な判断ができたはずだ。米国も含めた大学や大学院でさえ論理的思考方法を教えてないのが現状なので、判断を間違ったのは、仕方がない結果といえる。その意味で、ディベートを強く支持していた人達は悪くない。
 ただし、ここで解説した内容を知った後で、自分の過去を否定したくないために、ディベートを支持し続けるのは、相当に悪い行為といえる。こんな行為を続けると、論理的な話が通じない、非論理的をモットーとする人なってしまう。質の高い議論を求めている人なら、そう思われたくないだろう。

-----(引用終了)-----

 この記事は(2002年12月5日)のものらしいので、確かに5年前の教室ディベートの現状を思い起こすと…
 で、現在、こういった批判に耐えられる実践になっているか、と問われても…

 NADEはこういった批判があっても、堂々と“ディベートを支持する”と表明できるのだろうか?

-----

 「ディベートは万能ではない」と、ディベートに長く取り組んだ人ほど、実感していることだと思います。そういう認識でいると、上記のような批判も「そうかもしれませんねぇ」と受容できると思います。

 教育現場でディベートを取り入れる際には、その“限定された”目的と効果をしっかりと認識したうえで授業を計画すべきかと思います。
 もちろん「そもそも教員側に、そういった認識がないから…」という批判でもありますので、そうすると「ディベートに固有な批判ではない」とも解釈できますが。

 しかしながら…
 では、僕は何故ディベートをしているんでしょう?

 …と揺さぶられる必要はないかもしれません。
 「おもしろいと思っているから取り組んでいるんです(^^)」
 好きだからやっています。
 批判のあるなしは関係ありません(^^)
 ディベートという形態のコミュニケーションが好きな人同士で集まっていて、かつ「有意義だ」と感じています。批判される筋合いはありません。
 サッカーでも野球でも、楽しいから取り組むのでは?

 …ですが、「教育ディベート」と銘打っている訳でして、かつ教育的な価値がゼロだとも思っていません。
 むしろ実際には、生徒たちの資質の向上に寄与していると実感できる場面を、たくさん経験してきました。
 ここでは2点、書いておきます。

  1. 言語化
    『考えていること』を実際に言葉にする練習になっている。
  2. 責任のあるコミュニケーション
    発言に根拠を伴わせる練習になっている。
    ジャッジもディベーターも責任のある態度・姿勢が求められる(=教員は積極的に生徒たちに、それを求めても良い)。
    「○○側の勝ちだと思う。理由は、なんとなく、なんだけど…」といった態度が“無責任である”ことに、自ずと気づく。

-----

 それでもやはり「ディベートは万能ではない」ので、別な議論の教育などが登場すれば、そちらを楽しむかもしれません。
 が、当面はディベートを楽しみます(^^)

 なお、同ページにある、下記の批判には同意します。
 常々、由々しき問題だと思っていましたし、これを正せない指導者側にも問題があるとも思っていました。

-----(引用開始)-----
おまけ:ディベートで身に付く悪い行為
(中略)
 反論の際には、ディベートの得意な人が使いがちな手法も何個か登場する。実は、これが一番面白い。その中でも最悪なのは「~は定義がない。定義がないので意味のない意見だ」という反論だ。定義がないのであれば、その定義を相手に求めればよい。また、求める相手が近くにいないなら、定義を推測してみればよい。しかし、そうしないで「意味のない意見だ」と結論付けている。
 では、なぜそうするのだろうか。理由は簡単で、マトモに反論できない内容だからだ。定義が含まれていないことを、反論しなくて済む理由に使っている。単に反論しなくて済むだけでなく、その意見を勝手に却下している。極めてセコイ行為である。
(中略)
 実際、定義がないと指摘した人の多くの意見で、定義が含まれていない。自分の意見は定義が含まれてないのに、他人の意見は定義がないために却下するというのは、相当にズルイ行為でもある。相手には厳しく、自分には甘い基準で評価していることになるのだから。

-----(引用終了)-----

 「定義がない」「根拠が分からない」「証拠がない」=>「だから違う」というたぐいの反駁からはそろそろ脱却しましょうよ>全国の中高生ディベーター

#「定義がないから何?」「根拠が分からないから何?」「証拠がないから何?」と考えてみてください。そこから言及できる結論は「違う」ではない、別な何かのはずです。

追伸:以前もディベートに対する批判を紹介しましたが、その中では「ディベートでは命題を検証できない」、今回は「ディベートでは結論の質が重視されない」という批判が述べられています。
 ・・・『仮説検証パラダイム』でのディベートを見てもらってはどうかと(^_^;)

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2008.02.28

約束通りオープンに【'08ディベート甲子園】

 全国各地のディベーターの皆さんへ。
 今日からスイッチが入ったように、慌ただしく活動を活発化させたのではありませんか(^^)?

 さて私ですが、約束通り、今年の論題への取り組みを、可能な範囲でオープンにしたいと思います。

 各地でディベートに取り組む際、また「一緒にディベートに取り組みましょう」と誘いをかける際にご活用して頂けたら幸いです。

 例えば参加校の増加のために、スタートパック等を作成するのであれば、こうしたオープンな取り組みを参考・活用して下されば、手間が省けていいと思うのです(^^)

 ・・・ただ、証拠資料等は、原典を確認するなど、ディベーターとしてのマナーは守った上での活用を心掛けて下さいm(_ _)m

 中学論題は『携帯電話の禁止』・・・十分にオープンに進めています
 証拠資料にディベートシナリオ、どうぞご活用下さい(^^)/
 ただし、論題の範囲が「高校生以下」から「中学生以下」に変わっていること、また障害のある人の携帯使用が認められていることなどの変更は見逃せません。今一度議論を再構築する作業をしたいと思います。

 高校論題の『労働者派遣の禁止』・・・新論題ですね(^^)
 証拠資料等がたくさんあるように思われます。
 ただ、労働者派遣法をチェックするなど、議論の範囲を見定める作業を丁寧に行う必要があると思われます。

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 今年の論題は、どちらもディベータブル(肯定・否定の双方に一理ある)だと思います。皆さん、今年も共々に、熱くディベートに取り組みましょう(^^)/

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2008.02.20

このディベート授業は辛かろう…

 先ほど紹介したBlog検索で見つけた、ディベート授業の記事を紹介します。

論題:「アメリカの日本への原爆投下はしょうがなかった。」

 をいをい、“しょうがない”って、何???

 これって、「いじめられるのはいじめられる側にも原因があるから、しょうがない」というようなニュアンスでのディベートになりそうだなぁ。事実そんな感じで、肯定側の人がとてもかわいそうに思えた記事でした!

 ・・・忙しくてもBlogで皆さんに訴えたい記事を書くエネルギーは“怒り”であるケースが多くて(^^ゞ

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 同じテーマを扱った論題でも、「原爆投下は第二次世界大戦の終結を早めた。是か非か」であれば、事実か否かだけが争点になるので、歴史の調べ学習としては少しニュアンスの違ったディベートになってまだましだと思います。

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2008.01.21

「携帯禁止」ディベートシナリオとディベート用語

 『日本は高校生以下の携帯電話・PHSの所有および使用を禁止すべきである。是か非か』のディベートシナリオを、『宮城ディベート“楽しみ隊”』の例会、およびディベートの公開授業を計画されている方のため、そして2月22日(金)の石巻中学生ディベート大会に出場される中学生及び指導される先生方のために作成し、公開しました。

http://homepage3.nifty.com/online-debate/zero/casestudy/keitai/index.html#scenario

 これを例会で使ってみたところ、公開授業をされようとしている国語の先生と、大会に中学生を引率する国語の先生から「このシナリオは難しい」という感想をもらいました。

 大会に生徒を引率する先生からは「ターンアラウンドって「何ですか?」という質問でした。そりゃ、ディベートの初心者には難しいかもしれませんよね(^^ゞ。ターンアラウンドとは何か、ディベートにおいてターンアラウンドがどう有効であるのかを簡単に説明しましたが、語ると長くなるこの内容、中学1年生が即座に分かるとは、確かに思えません(^^ゞ

 一方、公開授業をされようとしている先生からは「そもそも『発生過程』『解決性』『重要性/深刻性』といった用語になじみがないので難しく感じる」ということでした。

 なるほどねぇ。そこに戻りましたか!

 NADEでも一度、このディベート独特の用語を置き換える試みをしましたよね。
 でも結局、みんなディベート用語を用いて試合等をしていると思うのです。

 何故かと言うと、「ディベート用語を用いた立論の方が、反駁の際にサインポスティングしやすい」というのが実情だと思うのです。限られた時間で端的にわかりやすいスピーチをするためには、ディベート用語が役に立っているのですよね。

 ただ、公開授業で中学生がするのであれば「言葉を置き換えても構わないと思いますが、フローシートが書きにくくなることだけは覚えておいてください」と言いました。

 ただ実際には、中学生は短期間でこの用語をマスターすると思われます。
 そのために、用紙1枚程度の、ごくごく限定された「授業のためのディベート用語集」があればいいのかな、と思いました。

 どこかネットで公開されていたら教えてくださいm(__)m
(他力本願でゴメンナサイ)

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 ということで昨日は、本校の中学生1人、高校生3人を引率して、石巻へ行ってディベートしてきました。
 まずは、今までの“楽しみ隊”に参加して下さっていたメンバーに、シナリオディベート(変更なし)をさせて、それを初参加の学校の生徒さん&先生に見てもらう&ジャッジをしてもらいました。次に、負けた人とジャッジをした人(←初参加な方々)が組んでペアとなり、2回戦をしました。全員が一度はディベートを体験できるようにしたわけです。なおかつ、交流研修会の“昨日の敵は今日の友”方式のメリットを取り入れ、経験者が初心者に教える形で準備を行ってもらったのです。

 参加して下さった石巻の方々、公開授業をなさろうとする先生にとって、何かしらのプラスになっていれば幸いです。

 方や、うちの部員達にも、いい練習の場になったでしょう。
 ディベートは経験の競技です。学校の活動でももっと積極的に試合→振り返り→立論と反駁の改良→それを用いて再び試合、のルーチンに取り組んで欲しいものです。
 3人揃えば試合ができるはずですから…。

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2008.01.01

ディベートに関わるあらゆる皆さんを御招待

 現役ディベーター、OBOG、指導者…
 また、NADE:教室ディベート関係の方、その他日本語ディベートに関わっている方、大学等でESSなど、英語でのディベートに取り組んでいる方…

 とにかく、ディベートに携わった経験のある、全ての方にお話しがございます。

 「もっと活発に交流を深めて、もっと日本のディベートの普及率を高めませんか?」

  とにかく“いつでもディベーターが集える場”を設けてみました。

  名付けて 『 Debater's Icebreaking Room 』 です(^^)

 私自身、NADE:教室ディベートに携わってきましたが、高校・大学のESSを始めとする英語ディベート、その他様々に行なわれている日本語ディベートの方々のことを存じあげていません(^^;。

 また残念ながら、NADE:教室ディベート出身の方々の間でも、真剣な戦いの影響か、その“わだかまり”が解けずに、現在でも対立…とまではいかなくとも、「どうもまだ仲良くなるには…」という方もいるかと思われます。

 …そういう難しい話はさておき、「同じディベーター同士、もっと仲良くなりたい!」という人もいますよね(^^;
 また、「もっと気軽に、ディベートに関して話が聞きたい!…そのほかの話も(^^;という人もいますよね(^^;

 そういった要望に、少しでも応えられるような、ディベーター同士の交流スペースになれば幸いです。

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 とにもかくにも、ディベートに関する情報が、ネット上にも少な過ぎるんですって(^^;
 少しでもディベートに触っている内容だったら、どんどん発言して下さい(^^)

 ディベーターに対する印象が“身近なもの”になれば、少しはディベートの普及に繋がってくれるだろうって、期待するのです(^^)

 ディベーター用の、より良いネット上のコミュニティースペースが準備されるまでの間は、皆さんに支えられてご活用頂けたら幸いです(^^)。どうぞ見守って下さい。m(_ _)m

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2007.12.31

2008年最初は、石巻でディベートイベント三昧

 2008年の最初、東北でのディベートのキーワードは“石巻”です!

 まず、宮城ディベート“楽しみ隊”』の1月例会が、石巻行われます。

第28回例会
2007年1月20日(
(時間が未定です。確定次第お知らせします)

場所:石巻市立門脇中学校・図書室
石巻市泉町4-7-12 TEL:0225-22-2675

 ちなみに、29回例会も、石巻で行う予定です。

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 と言いますのも、2月に、石巻市中学生ディベート大会が行われるからです。

石巻市中学生ディベート大会
2月22日(金)

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 そして現在、春休み中に石巻で、東北ディベートネットワーク主催の、ディベート指導者講習会を開催する予定で計画中です。
 恐らく、3月29(土)・30(日)に、宿泊を伴う形で行いたいと思っております。

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 石巻まで来れるというディベーターの皆さん、予定を空けておいて頂けると幸いです(^^) 

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2007.12.10

ディベートのできない方々が、できるようになってもらうには…

 ディベートに取り組んだことがない学校の人達に、ディベートができるようになってもらうには、最初に何をしてもらえばいいと思いますか?

 読んだだけでディベートができるようになる本。
 見ただけでディベートができるようになるビデオ。
 訪れただけでディベートができるようになるサイト。

 ・・・それぞれ、何を御薦めしますか?

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 先日、必要に迫られて、Excelのマクロの本を買ってきました。
 まず、本屋に言って、Excelのマクロの本が並んでいるコーナーに立ち、あれこれと手に取り、内容を読んでみて…本を選ぶまで30分近くかかりました。

 「Excelのマクロの本」だからといって闇雲に買っても、自分が必要としている作業ができるようにならなければ、本を買うお金も、本を読む時間も無駄になってしまいます。
 更に、内容が難しければ、実際にはニーズを満たすような本だったとしても、その作業ができるようにはならないでしょう。

 ですが、本の著者には申し訳ないのですが、私はまだ、そのマクロが使える状態にはなっていません。
 本を読みながら、マクロの操作を試してみなければ、絶対にできるようにはなりません。
 そうです。試してないからできないのです。
 今の僕には、その時間がありません(T_T)

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 勉強なども一緒で、できないことをできるようにするには、『演習』や『体験』など、試しに、実際にやってみることが大切です。

 そういう点では、ディベートの初心者用の講座に参加することは、ディベートができるようになる早道と言えるでしょう。ディベートを知っている人から話を聞くこと(知識)、そして実際にやってみること(体験)、の両方が得られます。

 実際、先月の『宮城ディベート“楽しみ隊”』に参加して下さった、初参加の公立中学校の先生は、独学では分からなかったことが分かったと、大いに感激して下さりました。

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 それでも、地理的な問題等で、講座等に参加できない、という人も多いかと思います。
 そういう人はどうしたら良いのでしょうか?

 読売新聞社と全国教室ディベート連盟によってこの度、『ディベート甲子園スタートブック』が作成されました。

 この冊子が優れているのは、『薄い冊子だ』ということだと思います(^^;
 つまり、まだディベートに取り組んでいない学校を対象にしているので、ディベートの内容についてはごくごく絞りこもう、という姿勢が見られることです。

 例えで挙げましたExcelのマクロの本を考えてみると、

  • やりたい作業ができるようになる
  • そのための手順が詳しい
  • PCの画面が掲載されている
  • サンプルのマクロがダウンロードできる

…などの基準で選んでいる訳です。
 初心者には切実な項目ですよね(^^;

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 このスタートブック、内容について「まだまだ…」と思っておられる方もいるみたいですが、今まで手引書のたぐいが全くと言っていいほど提供されていなかったわけですから、とにもかくにもまずは歓迎します(^^)

 後程有償で提供される付属DVDも準備されるようです。

 しかしながら確かに、冊子を読むだけでは掴めない部分もあるでしょうから、Q&Aや活用事例など、Webを通じて補足する仕組みがあればなおいいと思っております。

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 ただ、この冊子よりも、更に情報量が少なく、ディベートができるように導くためのものがあっても良いと思います。今年作成された北海道支部のスタートパックがモデルになると思います。

 それを、オープンソース形式で作成できるのが理想でしょう。

 そこまでしなければディベートの普及には至らないと思っています。

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 最後に一言。
 ディベートができない方々がディベートをできるようになってもらうために、『ゼロからのディベート』というページを作成しているのですが、今年の私は全くもって動きが鈍く、理想の状態にまで作成作業を進めることができていません。自分自身で悲しく思うくらい、申し訳なく思っております。

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“楽しみ隊”、今月も石巻で

 またまた今月の『宮城ディベート“楽しみ隊”』の例会も、石巻で行われることとなりました。

第27回例会
2007年12月16日()14:00~17:00
場所:石巻市立門脇中学校・図書室
石巻市泉町4-7-12 TEL:0225-22-2675
☆ 参加費:無料です ☆

 石巻では冬休み明けに、石巻中学生ディベート大会が行われることになっているので、例会に参加してくれると非常にお得だと思うわけです(^^)

 その他、石巻市、もしくは石巻のお近くに住んでいて、ディベートに興味を持たれている方の参加をお待ち申し上げますm(_ _)m

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2007.12.01

交流研修会の申込用紙UP

 12/26(水)~28(金)に行われる、第5回東北ディベート交流研修会の参加申込用紙をUPしました。

 「教員の引率が必要ですか?(引率が難しいのですが…)」という問い合わせが複数あります。それは以前から予想済みでして(^^;、そういう場合には保護者の承諾があれば参加できる「個人申込」を準備しています(^^)

 今のところ、本校のほか、会津高校、能代高校、大館国際、八戸高校、会津若松第二中学校の参加があります。また、北海道支部の彼が参加を希望しています。

 個人参加を希望する方は、申し込み用紙をプリントアウトの上、手続を進めて下さい。

 参加人数枠はまだまだゆとりがございますので、どうぞお申し込み下さい(^^)/

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2007.11.24

女子高生の8割が困るのかぁ…

取り上げられると困るもの――女子高生の8割が「ケータイ」(ネットエイジア調べ)
RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2007/11/22

 07年度の北海道・東北【共通論題】に取り組んでいる皆さん。

 プランを実施すると、女子高生の8割が困るそうですよ(^^;!

 

 なんで困るのか、具体的に知りたいなぁ(爆)

 このニュースの根拠の部分をご存じの方、
 ・・・そして、女子高生の気持ちを代弁できる方、コメント頂けると…少し盛り上がるかもw

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2007.11.22

第5回東北ディベート交流研修会

 毎年恒例となってきました、東北ディベートネットワーク(TDN)主催の、冬休みに行われるディベートの研修会です。
 概要が固まりました。


日時:07年12月26日(水)12:30~12月28日(金)13:00

会場:山形県青年の家 ( http://seinen.jp/
〒994-0032 山形県天童市小路 1-7-8 TEL 023-654-4545/FAX 023-652-2007

練習用論題:「日本は高校生以下の携帯電話・PHSの所有および使用を禁止すべきである。是か非か」(東北・北海道【共通論題】)(ディベート甲子園中学フォーマットにて実施)

参加費
 中学生及び中学生の引率者 2,580円
 高校生 3,300円
 高校生の引率者・大学生・一般 3,720円
 

研修内容
 今年及び昨年の『ディベート甲子園決勝振り返り講座』
  (ディベーターのみならず、指導者の方にも参考になるようにいたします)
 恒例『昨日の敵は今日の友』方式の練習試合を実施


 宿泊者名簿作成の関係で、参加を希望される方は仮で構いませんので、第一報をお急ぎ、私宛にご連絡頂くか、こちらのBlogへコメントをお願いします

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2007.11.21

スカパーの「高校生が英語でディベート」がカッコイイ!

 やっぱり、テレビを通じてディベートが紹介されると、カッコ良く見えます!

 全国教室ディベート連盟の「ディベート News」に新着記事があったことが、マイニフティーのブログクリップ(RSS配信をチェックする仕組み)に表示されたので、早速「全国高校生英語ディベート大会論題解説」を見ました。

 最後にとても気になる文面が。
 「また高校生たちが、英語ディベートの試合を行うという珍しいテレビ番組「高校生が英語でディベート」が、スカパー!SKY PerfecTV!の「ベネッセ・チャンネル」ch. 248で放映中です。http://www.benesse.co.jp/channel/guide/04.htmlスカパー!に加入している方は無料)」

 をを!
 ベガルタのアウェーゲームを見るために、スカパーには加入しています(^^)!

 URLを辿り、番組表を見てみると、毎週火曜日の19:00~からだそうで…
 …ん?今日、火曜日じゃん!
  明日行われる定期試験の印刷が終わった18:25分頃…急いで帰れば番組に間に合って、ビデオに取れるかも…?? 善は急げでダッシュ!!…間に合いました(^^)

 まずですね。オープニング、カッコイイんですよ!
 PUFFYの「アジアの純真(英語版)」にのせて、ディベートの解説をしているのですが、その内容も明快で適切!

 早速英語での試合。
 「高校生がこれだけの英語を!」と感心されられます。
 ただ、立論を読む様子は編集されて、短縮されています。番組制作側の要約となるのですが、それでもディベートの雰囲気は伝わります。質疑応答(Q&A)もカットのようです。
 スピーチは字幕付きで、スピーチ毎に内容のまとめが表示されますので、英語が分からなくても、ディベートの試合の内容は理解できる作りになってます。更には「さあどのように巻き返す?」などのコメントが番組の雰囲気をGood!!なものにしています!

 ちょっとだけ、どうしてもディベーターが紙を見ながらスピーチをする様子が多く映し出される形になりますよね(^^;。総括の生徒は頑張ってアイコンタクトを取っている様子が伺えましたが。日本語のディベートの番組があったなら、ディベーターは少しは前を向いてくれるだろうか?でないと、視聴者的には印象がDownかも…

 判定は、結果のみで、ジャッジングの理由が述べられていなかったのですが、それはあまりにあっさり(^^;。主張の根拠を大切にする競技として、少しは判定理由を述べてくれても良かったのでは、と感じました(^^;(30分番組という時間の関係かな?)

 その後、ディベーターがそれぞれ、将来の夢などを語っており、これも番組の雰囲気をUPさせていて良かったです(^^)

 そして、矢野先生のレクチャーがすごかった
 これは日本語ディベートをしている人も必見です!

-----
「議論のまとめ」

  1. 相手の議論を批判的に、でも誠実に要約
  2. 自分たちの議論を要約(おさらい)
  3. 比較:得られる部分と失われる部分とはどういう関係にあるのか?
    (comparison)
  • 準備段階からまとめを考える
    それは、「守るべき議論の柱」を試合前から考える、ということ。
  • 議論の柱とは「重要性/深刻性」
    →それを立論に盛り込む
    →その議論の柱を、チーム全員が理解し、各パートのスピーチに活かす!
  • 議論のまとめるスピーチで、議論の柱を守ることができる=勝ち!

    相手                自分たち
  最高でもこう           最低でもこう        
    (max)              (min)

         < 比較の基準 <
           世の中では
           何が優先
            されるべきか?

 ・この試合では、相手の議論の根っこを奪う形での総括が良かった
 ・価値の比較もできていた

-----

 いやぁすごいですよ!ためになります!

 更には、「『総括』のスピーチでは、遅出し(レイト)はダメ」などの解説があり、こういう番組を見ている一般の方々にそれを伝えることはとても大切だと思いました。

 番組は、矢野先生のレクチャーを聞いて、「では先程の試合ではどのようなスピーチをすれば良かったのか」という形で、改善されたスピーチをする流れになっていました。これも、ディベートのスキルアップの観点でGood!!な流れですよね。(以前F津君がこれを自然にやっていたことを書きました

 番組週番では、引率教員とディベーターが、このレクチャーの感想を述べます。BGM付きだとカッコ良く聞こえます。

 最後に、全国高校生英語ディベート大会の案内がインフォメーションされます。
 これも大切ですよね!

 30分番組とは思えない質の高さでした!

-----

 当然、最後に思いました。

>全国のディベーターの皆さん
 口コミで「この番組おもしろいぜ!」って広めましょう!
 マニアックに広まると、マスコミがどこかで、ディベートを取り上げてくれるかも(^^)

>スカパーさん
>ベネッセさん

 来年のディベート甲子園の論題が発表されたら、この番組の日本語版「高校生のディベートスキルアップ!」といった番組を、是非に制作して下さい本当にお願いします。

 こういう番組が欲しいですよね!
  
>日本語ディベートの関係各位

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2007.11.16

石巻楽しみ隊支隊、新しい方が中学国語で…

 今月の『宮城ディベート“楽しみ隊”』の例会も、石巻で行われることとなりました。

 第26回例会
2007年11月18日()14:00~17:00
場所:石巻市立門脇中学校・図書室
石巻市泉町4-7-12 TEL:0225-22-2675

 この会には、私がまだ会ったことのない、宮城県内の中学の先生がお越し下さるそうです。有り難いです。ディベートのことを知っている人や実際にディベートの授業をしている人は結構いるはずなのですが、ディベートの輪って、中々広がりません(^^;

 その方は、東京書籍の『新しい国語 2』にある『立場を決めて討論しよう』の章のところで、ディベートに取り組みたいそうなのです。
 もしもアドバイスや情報、参考サイト等ございましたら、是非ともお聞かせください。
 どうぞ宜しくお願いいたします。m(__)m

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2007.11.03

ディベートについて熱く語り合う

 北海道から所用のため来て下さったK山君と、ディベートについて熱く語り合いました。

 太助牛タン昼食&ザミさんコーヒーでした(^^)
 仙台駅で会ってから、車の中、太助で並んでいる間、牛タンの席にいるとき、コーヒーを飲みながら、そして仙台空港に送るまで&空港でも、ディベートの話ばっかり!

 多岐に渡る内容を、思い出しながら書いてみます。

#乱文です。ゴメンナサイ!

  • 全国で行われた即興ディベートは成功だったか否か?
    →現在のNADEディベートは、証拠資料の優劣で勝敗が影響されている?
    →証拠資料を使わないディベートの意義→証拠資料を使わずにジャッジを説得するスピーチができる必要性がある→そのスキルは大切
    →北海道の秋季大会では、証拠資料を直接引用することをしないことを特別ルールにする。
    →ジャッジ側が、証拠資料のないディベートの判定に関してコンセンサスを形成する必要がある。
    →北海道では、そのための研修会を開いたらしい。うん羨ましい!
  • ディベートとは、何を話せばジャッジを説得できるのか、ということを、ジャッジとディベーターとが同時に研修する場が必要なのではないか
    →ディベートは複雑そうにみえても、結局は、論題を肯定できるか否か、プランを実施すべきか否かを結論づける競技。つまり、結論はシンプル。
    →「逆算のディベート」「試合の結論を見定めたディベート」「●○で構造を把握」という手法は全て、シンプルな結論をイメージする方法では。
    →その結論をスピーチする人が意識し、またチームで共有できているか否かが大切。なぜなら、言いたいことがあるからジャッジに伝えられる。
    →例えば今年の全国では、「ターンアラウンド」をドロップしたら、ことごとく負けになった。すると「ターンアラウンド」とはディベートにおいてどういう意味があるのか、などが見出せるのではないか。同様に「カードチェック」なども。
    →例えば第二反駁での「価値の比較」だが、現状では「相手の価値と私達の価値とは違う」というスピーチに留まっている。相手の価値と自分たちの価値との関係を説明して、それをはっきりさせると“上回っている”とジャッジに納得してもらえるのが良いのでは。
    →それらの点に着目した研修会を、東北では「交流研修会」として、冬休み(12/26日以降のいつか)に行いたい。
    →OBOGがディベートに目覚めるのは、卒業してからジャッジを経験してから。また現役ディベーターがジャッジの研修会の場に出て初めて“スピーチに必要な内容”に気付くケースも。ディベートについて幅広く認識を深めてもらうためにも、選手とジャッジとが同時に研修する場が大事かも
  • ディベートとはそもそもおもしろくない、というコメントを僕のBlogにもらったが、どうしてディベートは、野球やサッカーのように「おもしろい→みんなでやろう」とならないのか(様々な意見交換)
  • ディベートの指導ノウハウが広がらないのは?
    →昔は、年上の人が年下の人に教えるとか指導するとかが、地域での遊びの中などでよくあった。
    ディベートでも、先輩が後輩に教えるなど、もっとできないものか?
    →ディベートは、自分で我流で取り組むケースが多いので、いざ後輩に教えることができないのかも。
    →北海道のスタートパックは良かった→でもスタートパックの作成者としては、スタートパックの立論の方が試合で見かけた立論よりも良かった場合があった。
    →授業でもっとディベートに取り組んでもらえるようにならないと、ディベートは普及しない。
    →ディベートの普及は「種まき」「水やり」の前に、「土を耕す」=土台作りが必要
  • 小学校でのディベートを見た話から、「立論と質疑応答」+「1つだけ大切なこと」だけで、一番小さいな初心者用ディベートをしてはどうか。(立論の説得力+センスの良い質問はアタックポイント、その質問に責任をもって答えられたらディフェンスポイント)
  • 共通論題などの論題選定に行き詰まりがないか?
    →科学論題が採用しにくい。(学校現場の理科離れと原因は一緒か?)
    →でも、その時その時で、タイムリーな話題等を探るしかないのでは?
    →(地域コミュニティーの復活、人材不足の解消などの話題と関連して)「日本は結婚を義務化すべきである」という論題は良いかも→でも証拠資料の本が少なそう(^^;(←あれ、証拠資料を直接引用しないルールの大会には丁度良い論題かな?)
  • ディベートに関する情報の流通量が少ない!
    →例えば野球などは、普通の野球中継のほかに「珍プレー好プレー」のような、野球の楽しさを発信する番組も。
    →野球やサッカーなどは、選手のドキュメント番組があり、競技への取り組み方が分かる。
    →ディベートはもう、草の根で、Webで発信するしかないのでは?
    →勝敗等に関係ない立場の人の発信が必要。
  • ディベートの普及とNADE
    →お墨付きがないと、情報発信ができないのでは?(みんな情報に対する責任が持てない)
    →指導法の普及に関しても、同様に責任が持てず、ノウハウの発信ができない。
    →普及に関して、「この手続を踏めば…」という形で、把握させできれば自由に情報を発信できる仕組みが整えられないか?
    →NADEという全国レベルでは動きが遅いので、各地区ごとなど、小さいブロックで取り組みを始めるのが良いのでは。
    →現状では、各地区の取り組みが分からない。
    →オフシーズンは特に、動きがない。(来年に向けての取り組みをして、地力を高める季節のはずなのだが)
    →「遠くに、ディベートという共通の話題が持てる人がいる」ということは、中高生にとって貴重。
    →ディベート合宿は、北海道で行われて以来、行なわれていない。
    →どのようなディベートを普及していくのかを話し合う場が開かれないものか。

…とまあ、本当に多岐に渡る内容を濃密に語り合いました。

 いや、久々に、ディベートについて日頃から深く考えている人との対話だったので、有意義な意見交換ができたのだと思います。僕も自分の考え方を深めたり、学べたりしました。良かった、良かった。

 これをご覧の、ディベートに関わる皆さんとも、対話を進めたいな、と思いました(^^)
 多岐に渡りますので、どこに関してでも、御意見、コメントをお寄せ下さい(^^)

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2007.10.08

仙台の小学校でもしっかりとしたディベートが…

 10/3(水)、NIE(Newspaper In Education:「教育現場で新聞を」という取り組み)の宮城県研究大会が行なわれました。

 小学校6年生の道徳の授業でして、「新聞記事を活用した情報モラルの育成」ということがテーマだったのですが、まずは「小学生に携帯電話は必要か」というディベートをさせることが授業の導入でした。
 ディベートの後に、先生から、他の新聞記事(時間の関係で試合では盛り込まれなかった記事と、その解釈の仕方)などの提示があり、それらを踏まえて、携帯電話との関わり方について作文にして書き、代表2名がそれを読んで発表して、授業が終わる、という流れです。

 実は私は、勤めてすぐにこのNIEの本校担当の末席に加えて頂いていたのですが、小学生がどういったディベートをするのか、現場を見たことがありませんでしたので、これはいい機会だと、しかも北海道・東北【共通論題】の携帯電話が論題で、小学生がどのような議論を繰り出すのか、非常に興味があって、見学に行きました。(NIEの研究大会に参加したのはこれで2回目のはずです(^^;)

 ディベートに関して。
 論題は「小学生に携帯電話は必要である。是か非か」。
 形式は、立論-反対尋問-最終弁論。
 バロットシートを用いた、聴衆(ディベーター以外の生徒)の投票による判定。
 バロットシートは、
立論と最終弁論が「(1)話の内容が分かりやすいか(2)ことばがはっきりしているか(3)姿勢、顔、態度はどうか」でそれぞれ5点満点
反対尋問が「(4)よい質問をしたか(5)質問にはっきり答えられたか(6)たくさん意見を言ったか」で10点満点
総合評価として「(10)いっしょうけんめいだったか(11)落ち着いて参加できたか」で5点満点。
合計点の高い方が勝ち。ジャッジの生徒は紅白帽を持っていて、判定の際に、肯定側の勝ちの場合は白を、否定側が勝ちの場合は赤を表にしてかぶります(小学校ならではだと思いました)
 ディベーターの後ろにボードがあり、証拠資料やキーワードを貼ったりなど、プレゼンテーションタイプの立論と最終弁論です。肯定側・否定側とも、立論の段階では、演劇ふうのやり取りを加えていました

 議論の中身です。
 立論で肯定側は、携帯は便利、機能としてメール(ケンカして電話ができなくてもメールなら謝れる)、カメラ(外出先できれいな花などすぐに写せる)、お財布ケータイなどがあ事を挙げ、キッズケータイも好調であることから、便利な携帯は小学生に必要と述べました。否定側は、携帯を用いたネットイジメがあること、更には落とした携帯をヤンキーに操作され、友達に変なメールを“出された”りするなどの危険性があるので、小学生には不必要と述べました。
 反対尋問で肯定側は否定側に「ネットイジメが多いという資料が出てないし、悪用する人は全体からするとごく一部では?」という問いかけをしました。それに対して否定側は、ネットでよく見るのであるのは間違いないし、“新聞やネットで良く見るくらいに多い”と答えていました。また否定側は肯定側に、「キッズケータイがあってもメールでの犯罪は防げなかったり、ブザーを鳴らしても周りの人がイタズラだと思うのでは?」という問いかけをしました。それに対して肯定側は、キッズケータイではパスワードで登録した人としかメールや通話はできないし、ブザーと同時に親にメールも行くので、非常時であると認識してもらえる、と答えていました。
 最終弁論で否定側は、確かに携帯に便利な機能があっても、カンニングに用いられたり、イジメ→自殺に繋がるようなものを、私達が親になったら「携帯なんて」と思うだろうから、小学校からは必要ない、と述べました。肯定側は(1)フィルタリングがあること(2)NTTドコモが安全教室を開いていることなどから、「これらの方々の努力で私達は大変救われているし、おかげで便利な生活ができる」ので、携帯が必要だと述べました。

 判定は僅差で否定側でした。

 立論で資料を貼って提示したり、演劇が交じっていたりなど、ディベートがプレゼンの勉強にもなっているのかな、と思いました。
 また最終弁論は、第二立論ふうになってしまっていましたが、「スピーチの準備をさせる=試合自体が授業の導入であるから、スピーチの空白があることは望ましくない」と考えると、最終スピーチで比較と結論を述べさせるところまで求めなくても良いのかな、と思いました。
 それから、反対尋問は、鋭い質問が多くて良かったのですが「多いか少ないか」という議論と「実際にある」という議論を、どう噛み合わせて、どのような形で説明したら良いのかは・・・小学生には難しいかな(^^;(中高生でも難しいし)と思いました

 さて、残念ながら学校に戻る用事が生じてしまったため、授業を見学しただけで帰ることになったのですが、私もNADE所属ということで、ディベートの授業をして下さった先生とコンタクトを、ということで挨拶をしたのですが、

  • その先生は、そのクラスを担任しているわけではない。
  • 情報教育に携わっている先生でした。
  • ということで、ディベートを教えたわけではない
    小学生たちは国語の授業でディベートを学んでいた
    それにより、小学生たちは論題が与えられた後、自主的にディベートの準備ができた
  • 今回の授業のために、前もって試合をしたわけではない

ということで、「をを、事前に練習なしで、小学生がこのレベルに至るディベートができるのか!」と、感心しました!

 また、さすが情報の先生だけあって、小学生たちに配布していた証拠資料の質が高いのです。もちろん今回はNIEの授業ということで、新聞記事がメインだったのですが、それでも、質の高い資料を渡せは、小学生は様々に考え、良い議論を提示できるのだな、と思いました。

 最後に、「仙台市内の小学校にも、小学生にこれだけ本格的なディベートを教えている先生がいらっしゃるのか!」と思った次第です。

 今回は実際に小学生にディベートを教えた先生とお会い出来ませんでしたが…つくづく残念でしたが(T_T)、そういった小学校の先生方に「こうしたらディベートの授業ができますよ」という『ディベート授業スタートパック』みたいなものが提供できたら、もっとディベートの裾野が広がるのかも、と思いました。

 仙台市でディベートに取り組む方に中々お会い出来ないので、いつも淋しく思っておりましたが、それはお会い出来ていないだけで、実際にはいろいろといらっしゃるんだろうなあ、と思った次第です。

 いつかそういう方々とお会いして情報交換したいです
 ・・・仙台だけに、七夕のように、1年に1回お会い出来るかどうか、かもしれませんが(^^;

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2007.10.07

“楽しみ隊”10月例会は石巻で

 『宮城ディベート“楽しみ隊”』10月例会は、来週の日曜日(14日)に、石巻市立青葉中学校・図書室で、午後2時から実施することが決まりました。

第25回例会
2007年10月14日()14:00~17:00
場所:石巻市立青葉中学校・図書室(石巻市門脇字一番谷地51-10 TEL:0225-94-6220)
対象:ディベートを楽しみたい方ならどなたでも
        (特に、中学生や指導者の方)
  ※ 任意参加、自由参加なので会場への往復は、それぞれの責任で行ってください。
参加費:無料

内容:

  1. 東北・北海道共通論題「日本は高校生以下の携帯電話及びPHSの使用を禁止すべきである。是か非か。」についての立論方向性を探る
    ※東北学院中高ディベート部によるモデル試合をお見せいたします(^^)
  2. 上記の論題について、反駁の方法を知る。
  3. ディベートに関しての質疑応答

 石巻市中学生ディベート大会を立ち上げて下さり、ディベート功労賞も受賞されている三浦二三夫先生のご尽力によるものです。新しい参加者もありそうです(^^)

 折角ですので、石巻周辺の方で、ディベートに興味のある方、是非とも御参加下るよう、お誘い申し上げます。

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2007.09.30

NAFAみちのくディベートトーナメントを見学

 期末試験が終了した昨日の土曜日、何年も「一度は見たい」と思っていた『NAFAみちのくディベートトーナメント』を、予選の最終試合の1試合だけでしたが、見学してきました。

 高校部員を誘ったのですが、英語ということで…(^^;、時間も空いていて一緒に見学に行けたのは1名でした。

 …僕も英語、全然ダメですよ(^^;

 何せ

  • そもそもリスニングの能力、大したことない
  • で、ESSディベーターのスピーチは、とにかく早い(^^;
  • 僕が聞き取れた単語は恐らく、議論に重要ではない単語
    (たた「after plan」は、はっきりと耳に残りました。後述します)
  • 恐らく議論の要点を把握できてはいない(^^;
  • しかも、たまに理解できた内容があったとしても、フローのどこに書き落とせばいいのか分からない

 ・・・勝ち負けの判定なんかはできません(笑)

 ですが、見学の主たる目的は、大会の様子を見学することです!

  • 大学生が真剣に大会に臨んでいることはよく分かりました
  • キャリアバックいっぱいのエビデンスに、生徒と共に驚愕しました(笑)

 生徒には、ディベート甲子園ルールと、2立2反のディベートのルールとの違い、その戦略、準備時間の使い方、OverViewの意味など、大まかにディベートを把握できるような解説はできました。
 また、ジャッジの方は東北大ESSのOBで、TDNにも加わっている方でしたので、議論の大枠を教えてもらいながらでしたので、すごく助かりました。

 ディベート甲子園との違いで印象に残っていること

  1. 各チームの議論の要約(ラベルとその内容)が、全体会場に掲示されている。
    ディベート甲子園では、選手以外の人達が各会場でフローを取りますが、英語ディベートの大会ですと、それをスタッフがしてくれる。
    ・・・ただ、複数の立論を持っている大学は、それの裏をかくこともできるので…(^^;
  2. 予選の勝敗は、その場で分からない。最後に渡されるバロットシートを見て、予選4試合の結果や、予選突破ができたか否かが分かる。勝ち負けが分からないからこそ最期まで全力で戦えるのかな?緊張の持続は大変なのでは?とか思ったり。
  3. 試合中のアドバイスOK!結構大きな声でビックリ!でも、スピーカーが話す必要があり。
  4. 試合で使ったエビデンスは全て、プリントアウトしたものを相手に渡す必要がある。

 ディベート甲子園は、ルール的には自由度の限定された、どちらかといえば初心者用のディベートをしているのだということを改めて認識します。

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 生徒にとっても、大いに刺激になったようです。
 特に彼は、中3のときにリスニングの特訓をしたとのことで、早い英語のスピーチにも臆せず聞いて、フローに英単語を書き落としておりました。すごい、すごい。

 またお互いに、曲がりなりにもディベーターなので、スピーチ中の「after plan , ~」という言葉には反応しました。「そこで大事なことを言う」ということが分かりますから。
 この「アフタープラン」が大事なのは、日本語ディベートでも一緒ですよね。

 ただ生徒は「because」にも反応していたと聞いてビックリ(^^;。僕はあまり反応できませんでした(^^;。そうですよね。ディベートには根拠が大事で、「これから根拠を言いますよ」という意味の単語が「because」でしょうから。
 日本語では「なぜなら」ですよね。この「なぜなら」を、日本語ディベートでは大切にしたいですよね。

 今回の貴重な経験を、部活動、そして進路実現に活かして欲しいと思いました(^^)

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2007.09.07

Online-Debate そして「携帯電話」(【共通論題】)

 私が作成して、企画運営も私が行なってきたディベートのサイト『オンラインディベート』『ゼロからのディベート』『TDN(東北ディベートネットワーク)』『宮城ディベート“楽しみ隊”』のサイトを、『Online-Debate』のサイトに再構築する作業を始めました。

 掲示板やリンク集なども一本化してサイト管理をしやすくし、外部からのリクエストにも応じやすい体制を整えたいと思いました。

 掲示板ですが、RSS発信できる『Debateフィードバック掲示板』が復活しました。情報発信に優れた戦略が可能となります。CGIの改良をして下さったまにてんさんには大感謝です。
 またその掲示板CGIを、更新情報にも活用できるようにもしました。

 目標として、肥大化したディベートのコンテンツを互いにリンクして、ディベートを総合的に理解しやすいサイトが構築できればと思っております。

 現在停止している各CGI等も、追い追い、再設置していく考えでおります。

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 本校ディベート部は8日(土)に、本校の文化祭『学院祭』にて「日本は動物園を廃止すべきである。是か非か」を論題に公開ディベートを行います。15:30~16:30、場所は礼拝堂です!

 ・・・明日が台風の影響で休校になったため、学校で準備ができず、今日は急遽街中で集まって、準備(=練習)をする予定です。

 その後は、北海道・東北【共通論題】に取り組んでいくこととなります。

 同じ論題に取り組む方々のディベートスキルが向上するよう、『ゼロからのディベート』にて、「携帯電話」論題に対する取り組みを公開するページを作成しました。

 そのページからはまめに、Debateフィードバック掲示板へとリンクさせ、皆さんからの意見を広く集めることができるようにしてあります。

 北海道・東北地区で、この論題に取り組んでいるディベーターの皆さん、そして、私達の取り組みに関心を寄せて下さっている皆さんの声がたくさん聞けると、私にとっては励みになりますので、どうぞう掲示板に書き込みをお願いいたします。

 ・・・うちの部員の書き込みも歓迎(^^)!

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2007.08.27

イクトスさんがBlogで訴える

http://rt.sakura.ne.jp/~kanto/blosxom.cgi/debate/070825_1.htm

 地域のディベートの普及と、自校の部員たちのスキルアップの両方を望み、両方にに責任を感じている立場に立てば、自ずと、こういった企画を立てたいと思うものでしょう。
 逆にいえば、こういった企画を丁寧に行なわなければ、ディベートの普及に繋がらない・・・というより、折角ディベートに取り組もうと思ってくれた中高生、そして生徒たちに携わる教員が、困る、いや、実際に困っている、最終的には参加を見送ってしまう学校さんも…そしてイクトスさんや私は、そういった方々を目にしているというのが現実だと思います。

 大会前に折角、ディベートを介して知り合いとなり、でも地方大会で負け、挨拶して帰っていく学校さんを見送る・・・良い議論を出し合った上での勝ち負けならいいのですが、勝つためのノウハウを持っている学校だけが勝ち残る、といった“垣根”を感じさせるような状態では良くないと思います。

 尤も、東北地区では、ノウハウだけで勝ち残れる、ということはもう昔の話で・・・実際に本校も地区予選で負けるわけで(^^;

>1 論題研究会
>2 北海道支部のようなスタートパックの作成
>3 スタートパックをもとにした、初心者講座。
>4 練習試合並びに指導者向けジャッジ講座。
>5 練習試合並びに審判養成講座。
>6 関東大会初日の観戦講座と関東大会7月の部へ向けた参加希望校への相談会。
>7 7月の部参加希望校対象の練習会。

 ちなみに

A 東北ディベートネットワーク(TDN)としては、論題発表後の論題研究、及び指導者講習会を、春休みに石巻でできないか、と考えています。

B 個人的に、論題研究→スタートパックの作成を、ネットでやってはどうかと思っています。

C 中学の練習試合会を、中総体の代休日に設定してはどうかと思っています。
  (どうやら本校の代休日と石巻市の代休日が一緒らしい)

 「ディベートのために手を打たねば」と思っている方々、
   まずはネット上で繋がりましょう!

   私達の動きや声を、こうした形で束ねていかなければ、
    現状は良い方向には動かないような気がします。

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2007.08.19

北海道・東北【共通論題】候補6題

 ディベート甲子園OBOG会東北支部オフ会の席での討議、及び北海道支部担当者の議論の結果、下記のような形で、北海道・東北【共通論題】の候補が6題選ばれました。

-----(ねずみさんのBlog『ねずみさんのほにゃほにゃ生活ver.2』より)-----

論題の選考理由は

  • ディベートを行う際、肯否に差がないもの
  • 現実社会で議論がされているもの(HOTなトピックであること)
  • 4分でメリット、デメリットが立証できること
  • 過去に扱った論題は、論題をとりまく環境が当時と比べて新しいこと

で判断しました。

さて、
以下の6つに論題がしぼられました。
この中から選んで投票していただきます。(投票方法は後ほど連絡します)

※番号が新しく振られていますので、ご注意願います。

… … …

1) 大学入試過去問題の再利用を禁止すべきである。是か非か

2)日本は中学生以下の携帯電話の所持を制限すべきである。是か非か

3)日本は年金の受給年齢を大幅に引き上げるべきである。是か非か

4) 労働者派遣法を撤廃すべきである。是か非か

5) 日本は『赤ちゃんポスト』制度を積極導入すべきである。是か非か

6) 日本は『バイオエタノール燃料』の普及を実現させるべきである。是か非か(要ワーディング)

… … …

補足が2点あります。

補足①
6)のバイオエタノール論題に関してです。
論題のワーディングを主催者側で現在考慮中です。
少々リサーチ後、決定致します。

もし投票後に6)が選ばれ、その後も適切なワーディングがない場合は、 次点の投票数がある論題に致します。

補足②
上記6つの論題の簡単な背景&解説、および今回選考からはずれた論題の 選考理由について後日upします。

-----

 さて、投票方法なのですが、

  1. 東北支部TDNに加入されている方は、TDNでの投票をお願いします。
    北海道支部の方もMLがあると思いますので、そちらでお願いいたします。
    ※なお、東北支部・北海道支部で、個別に連絡があった方は、その指示に従って下さい。
  2. 東北・北海道のMLに加入されていない方で、OBOG会のMLに加入されている方は、そちらでお願いいたします。
  3. 3つのMLに加入されていない方は、ねずみさんのBlogか、こちら『でぃべーたぶる』にご投票下さい。なおその際には、どちらの支部に所属されている方でも構いません。広く全国から御意見を賜ることができれば幸いです(^^)

 その際に、第一候補と第二候補の二つを挙げて下さい。
 第一候補は2点、第二候補を1点として集計し、最多得票の論題を採用いたします。

 投票は予定通り、明日の20日(月)より受け付けます。
 明日までの8時間15分ほど、どれがいいかなぁと、ご検討(或いはリサーチ?)して下さい(^^)

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2007.08.17

企画:公開&双方向でのディベート準備

 来年のディベート甲子園論題が発表されるまでに、取り組みたいことが一つあります。

 それは、「公開&双方向でのディベート準備(プレパ)」です。

 3点に分けて。

【1】 ディベート甲子園の現状を考えてみます。
 論題発表後、各校はそれぞれ、知恵を絞って準備を進めて議論を構築してきますが、その内容がジャッジにどう評価されるのか、ということは、結局のところ、試合で評価されるまで分かりません。練習試合も満足にできない学校さんもあります。また、各地区で練習試合を繰り返していても、他地区の新しい議論との対戦や、他地区のジャッジからの評価によって、新しい知見を得る、ということもあるかと思います。
 すると、本当に議論して欲しい内容は、全国が終わった後で気がつく、ということもありませんか?

 それも確かに“教育的”だとは思います。
 ですが、できれば、そういった良い議論は、全国大会の試合の場で出して欲しい、と思うのです。特にディベート甲子園を推進する側の人間はそう思うでしょう。

 そのためには、大会前にあらかじめ、“主要な議論”については、みんなで共通認識を持つくらいでも良いのではないかと思いました。

【2】更に僕の刺激になったのは、北海道支部が作成した『ディベート甲子園スタートパック』です。
 このような取り組みは、ディベートの裾野を広げるのに良いと思っています!
 東北支部では、私(副支部長ですので(^^;)のほうでサンプルを1部頂戴し、必要な部分をコピーして、参加校全校に配布しました。多くの学校から非常に感謝されました!

 ですが、“誰かが頑張って作成し、その成果を配布する”形式ですと、作成者に過剰な責任と負担がかかると私は思うので、それよりは“オープンな状態でみんなで作成し、それを集約したものを新規参加校に配布する”方が、良いのではないかと思うのです。

【3】そもそも、ディベートの準備について、具体的にどうしたらいいのか、ということを示すためには、実践を公開すればいいのではないか、と思うのです。

 私自身が、ベストな実践を持っているわけではありません。
 むしろ、今の部員たちと、もう一度、ディベートの準備(プレパ)について、一からやり直すくらいの取り組みが必要です。

-----

 ということで、現在検討されている07年北海道・東北地区【共通論題】を用いて、そのプレパを段階を追って、ネット上で取り組みたいと思います。

 只今『ゼロからのディベート』を、新しいサイトで再構築する必要があります。
 そこで、再構築しつつ、この実践を公開し、進めてみたいと思います。

 プレパの手順は、下記のURLの「初級→標準・ディベートマスタープラン」をご覧ください。
 http://homepage3.nifty.com/online-debate/zero/debateplan.html

 只今、論題も募集→絞り込み→投票、という手順で一つに決めていますが、

  • そこで考えられるメリット・デメリットも、募集→絞り込み→投票で、主要なメリット・デメリットを選定してみる
  • ●→○(現状の問題点、プランで何が変わるか、プラン後の何が良いのか)についてもコメントを募集し、議論する。(デメリットに関しても)
  • みんなから寄せられた意見を集約した形で、立論を作成してみる(僕がやってみます)
    みんなの意見を参考にモデル立論を作成するので、僕は心理的に負担が小さいです。
    作成された立論は、僕のオリジナルな訳ではありませんので、様々な場所で活用、改良してもらえたらと思います。
  • 立論作成後も、議論を深めるための意見交換を続けることで、理想的な反駁や質疑を見出す作業をします。
  • これを元に、更に良い議論を見出してもらえたら、実際の大会ではある程度考えの深まったスピーチが期待できるのではないかと思っています。

 さて、この実践がうまくいくでしょうか(^^;?

 うまくいったら、全国の論題が発表された後もやってみようかな(^o^)

 ひとまず、見守って頂けたらと思います。m(_ _)m

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2007.08.10

07【共通論題】案を募集します!

 今年の論題案を募集し、案を検討する掲示板の設置作業を完了させました。

 論題検討専用のトピックを立てております。

 そちらに、東北学院中高ディベート部及び私が考えた論題案をアップいたしました。

 計16題です。
 掲示板の専用ツリーにある該当発言をご覧の上、

  :論題に対する賛成意見「これやってみたい」など)
  
:論題に対する反対意見「この論題は肯定(否定)に偏っている」など)
  
ワーディングに関するご助言
  
その他の論題案「それをするならこちらの論題の方が…」など)

といった趣旨のコメントを頂戴できれば幸いです。

-----

 また、下記のキーワードをテーマにしたディベートはできないかな、と考えたのですが、論題案の作成とまでは至りませんでした。

  • 深夜アニメ
  • 終身雇用制度
  • ニート対策

 もし、良い論題案を思いつかれている方がいらっしゃいましたら、是非ともお聞かせください。論題案に加えさせて頂きます。

 では、どうぞ宜しくお願いいたします。m(_ _)m

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2007.08.08

今年も北海道・東北【共通論題】

 第12回のディベート甲子園、一昨日終了しました。
 今年の東北勢は、残念ながら、会津高校と河東中学校がベスト16で敗戦したのが最高で、高校2校、中学2校は予選リーグで敗退しました。
 仕方がありません(^^;
 他地区のディベーター、及びディベートを指導する多くの方々も本気で取り組んでいて、年々レベルが上がっているのです。

 さて、私、及び本校の部員たちの気持ちはもう、来年の全国に向いています(^^)!

 まずは、本校の部員たちには、そもそもディベート技術を及第点にまでは成長してもらう必要があり、そのためにはまず“ディベートに本気で取り組む姿勢”が大事なのです。

 新しい論題を用いて、半年間、本気でディベートに取り組んでもらいます。

-----

 その論題ですが、今年も北海道支部との【共通論題】とする事を、ディベート甲子園2日目のお昼に、北海道支部のOBと話をしてきました(^^)

 本校のように、中高の部員がいて、同じ論題で取り組める、というのは、非常に教育的で助かります(^^)

 さて、【共通論題】の策定スケジュールは、下記のように決まっております。

8月
9日(木)~15日(水) 論題案募集
16日(木)・17日(金) スタッフによる論題絞り込み
20(月)~22日(水) 絞りこんだ論題案から、希望する論題を投票
23(木)・24(金) ワーディング
27日(月) 発表

 早速、明日より論題案を募集します!
 なお現在、私が活用していたBBSが停止しておりますので、暫定的にこちらのBlogで募集等を行います。
 その他BBSの再設置や北海道支部でもBlog等が稼働した場合には、お知らせしていこうと思います。

 1年がかりのプロジェクト始動!です。目指せ、来年の全国

#ジャッジじゃなくて、引率として行けますように(^^;

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2007.08.02

ディベート甲子園OBOG会総会に来て下さい!

 実は私、ディベート甲子園OBOG会という組織の、世話人代表を引き受けております。

 今年度は本当に、OBOGの皆さんのお世話を、満足にはできませんでした(T_T)

#更には、現役部員の世話もできませんでしたね…
#いや、世話をしたら全国に行けただろうとか、世話が出来なかったから全国に行けなかったとか、そういう次元の話をしているようでは、素敵な議論は展開できないということは、私を含め、全員が認識しているはずでして…。

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 ですが、関東在住のOBOG会スタッフ(全国大会にも関わっているOBOG)のおかげで、今年もOBOG会の総会が開催されます。

日時:8月4日(土) 18:20~19:30
場所:東洋大学白山キャンパス6号館2F・6202教室

 中学・高校時代にディベートに携わったことのあるOBOGの方であれば、どなたでも参加大歓迎です。是非ともご参加ください。

 ところでOBOGの皆さん、ディベート甲子園にはお越しになりますか?
 後輩の指導で忙しい、という人も多いかと思いますが、大会の運営や選手の育成、そしてディベート甲子園が安定して継続開催できるようになるにも、OBOGの皆さんの理解と協力が必須です。
 そのためにも、OBOGの皆さん、それぞれの繋がりを築き、ディベートを介した形での大きなの仲間になって下さるよう、お願いいたします

 では、会場でお待ち申し上げます。m(_ _)m

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2007.05.28

ディベートの指導が教育的になる理由。及び…

 昨日は〔テーゼ〕ディベートの指導は、教育的であるを大きく提示しましたが、そもそも「なぜディベートの指導が教育的となるのか」について、その根拠を提示していませんでしたので、まず、その理由を2点説明します。

  1. ディベートは“コミュニケーション”の競技である。
  2. ディベートでは、社会的な価値を扱う

1.について

 言葉によるコミュニケーションをとるできることは、その人の社会性の形成に大きく関わります。
 よって、競技を通じて、より理想的なコミュニケーションをとることができる人材が育つ事が期待されます。

2.について

 ディベートでは、肯定側・否定側共に、ジャッジを説得する上で必ず、立場の背景となる“価値”を提示します。
 その価値は、社会的に広く認知されている価値となります。
 よって、競技を通じて、社会で認知されている価値について学び、触れることになります。「ディベートを通じて私達が生きる“社会”を知る」ということです。

#現に、エネルギー、命、政治、経済、などについて幅広く認識を深めましたよね(^^)>歴代ディベータの皆様

2'があります

 すると、ディベーターが社会的に広く認知されていない価値を提示してきた場合はどうなるでしょう?

 それに関しては、切り捨てることはしてはいけませんが、ディベーター側によっぽどの説明責任が生じている事を、指導する側は指摘する必要があるはずです。

「及び…」の部分

 前回も書きました「ディベートを指導する立場の者には、教育的な資質が必要である」とう事に関してなのですが、それは

 ディベートを指導する際には、教育的な配慮が必要

ということだと思うのです。

 先程書いたように、広く認められていないような価値観を提示するディベーターにどう接するか、というと、こちら側も相当の価値観をもって接する必要がありますよね(^^;
 ですが、相手の中に形成された価値観を頭ごなしに否定することもできません。
 ・・・教育的な配慮が必要です。
 ・・・が、こういったケースは稀でしょう(^^;

 ここで今一度「教育的な配慮とは何ぞや?」と考えてみましょう。

 こちらをご覧くださる教員の方々、今までに教室ディベートの指導に携わって下さってきた方々には、今更多くを語る必要がないとは思います(^^)。

 ところが、単純に競技として(教室ディベートではない)ディベートに取り組んできた方々や、ディベート甲子園OBOGの方々には、「後輩を指導するのに教育的な配慮なんて必要なの?」と思う人がいるかもしれません。

 ですが、前回示したように、ディベーターが『~ができない』ということを、ディベーターの何かしらの様子から把握し、それを改善するための指導方法の開発、選択ということは、非常に教育的であって、その指導にあたっては、指導の対象者に対して『できない』をことを前提に接する、という非常に高度な配慮が必要となります。

 事実、教員になるには、教育実習を必要とします。
 
生徒たちを教える経験の場では、教員と同じだけの配慮を、教育実習生には求められます

 そこから考えると、ディベートを指導するOBOGに対して行われるべき、教育実習に該当するような指導者講習会は、ありませんよね?
 
そういう場に、現役の教員も加わる事ができれば、更に良いですよね?

 すると、そういった取り組みに乏しい現状であるからこそ、教室ディベートの裾野が広がる方向には、至らずにいるのではないでしょうか?

 これではやっぱり、参加校とか、増えませんよね…。

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 ですから、この週末、東北地区で行われる教室ディベート入門セミナーの後に、指導者講習会を開きたいと考えているのです。

 集まれるメンバーは僅かなようですが、そこで少しでも、ノウハウを練り上げる作業をしたいと考えます。

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 一方で『ディベートをやってみたい』という人、更には教育現場で『ディベートを指導する立場に立つ』人はいるわけです。

 ニーズがあるわけです。

 そういう方々に、ここで練り上げたノウハウが、きちんと届くようにしなければなりませんよね。

 どうしたら適切に届けることができるのか、も、検討課題の一つです。

 それは、夜の指導者懇親会の場で、雑談的に語り合う事ができればいいのかな、と思います(^^)

 …単純に飲み屋じゃダメだな。
  ホワイトボードとかにメモなどできる状態の方が望ましいかな?

 後でTDNMLを通じて、支部長に提案してみます。

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2007.05.27

〔テーゼ〕ディベートの指導は、教育的である

 〔テーゼ〕

ディベートの指導は、教育的である

 このことを前提に、ディベートの普及は図られるべきだと考えました。
 この前提を共通に認識して活動しているのが、『全国教室ディベート連盟』であり、この前提を踏まえたディベートが『教室ディベート』と言えるかと思います。

 ディベートを指導する事自体が教育的なのですから、学校教育においてディベートを取り上げることが即、教育活動になります。実際に様々な実践が行なわれていますから、「(学校でディベートを導入しても)教育効果はない」と否定する事は難しいでしょう。

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 さてここで、上記を踏まえると発生する、更に注目すべき点は

ディベートを指導する立場の者には、教育的な資質が必要である

ということだと思います。

 ここで『教育とは何か』ということを定義付けておきますと

今までできなかったあることができるようになる

ようにすることだと思います。

 当然、ディベートの指導者は、ディベーターに対して、より良いディベートができるように指導するのですから、当り前のことを言っているような気がしますよね。

 ところが、ここで更に、『教育的な指導』を行うために、着目すべき事があります。

ディベーターが『~ができない』ということを、ディベーターのどのような様子から把握するのか?(現状の認識)

そして更に

ディベーターができないことをできるようにするには、どのような指導行えば良いか?(指導方法の開発、選択)

しかも、このディベートの指導が普及するためには

指導によって伸びるスキルは、生徒たちにとって、試合や日常生活でどのように役立つのか(指導の位置づけ)

というところまでを想定する必要があります。

 そこまで考えて初めて、『ディベート指導』をデザインすることができるのです。

 最後に挙げた(指導の位置づけ)は、ディベートの普及に関して非常に重要で、それは、教育現場にて実践の協力を得るため(参加者を得る、会場を貸してもらう、場を設定してもらう、などの有形無形な協力を得ること)に、ものすごく効果を発揮するからです。
 ですから、OBOGを含めた指導する立場に立つ多くのメンバーが、このことを強く認識し、まだディベートに出会えていない人達と接するときに、ディベートへの一定の理解を得るようになることが大切だと思います。

 逆に言えば、今まではあまり、ここまで踏み込んだ議論がなされていなかったために、ディベートの普及は“勢い”を得る事ができなかったのではないかと思います。

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 その点を何とか打破するために、現在、東北地区で来週行われる『ディベート入門セミナー』の後に、指導者の意見交換会を開こうと考えています。

 その際には、本校ディベート部と、遠くから来てくれる大館国際情報学院中高との練習試合を行い、その結果から「何ができていないのか?」「それは何から分かるのか」「ではどう指導するのか?」を考えて、実際に指導し、「結果としてスキルが上がるのか」というところまでやってみたいと思うのです。

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 その予行練習として、昨日実施した『宮城ディベート“楽しみ隊”』の第23回例会にて、同様のことを試してみたところ、やはり有意義なアイディアがたくさん出されました。

 実践報告をまとめましたのでご覧ください。

 なおこの報告は、本校のディベート部員を対象とした分析です。
 本来は、教室ディベートの普及も踏まえて、「立論が作れない」「メリット・デメリットが想定できない」「ディベートの授業が難しくて参加できない生徒がいる」などを問題点として掲げ、それをいかに解決するのか、という提示までできるのが望ましいと考えています。

 このようなノウハウを、全国で共有することが大切だと思います。

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 そして上記のことが、より高度に、より濃密に行われる実践が、本日、関東甲信越支部にてございます。

 ディベート甲子園出場用ディベート入門セミナーです。

 講師を、渡辺徹さんが務めて下さります。
 指導原案は、こちらのBlogに書かれてあります

 ディベート甲子園OBOG会も少し関与しておりまして、スタッフが何人か手伝ってくれるようです。

 こうした取り組みにて得られたノウハウが、他の支部にも伝えられる事を念願します。

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 ディベートの普及・指導に関する問題点を把握して、それを解決するプランを提示し、その教育効果が重要であると位置づけられる・・・

 ディベートの普及も、まさに『●○』に基づいた戦略が必要であるということに気がつきました。

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2007.05.03

タイトな学校生活を過ごし、そして…

徹夜で準備しました。朝のバスで、東北ディベート交流大会に行ってきます!

 会場は盛岡です。

 もしもお近くで、ディベートに取り組んでいる方がいらっしゃいましたら、どうぞ見学に来てください。

 只今AM 5:57ですが、まだ荷物がまとまっていません。更に出発準備頑張ります。では!

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2007.04.06

ディベート中級講座 in 北海道

 4月1日(日)に札幌で行なわれた、全国教室ディベート連盟北海道支部主催のディベート講座・中級講座に参加しました。

 講師を務められた北海道支部のねずみさんとT田さんが、意欲的に意見を出し合って準備された講座であることが感じられました。

 二人が提示した講座の趣旨は「(現状の私達には)反駁が足りない!」「もっと“返しの議論”を“たくさん提示”しよう」というものでした。
 そのためにまず、予想される相手の立論に対して

  1. “みんなで”、“考えられるだけ”の反駁のアイディアを出し合う
  2. 数ある反駁案の中から、実際にはどの反駁をどのような順番で行えば最も効果的かを考えて、反駁を選ぶ(スピーチ時間によって反駁の数は違うとは思います)
  3. どうしてその反駁を選んだのか、その理由を確認する。
  4. それが『チーム戦略』になる!

 これは“目からうろこ”でした!
 僕は、『チーム戦略』は第2反駁から考えると思っていたのですが、北海道で習ったのは『チーム戦略』を第1反駁から見出す、というものでした。

 例えると、「ランチに何食べたい?」と検討し始めた段階で「それ美味しい?」と聞かれても「???」となりますよね。
 そこで「ランチ“メニューが5種類ある”けど、何食べたい?」となれば「それ美味しい?」と聞かれても、それぞれの美味しさをイメージできますよね。

 つまり、どういう反駁ができるのかというアイディアを一旦リストにまとめておいた方が、その後の試合展開をイメージできる、という感じです。その中から一番有効な(美味しい?)反駁を選べば良いのです。

 そして、「1反で出された内容の趣旨をまとめるのが2反」ということも習いました。
 そうですよね。1反で出ていない内容は、2反では出せない(レイトレスポンス)のですから…。新しい議論(ニューアーギュメント)にならない、議論に即した2反にするためにも、それが大事ですよね。

 これらはかなり示唆に富んでいて、大いに参考になりました。
 機会があれば、東北にも伝えたいと思います。

 ただ、講座ではあまり触れられていなかった「相手や自分の立論の内容を短くまとめる」ことや「ターン&相手をゼロにする議論を見出す」ことのコツは『●○』にあると思いましたので、北海道の参加者の皆さんへのおみやげとして持って行って、簡単に説明させて頂きました(^^)

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 初級講座に参加した新人O君も「ディベートって面白いと再認識した!」というくらいですから、やっぱりお金と時間をかけて北海道にいった甲斐があったと、心から思いました。

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2007.03.30

予告:第6回東北ディベート交流大会 & 今日から遠征

予告

第6回東北ディベート交流大会

5月3日(木・祝)午後1時~5月4日(金・祝)午後

会場:アイーナ 岩手県民情報交流センター

詳しくは後程、東北ディベートネットワークのサイトで案内いたします。

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また、私達東北学院中高ディベート部は、今日から4泊5日(うちフェリー泊2泊)の日程で、北海道支部の春季大会及びディベート講座に参加(自費参加(^^;)して参ります。また、次の月曜日は、全員で旭山動物園を見学後、フェリーで帰ってきます。

しばらく留守にします。では、行って参ります(^^)/

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2007.03.25

スパイなんてごく小さな考えは消え去るんだっていうカミングアウト

 本日、生徒を引率し、某所でディベートをしてきました。

 議論を盗む?…そんなやましい気持ちがゼロではないのが人間なのかもしれませんが(^^ゞ、試合が始まると、そんな気持ちは完全に消え去ってしまいましたね。
 事実、肯定側も否定側も、僕たちが準備した議論と相手が提示してきた議論は、枠組みとしては大きな違いはありませんでした

 そしてですね。改めて思うわけです。

 僕はディベートが大好きだ!
 つーか、おもしろい!
 生徒たちの議論を聞いていて、ワクワクしてくる!
 新しい発見がある!
 今後の課題が見つかる!
 リサーチしなくちゃって意欲が湧いてくる!

 するとですね。その場で出された議論は、一週間で趣きが変わるほどに“進化”しているだろう…というか、進化させないとダメさ(^^;
 恐らく、対戦相手の議論だって、議論を成長させてくるでしょう。

 スパイ?…盗んでも、議論のレベルがそこに留まっていては、意味がないんですよ

 ぶつけあって、互いに自分たちの考えを提示し合って、初めて、本質的な議論の方向性が見えてくるものですね。
 そして、ジャッジはその講評の中で、望ましい議論の方向性を提案して、ディベーターに検討してもらいましょう。それが教育ディベートの神髄ですよね。

 明日(っつか今日の朝一の新幹線で)、関東甲信越の春季大会に行きます。
 良い議論にワクワクしたい。
 論題について学びを深めたい。

 やっぱり僕はディベートが好きだ。ディベートはおもしろい。

 ・・・え、知ってましたって???

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2007.03.23

関東に集うディベーターの皆さんへ

 3月25日()、関東甲信越支部の春季大会へ見学に行きます!

 特にラバーズ関係の皆さんがいましたら、昨年の高3佐藤君からラバーズを引き継ぎました、現在のラバーズBlog水曜担当の中3佐藤君(通称:マクベ)を連れて行きます。挨拶させますので、知り合いになってあげて下さい

 やはり、全国に友達ができることて、中高生の年齢の皆さんにとってとても素晴らしいことだと思いますから。

 実はマクベ君、今週の月曜日より高熱が出まして、それで定例のラバーズBlog更新ができなかったと思われます。
 ということで、私が代わりにアピールさせて頂きました。

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 また、関東在住のOBOG会の正会員の皆様、
  折角の機会ですので、年会費500円をお預かりいたします(^^)

 私を見かけましたらお気軽に声をかけて下さい。

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 その他、日頃お会い出来ない、できるだけ多くのディベーターの皆さんと、ご挨拶したいです(^^)
 そして、新しい論題での皆さんの議論、ジャッジの評価などから、政治とか選挙について更に深く学べることを期待します。

 ・・・え、スパイですって(^^;?
    そんなぁ、この時期の議論なんて、まだ、試行錯誤の入口ですよぉ(^^)

 何でしたら、ゴールデンウィークに実施予定の、東北の交流大会にどうぞお越しください(^^)/ これでお互い様ですよね(^^)?

#と、誘いをかけておきます(^^) ちなみに5月です。

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 業務連絡:曽根君
 OBOG会が現役生に、Skypeを用いた練習試合を斡旋しようという件、どこかのタイミングで打合わせをさせてもらえたら助かります。(…と書いて、これを読むほかのみんなが「え?何それ?」となる状態にしておきます(^^;。確信犯です(笑))

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2007.01.21

3人もいる!しかも4人、そして1人で計8人!

 私自身の発想のスタートが「ディベートとはマイナー競技である」っていうことです。
 過剰な期待は持たない方がいいのです。

 『宮城ディベート“楽しみ隊”』に、社会人の方をお招きしたいと考えて、「ディベートは社会に役立つ!講座」を開催しました。宮城県の中高生より、社会人の方がディベートに興味関心がありそう、と思ったからなのです。
 ディベート甲子園の全国が終わった9月から、月1回の例会を先月まで4回、やってきましたが…参加者は、本校の部員と本校のOBだけでした。生徒からは「何でお金を取るの?学校でやれば無料なのに」という意見が聞かれるくらいです(^^;

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 お昼に、本校OBの正臣君から電話がありました。
 「新聞を見た方が1名、参加されるそうです。」

 をを!

 そういえば、丸森西中学校の三浦先生から「生徒が参加するかも」という連絡があったぞ。

 ただ、本校OBのA・司君は、大学の卒論で×、新人のO君は、裁判員制度のフォーラムを聞いた後、急遽論題の変わった例会に来てくれるか?でした。(彼は司法系の進路を考えているので、裁判員制度には高い興味があるでしょうが、動物園はどうかなぁ?と思ったのでした)

 本校の部員が3人、僕、正臣君、確か丸森西のメンバーは3人、二三夫先生、電話を下さった方、久々登場の東海大山形OGのYさん…最大で11人かな?
 資料を11枚コピーしておこうかなあ・・・

 ・・・と、早速、会場近くのコンビニでコピーをとっていたところ、丸森西のメンバーから挨拶されました。「二三夫先生から話を聞いていて、心の準備はOKだったよ」と、少し余裕をかまします。しばらくして二三夫先生も登場して、少し賑やかになるかな、と思って会場へ。

 すると、会場には、初対面の方が1名。連絡を受けた方でした。
 会場案内用のホワイトボードに、例会の案内を書いていると、後ろから別な男性の方が近づいて来まして・・・え、参加して下さるの?と嬉しい驚き。
 更に会場に座っていると、もう一方女性の方が会議室に入って来て下さって…

 初対面の社会人の方が3名!

 更に、丸森西中のメンバーには、以前ディベートの指導に行ったときにいなかったメンバーが1人加わっていて4名に。
 この4名は、“楽しみ隊”例会に初参加のはず。

 更に「もしかしてこないかも」と思っていた新人O君も、遅れながら「裁判員」のフォーラム後に参加してくれました。
 合わせて“楽しみ隊”初参加の人が8名も!

 そして、うちの部員等を含め、今日の参加者、総勢15名!

 繰り返しますが、過去4ヶ月、新規参加者ゼロだった会に、3名の新規参加者が得られるという予想外の展開に、迎える側の僕と正臣君は、嬉しい驚きの衝撃と感動を受ける会となったのです!

 お互いを知らないメンバーが多く集まりましたので、「他者紹介」から開始。
 しかも、初対面のお三方は、ディベートを見たことがない、ということで、ディベートの定義から説明します。

 「ディベートは社会に役立つ!講座」は、「ディベートのコツを会議に活かす」です。

 そして「ミニディベート」として、今回は昨日お知らせした通り、論題を急遽『動物園』に変更して、「立論を聞いて理解し、その上で反論を考えるための“会議を開く”」という実践をしてみました。

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 初対面のお三方は

  • 新聞に掲載された案内を見た方(電話をされた方)
  • 市民活動サポートセンターの機関紙を見た方(男性の方)
  • “楽しみ隊”のWebサイトを見て来て下さった方

と三者三様でしたが、いずれにせよ、今回の「ディベートは社会に役立つ!講座」を案内しようと、僕と正臣君とで宣伝活動をした3つのメディアが全て活かされた形になりました。いやあ、嬉しい!

 当然理想は、今後毎月起こし頂けることなのですが、今年の私は高望みしません!お時間のある時、例会のスケジュールと皆さんの都合とが合致していて、ディベートに対して興味を持って頂けたなら、参加して下さい、という“待ちの姿勢”です。

 部活に新人が入って下さった時にも書きましたが、「模範的なディベートを追い求める活動を継続させていれば、必ずディベーターの輪は広がる!」と思います。
 ディベートの有用性を必要と感じた方々、そして「ディベートって楽しい」と思ってくれる方々に、門戸を開き続けたいと思うのです。

 継続は力なりです。
  そして、「ディベートっておもしろい」と思ってくれる人が一人でもいれば、
  力が沸いてきます!

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2007.01.20

リベンジ×リベンジ なるか?

 金曜日にかかってきたディベートに関する電話に、今回も様々な感情が沸いてきました。

 「石巻での中学生ディベート大会ですが、2月22日(木)に行いたいのですが、先生の予定は空いていますか?」

 じわじわと…。でも、すぐにいろいろと提案しました。

 何せ一昨年、私がディベートに関して説明に行ったにもかかわらず、残念ながら参加校が少ないために中止を余儀なくされた大会です。
 リベンジの気持ちが湧きます!

 この大会を再び開催できないか、関係者に相談して幾つかの方法を検討しました。
 ですが最終的には、石巻の国語の先生方のご尽力で、大会の開催にまで至りました。方々に働きかけ、参加校を募ることができた石巻の先生方のご努力に、敬意を表します。

 提案というのは「お時間があれば、こちらから出向きますので、ディベートに関して説明させて下さい」というものです。
 あら、正月に「もう出向かない」と言っておきながら(^^;
 中学生が大会において真摯にディベートに取り組み、ジャッジから講評を受けるだけでも、そこに集った中学生や教員にとって貴重な経験になります。ですが、事前にディベート、そして論題について学び、より質の高い準備を経て大会に臨む方が、大会も、中学生や教員にとっても、更に有意義な経験になります
 ただ、石巻の先生方もやっぱりお忙しそうなので、「説明のプリントのみ参加校に届ける」ということになるのかもしれませんが、月曜日に相談の上、お返事を頂戴することになっています。

 もう一つ聞いたのは、「本校が出場することが許されますか?」というものです。
 『“石巻市”中学生ディベート大会』ですから、仙台市の本校が出場することは「ちょっと…」となるかもしれません。これも、月曜日にお返事を伺えるそうです。
 ちなみに、過去に1度だけ、参加したことがあります。でも、派手に負けたのです。前部長W君が中2の時ですから、4年前ですね。彼の“触れてはいけない話題の1つ”です。
 とにかく、今の中3のメンバーには、試合の経験を積んで、自分達のスピーチでジャッジを説得できるのか、どんどんと試して欲しいと思っています。

 そして、その大会の論題が「日本は動物園を廃止すべきである。是か非か」です。
 昨年の全国大会のリベンジの時が与えられるか?

 ちなみに、全国大会以降、考えていたことがあります。
 動物園の廃止後、動物園の動物たちをどうするのか、という追加プランです。

 私は一貫して、自然に返す派です。
 動物園の廃止という論題で、入場者を入れずにそのまま飼い続ける、というプランは不自然だと思うんですが…。

 で、具体的にどうするかと言うことなのですが、今のところ

里山を主体に、適切な自然へ返す」

としたいと考えています。

#あ、これは、他校の皆さんにバレても構いません(^^;
 部員と相談して変更する場合もあるかもしれませんから。

 プランの実施に伴い、自然も整備(里山を整備)する、という発想です。
 日本全体を大きな動物園にする、という感じでしょうか。

 テレビで見たのですが、シンガポールの動物園がそんな感じで、動物達が自由に動き回っている中を人間が見学に歩く、ような作りになっているそうです。「をを、調べてみよう」と思ったのですが、残念ながらメモできていなくて(^^;

 月曜日の連絡が待ち遠しいところなのですが、早速、明日行われる『宮城ディベート“楽しみ隊”』の1月例会では、北海道・東北【共通論題】の「裁判員制度」から「動物園」に切り換えて、ディベート研究を少し行う予定です。

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2007.01.09

英語の授業で日本語ディベートが使えるじゃん!?

 「学校で英語をあんなに習っても、外国人とうまく会話ができない。」という批判がありますが、そもそも英語を習うだけでは英会話にまでは至らないのかもしれません。
 そして実は、英会話に必要なスキルは、日本語の領域にもあると考える必要がありそうです。

 下記の新聞記事を見て僕は、新しいアイディアが生まれそうな嬉しい衝撃的な感動を得たのでした。

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河北新報2006年12月1日
東京コミュニティースクール校長:市川 力「使いたい!使えない?英語」

「『英語は苦手だ、使え合い」と感じる最大の理由は、普段日本語で行なっている会話と同じように英語を操りたいのに、それが思うようにできないからだろう。しかし、母国語での会話と外国語で行なう会話とでは、頭のはたらかせ方が全く異なるということを理解してほしい。
(中略)
 よく言われるように、英語の会話では何をするかしないかをはっきり表明し、続いてなぜそう言う判断をしたかを述べるという文章構造が多い。例えば、山と海のどちらかに行きたいかを尋ねられたとき、日本語では無意識に『山かな…』と答えるだけ出終わっても何もおかしくはない。
 ところが英語の会話では『Mountain is better because we can pick up mushrooms』のように答えることが多い。そこで、日本語でも『山がいいね。だって、キノコ狩りができるから』と、判断の根拠まできちんと述べる習慣を身に付けるように心掛けるのである。
 英単語、基本フレーズ、文法が頭に入っていても、いざ英語を使う場面に直面すると言葉が出なくて頭の中が固まってしまいがちだ。それは、日本語では普段行なっていない思考方法を迫られるせいだ。日常的に英語と触れる機会の少ない中で英語力を高めるためには、日本語の会話を活用して英語型の思考訓練をすることがどうしても必要になってくる。」
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 あれ…?
 いつも耳にする【根拠を述べる】という言葉が登場してきましたよ。

 【判断の根拠まできちんと述べる習慣を身につける】
  ↓
 【日本語の会話を活用して英語型の思考訓練をすることが必要】

  ↓
 日本語ディベート??

 これをうまく活用すれば、英語の授業で日本語の簡易ディベートに取り組み、それを元に英語で簡単なディベート風なやり取りをさせる、なんて授業ができるのでは?

 中学生でも流暢な英語ディベートに取り組む授業が可能ですが、そこまでいなかくても、【思考訓練】+【スピーチ練習】=〔話せる英語〕となりそうな気がします。

 引用文にある例のように、本当に簡易で短い内容や表現で英語&日本語の訓練をすることにすれば、中学生、あるいは小学生でもできそうです!

 これは授業開発の価値があると思うのですが
 どなたか取り組みませんか?>教室ディベート連盟関係者及び英語の先生方

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2007.01.04

論題案「日本はホワイトカラー・イグゼンプション制度を推進すべきである」

 厚生労働相が検討している、時間外労働賃金の支払義務を免除する、アメリカでの制度です。

 僕の友人がmixi日記で書いていたり、うちの妻も関心示すくらいです。

 現在の政府が構造改革推進と言って、いろいろな制度が検討されていますが、きっちりとデメリットが発生しそうなので、ディベートにはもってこいかもしれませんね(^^;

#そんなことでいいのかよ>政府

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 この制度のメリットやデメリットについて簡単に、、『Debateフィードバック掲示板』の専用スレッドにまとめました。
 その他、メリットやデメリットに関する補足情報、更にはこの論題がディベートに向いているか否かなど、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうぞ専用スレッドへの書き込みをお願いいたします。m(__)m

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追伸:1月4日の普通の日記

  • 今日から高3の物理の講習、再開。午前中から学校へ。
  • 担任としての仕事、ちゃんとする。
  • 組合会計としての仕事のためにろうきんへ。そこでちょっとミス(^^;ぁ~ぁ。
  • こちらから出していない人からの年賀状が多数届いてビックリ!
    用意した年賀状が底をつきそう。
    夫婦会わせて今年は240枚。来年は260枚は必要かも…。

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2007.01.03

音声データ「裁判員制度」~'06東北ディベート交流研集会

 昨年末に行なわれた『第4回東北ディベート交流研集会』で行なわれた練習試合の決勝戦を、ICレコーダーで記録したデータを加工し、公開する作業を、新年最初のディベート作業として行ないました(^^)/

 こちらです → http://www.debate.shadow.ne.jp/tdn/voice/saibanin/

 また、アフターディベートとして、幅広く講評や判定意見を寄せて頂くために、『ゼロからのディベート』中の『Debateフィードバック掲示板』に、音声データのアフターディベートを行なうスレッドを作成しました。また、今回アップしたデータ専用のスレッドも作成しました。

 今回、MP3形式のファイルのほかに、WMA形式で音声品質:19Kbpsのデータも併せて作成して公開しました。MP3の8分の1のサイズでダウンロードしやすいかと思いますが、間違いなく音質は低下しています。アクセスされる方はどんな感じでしょうか?ユーザーの感想を専用のスレッドで伺わせて頂けると幸いです

 今後はネット上に、様々に音声データが公開されていくだろうと…期待しているのですが、それらのディベートに関して、聞き手の感想を幅広く寄せて頂けると、ディベートの質的向上に間違いなく寄与すると思うのです。

 例えば、ディベート甲子園の地区予選にはまだ早いような段階のディベートの音声データなどは、互いにどんどんと公開するようにしてはどうでしょうか?

 音声データの加工方法は難しくないのですが、詳しく聞きたいという方がいるようでしたら、後程まとめてWeb上に公開しますので、御用命下さい。

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